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公開番号2025101018
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-07
出願番号2023217558
出願日2023-12-25
発明の名称3Dデータ復号装置および3Dデータ符号化装置
出願人シャープ株式会社
代理人個人
主分類H04N 19/91 20140101AFI20250630BHJP(電気通信技術)
要約【課題】算術符号化方式を用いた3Dデータの符号化・復号において、ベースメッシュの符号化・復号処理時間を削減するとともに、3Dデータを高品質に符号化・復号することを目的とする。
【解決手段】
符号化データを復号する3Dデータ復号装置において、上記符号化データからベースメッシュ頂点位置の予測位置を導出するメッシュ予測部と、予測残差を算術復号する算術復号部を備え、上記算術復号部は、上記予測残差の各次元に対応する上記符号化データ毎にバイトアラインしながら復号し、上記予測位置と上記予測残差を加算し上記ベースメッシュ頂点位置を導出することを特徴とする。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
符号化データを復号する3Dデータ復号装置において、上記符号化データからベースメッシュ頂点位置の予測位置を導出するメッシュ予測部と、予測残差を算術復号する算術復号部を備え、
上記算術復号部は、上記予測残差の各次元に対応する上記符号化データ毎にバイトアラインしながら復号し、上記予測位置と上記予測残差を加算し上記ベースメッシュ頂点位置を導出することを特徴とする3Dデータ復号装置。
続きを表示(約 390 文字)【請求項2】
上記算術復号部は、上記各次元に対応する上記符号化データのオフセットを復号し、上記オフセットに基づき上記各次元に対応する上記符号化データを並列に復号することを特徴とする請求項1に記載の3Dデータ復号装置。
【請求項3】
3Dデータを符号化する3Dデータ符号化装置において、ベースメッシュ頂点位置の予測位置を導出するメッシュ予測部と、予測残差を算術符号化する算術符号化部を備え、
上記算術符号化部は、上記予測残差の各次元に対応する上記符号化データ毎にバイトアラインしながら符号化することを特徴とする3Dデータ符号化装置。
【請求項4】
上記算術符号化部は、上記各次元に対応する上記符号化データを並列に符号化し、上記各次元に対応する上記符号化データのオフセットを符号化することを特徴とする請求項3に記載の3Dデータ符号化装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、3Dデータ符号化装置および3Dデータ復号装置に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
3Dデータを効率的に伝送または記録するために、3Dデータを2次元画像に変換し、動画像符号化方式で符号化し、符号化データを生成する3Dデータ符号化装置、および、当該符号化データから2次元画像を復号して、3Dデータを再構成する3Dデータ復号装置がある。
【0003】
具体的な3Dデータ符号化方式としては、例えば、MPEG-IのISO/IEC 23090-5 V3C (Volumetric Video-based Coding) and V-PCC (Video-based Point Cloud Compression)が挙げられる。V3Cは、点の位置と属性情報から構成されるポイントクラウドを符号化、復号することができる。さらに、ISO/IEC 23090-12 (MPEG Immersive Video、MIV)及び標準化中のISO/IEC 23090-29 (Video-based Dynamic Mesh Coding、V-DMC)により、多視点映像、メッシュ映像の符号化、復号にも利用される。V-DMC方式は、非特許文献1に最新のドラフト文書が開示されている。
【0004】
これら3Dデータ符号化方式では、3Dデータを構成するジオメトリやアトリビュートを画像としてH.265/HEVC (High Efficiency Video Coding)、H.266/VVC (Versatile Video Coding)のような動画像符号化方式を用いて符号化・復号する。
【0005】
点群の場合には、ジオメトリ画像は投影面へのデプスであり、アトリビュート画像は、アトリビュートを投影面に投影された画像である。
【0006】
非特許文献1のような3Dデータ(メッシュ)は、ベースメッシュ、メッシュ変位、テクスチャマッピング画像から構成される。ベースメッシュの符号化はDracoのような頂点符号化方式が利用できる。メッシュ変位の符号化は、メッシュ変位を2次元化したメッシュ変位画像を動画コーデックで符号化する方法のほか、算術符号化により直接符号化する方法がある。テクスチャマッピング画像は、アトリビュート画像として動画コーデックで符号化する。動画コーデックは上述のHEVC、VVCを用いることができる。
【先行技術文献】
【非特許文献】
【0007】
WD 5.0 of V-DMC (MDS23318_WG07_N00744_clean), ISO/IEC JTC 1/SC 29/WG 7 N0744, October 2023
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
非特許文献1における3Dデータ符号化方式では、3Dデータ(メッシュ)を構成するメッシュ変位(メッシュ変位配列、メッシュ変位画像)メッシュ動き情報、ベースメッシュ、を、算術符号化方式を用いて符号化・復号することができる。メッシュ変位、メッシュ動き情報、ベースメッシュを算術符号化する場合、頂点数に応じて処理時間が増大するという課題がある。
【0009】
本発明は、算術符号化方式を用いた3Dデータの符号化・復号において、ベースメッシュの符号化・復号処理時間を削減するとともに、3Dデータを高品質に符号化・復号することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る3Dデータ復号装置は、符号化データを復号する3Dデータ復号装置において、上記符号化データからベースメッシュ頂点位置の予測位置を導出するメッシュ予測部と、予測残差を算術復号する算術復号部を備え、上記算術復号部は、上記予測残差の各次元に対応する上記符号化データ毎にバイトアラインしながら復号し、上記予測位置と上記予測残差を加算し上記ベースメッシュ頂点位置を導出することを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)

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