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公開番号
2025101329
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-07
出願番号
2023218106
出願日
2023-12-25
発明の名称
プロテクタ及びワイヤハーネス
出願人
矢崎総業株式会社
代理人
弁理士法人栄光事務所
主分類
H02G
3/04 20060101AFI20250630BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約
【課題】複雑な配索経路を有していても、コストが抑えられ、しかも、電線束へ容易に装着させることが可能なプロテクタ及びそれを備えたワイヤハーネスを提供する。
【解決手段】底壁部21の両側縁に側壁部22,23が立設されて電線束1を収容する収容部24が形成された本体部20と、本体部20を構成する側壁部22及び他方の側壁部23の縁部に回動可能に連設され、収容部24を開いた開状態と収容部24を閉じた閉状態とに配置されるカバー部51,55と、カバー部51,55を側壁部22,23に対して回動可能に連設させるヒンジ52A,52B,56A,56Bと、を有し、カバー部51,55は、ヒンジ52A,52B,56A,56Bによって、平面視で本体部20の延在方向に対して傾斜する回動軸線Xa,Xbを中心に本体部20に対して回動可能に連設されている。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
電線束に装着されて前記電線束を保護するプロテクタであって、
底壁部の両側縁に側壁部が立設されて前記電線束を収容する収容部が形成された本体部と、
前記本体部を構成するいずれかの側壁部の縁部に回動可能に連設され、前記収容部を開いた開状態と前記収容部を閉じた閉状態とに配置されるカバー部と、
前記カバー部を前記側壁部に対して回動可能に連設させるヒンジと、
を有し、
前記カバー部は、前記ヒンジによって、平面視で前記本体部の延在方向に対して傾斜する回動軸線を中心に前記本体部に対して回動可能に連設されている、
プロテクタ。
続きを表示(約 290 文字)
【請求項2】
前記ヒンジは、前記カバー部の前記開状態において、前記本体部の前記側壁部と直交する方向へ延在する一対の支持板部と、これらの支持板部の間に設けられた回動部とを有する、
請求項1に記載のプロテクタ。
【請求項3】
前記本体部は、前記ヒンジによる前記カバー部の連設側と反対側に、車両の被取付部に取り付けるための取付部を有する、
請求項1に記載のプロテクタ。
【請求項4】
請求項1から3のいずれか一項に記載のプロテクタと、
前記プロテクタが装着された電線束と、
を有する、
ワイヤハーネス。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、プロテクタ及びワイヤハーネスに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
例えば、自動車等の車両に配索されるワイヤハーネスは、電線束を覆って保護するプロテクタを有し、このプロテクタを車両のボディやドアなどの固定箇所に固定することにより配索される。
【0003】
このプロテクタとしては、図5に示すように、電線束1を収容する収容部を有するU字状の本体部2と、この本体部2を構成する一方の側壁部3の上縁にヒンジ4によって一体に連設されたカバー部5と、を有するものがある(例えば、特許文献1~3参照)。このプロテクタでは、本体部2に電線束1を収容した状態でカバー部5をヒンジ4で回動させて本体部2の上部を塞ぎ、ヒンジ4と反対側の側壁部3で本体部2にカバー部5の縁部を係止させてロックする。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2016-119740号公報
特開2012-170263号公報
特開2004-357415号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上記構造のプロテクタでは、本体部2に対してカバー部5を回動可能に連結するヒンジ4は、その回動軸線が本体部2の延在方向に対して平行とされる。これにより、ヒンジ4によってカバー部5を無理なく回動させて本体部2の収容部の上部を開閉させる構造となっている。
【0006】
ところで、ワイヤハーネスの配索経路の複雑化に伴い、プロテクタの途中に屈曲部を設ける場合がある。このような場合、本体部2も屈曲した形状となるため、本体部2に対してヒンジ4の回動軸線を平行にすると、カバー部5を開いた状態で、平面視においてカバー部5の一部が本体部2に重なってしまい、金型による成形が困難となる。したがって、この場合、カバー部5を本体部2とは別体とし、本体部2の収容部に電線束1を収容させて別体のカバー部5を本体部2に装着することとなる。このため、プロテクタのコストが嵩んでしまうとともに、電線束1へのプロテクタの装着作業も煩雑となる。
【0007】
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、複雑な配索経路を有していても、コストが抑えられ、しかも、電線束へ容易に装着させることが可能なプロテクタ及びそれを備えたワイヤハーネスを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明の上記目的は、下記構成により達成される。
【0009】
電線束に装着されて前記電線束を保護するプロテクタであって、
底壁部の両側縁に側壁部が立設されて前記電線束を収容する収容部が形成された本体部と、
前記本体部を構成するいずれかの側壁部の縁部に回動可能に連設され、前記収容部を開いた開状態と前記収容部を閉じた閉状態とに配置されるカバー部と、
前記カバー部を前記側壁部に対して回動可能に連設させるヒンジと、
を有し、
前記カバー部は、前記ヒンジによって、平面視で前記本体部の延在方向に対して傾斜する回動軸線を中心に前記本体部に対して回動可能に連設されている、プロテクタ。
【0010】
上記のプロテクタと、
前記プロテクタが装着された電線束と、
を有する、ワイヤハーネス。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)
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