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公開番号2025101704
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-07
出願番号2024042345,2023217998
出願日2024-03-18,2023-12-25
発明の名称平屋住宅
出願人ミサワホーム株式会社
代理人個人
主分類E04H 1/02 20060101AFI20250630BHJP(建築物)
要約【課題】家族の様子を確認しやすくしつつ、仕事や作業に集中しやすい環境を形成する。
【解決手段】第一層居室16の天井16aは、上部空間が勾配屋根7まで吹き抜けていて、第二層部屋22側の端部から第二層部屋22とは反対側に下がっていく勾配天井16aとなっており、第二層部屋22の天井は、第一層居室16の勾配天井16aの上端部に接続されて、第一層居室16とは反対側に水平方向に広がる水平天井となっており、第二層部屋22は、第一層居室16の上部空間との間に設けられた第二層仕切壁23,24によって第一層居室16の上部空間と仕切られ、第二層仕切壁23,24には、上端縁が水平天井と略等しい高さ位置に設定された少なくとも一つの第二層開口部23a,24aが形成されている。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
第一床によって床が構成された第一層と、前記第一層よりも半層高い位置に設けられた第二床によって床が構成された第二層と、を含んで構成された住宅本体と、前記住宅本体の上に設けられた勾配屋根と、を備えた平屋住宅において、
前記住宅本体は、
前記第一層に設けられた第一層居室と、
前記第二層に設けられて前記第一層居室の上部空間に面する第二層部屋と、を備え、
前記第一層居室の上部空間が前記勾配屋根まで吹き抜けていて、前記第一層居室の天井は、前記第二層部屋側の端部から前記第二層部屋とは反対側に下がっていく勾配天井となっており、
前記第二層部屋の天井は、前記第一層居室の前記勾配天井の上端部に接続されて、前記第一層居室とは反対側に水平方向に広がる水平天井となっており、
前記第二層部屋は、前記第一層居室の上部空間との間に設けられた第二層仕切壁によって前記第一層居室の上部空間と仕切られ、
前記第二層仕切壁には、上端縁が前記水平天井と略等しい高さ位置に設定された少なくとも一つの第二層開口部が形成されていることを特徴とする平屋住宅。
続きを表示(約 1,100 文字)【請求項2】
請求項1に記載の平屋住宅において、
前記第二層部屋は、平面視において前記第一層居室の長手方向一端部に隣接して配置され、
前記第二層仕切壁は、
前記第一層居室の長手方向一端部に面する第一仕切壁と、
平面視において前記第一仕切壁と直交して配置された第二仕切壁と、を有し、
前記第二仕切壁は、前記第一仕切壁のうち前記第一層居室の長手方向他端部側に位置する端部に設けられており、
前記第二層開口部は、前記第一仕切壁と前記第二仕切壁の双方に形成されていることを特徴とする平屋住宅。
【請求項3】
請求項2に記載の平屋住宅において、
前記第一床と前記第二床とを接続する階段が、前記第二仕切壁に隣接して設けられていることを特徴とする平屋住宅。
【請求項4】
請求項1から3のいずれか一項に記載の平屋住宅において、
前記第一層居室は、前記勾配天井の下端部側に位置して屋外空間に面する第一層外壁を有し、当該第一層外壁には、前記第一層居室と前記屋外空間とを連通する第一掃き出し窓が設けられ、
前記第二層仕切壁と前記第一層外壁は対向して配置されていることを特徴とする平屋住宅。
【請求項5】
請求項4に記載の平屋住宅において、
前記住宅本体は、前記第一層外壁に隣接して設けられるとともに、前記第一掃き出し窓を通じて前記第一層居室との行き来が可能とされた前記屋外空間としてのアウトドアリビングを更に備え、
前記アウトドアリビングは、前記第一掃き出し窓の屋外側に位置し、床面の高さが前記第一層居室の床と略等しい高さに設定されたメイン床部を有していることを特徴とする平屋住宅。
【請求項6】
請求項5に記載の平屋住宅において、
前記第一層外壁には、前記第一掃き出し窓に隣り合って第二掃き出し窓が設けられ、
前記アウトドアリビングは、前記第二掃き出し窓の屋外側に位置し、床面の高さが前記第一層居室の床と略等しい高さに設定されたサブ床部を有し、当該サブ床部は、前記メイン床部と一体的に設けられていることを特徴とする平屋住宅。
【請求項7】
請求項5に記載の平屋住宅において、
前記第一層外壁には、前記第一掃き出し窓に隣り合って腰高窓が設けられ、当該腰高窓の屋外側には前記アウトドアリビングがない状態となっていることを特徴とする平屋住宅。
【請求項8】
請求項1に記載の平屋住宅において、
前記第二床は、前記第一床における一部の上方に設けられ、前記第一床と前記第二床との間は低天井収納空間とされていることを特徴とする平屋住宅。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、平屋住宅に関する。
続きを表示(約 2,400 文字)【背景技術】
【0002】
近年、省エネやワークライフバランス、感染症対策等を目的とし、様々な企業においても、また社会的にも在宅ワークが推奨されているため、住宅内に在宅ワークを行うことが可能な作業スペースを設ける需要が高まっている。
特許文献1には、2階の一画に、作業机や本棚が備え付けられた作業スペースを備えた住宅が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-077330号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来の住宅は、作業スペースが2階の一画に配置され、出入口の建具を閉じることで他の屋内スペースとの間で相互に視認不能な状態となるため、作業に集中しやすい環境を形成できるようになっている。ところが、他の屋内スペースから視覚的にも空間的にも隔離されてしまうため、家族の様子を確認しづらいという問題があった。そうかと言って、例えば作業スペースが、家族が日常的に過ごす場所と同一階に設けられていると、家族同士でコミュニケーションをとりやすい反面、作業に集中しづらくなるという問題があった。
【0005】
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、家族の様子を確認しやすくしつつ、仕事や作業に集中しやすい環境を形成することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
請求項1に記載の発明は、例えば図1~図9に示すように、第一床によって床が構成された第一層3aと、前記第一層3aよりも半層高い位置に設けられた第二床によって床が構成された第二層3bと、を含んで構成された住宅本体3と、前記住宅本体3の上に設けられた勾配屋根7と、を備えた平屋住宅において、
前記住宅本体3は、
前記第一層3aに設けられた第一層居室16と、
前記第二層3bに設けられて前記第一層居室16の上部空間に面する第二層部屋22と、を備え、
前記第一層居室16の上部空間が前記勾配屋根7まで吹き抜けていて、前記第一層居室16の天井16aは、前記第二層部屋22側の端部から前記第二層部屋22とは反対側に下がっていく勾配天井16aとなっており、
前記第二層部屋22の天井は、前記第一層居室16の前記勾配天井16aの上端部に接続されて、前記第一層居室16とは反対側に水平方向に広がる水平天井となっており、
前記第二層部屋22は、前記第一層居室16の上部空間との間に設けられた第二層仕切壁23,24によって前記第一層居室16の上部空間と仕切られ、
前記第二層仕切壁23,24には、上端縁が前記水平天井と略等しい高さ位置に設定された少なくとも一つの第二層開口部23a,24aが形成されていることを特徴とする。
【0007】
請求項1に記載の発明によれば、第一床によって床が構成された第一層3aと、第一層3aよりも半層高い位置に設けられた第二床によって床が構成された第二層3bと、を含んで構成された住宅本体3が、第一層3aに設けられた第一層居室16と、第二層3bに設けられて第一層居室16の上部空間に面する第二層部屋22と、を備えているので、第二層部屋22は、第一層居室16よりも半層高い位置に設けられることになる。これにより、第二層部屋22は、第一層居室16とは異なる層に設けられることになるため、例えば第二層部屋22と第一層居室16とが同一層に設けられる場合に比して、第二層部屋22を作業スペースとして利用した場合に仕事や作業に集中しやすくなる。そして、第二層部屋22は、第一層居室16の上部空間との間に設けられた第二層仕切壁23,24によって第一層居室16の上部空間と仕切られ、第二層仕切壁23,24には少なくとも一つの第二層開口部23a,24aが形成されているので、第二層部屋22から、第二層開口部23a,24aを通じて第一層居室16を視認でき、家族の様子を確認しやすくなる。
【0008】
請求項2に記載の発明は、例えば図4,図5,図9に示すように、請求項1に記載の平屋住宅2において、
前記第二層部屋22は、平面視において前記第一層居室16の長手方向一端部に隣接して配置され、
前記第二層仕切壁23,24は、
前記第一層居室16の長手方向一端部に面する第一仕切壁23と、
平面視において前記第一仕切壁23と直交して配置された第二仕切壁24と、を有し、
前記第二仕切壁24は、前記第一仕切壁23のうち前記第一層居室16の長手方向他端部側に位置する端部に設けられており、
前記第二層開口部23a,24aは、前記第一仕切壁23と前記第二仕切壁24の双方に形成されていることを特徴とする。
【0009】
請求項2に記載の発明によれば、第二層開口部23a,24aは、平面視において直交する第一仕切壁23と第二仕切壁24の双方に形成されているので、第一仕切壁23に形成された第二層開口部23aからは第一層居室16の長手方向一端部側に視線を向けやすく、第二仕切壁24に形成された第二層開口部24aからは第一層居室16の長手方向他端部側に視線を向けやすくなる。これにより、第二層部屋22から、双方の第二層開口部23a,24aを通じて第一層居室16を全体的に視認でき、家族の様子をより一層確認しやすくなる。
【0010】
請求項3に記載の発明は、例えば図3~図5,図8,図9に示すように、請求項2に記載の平屋住宅2において、
前記第一床と前記第二床とを接続する階段20が、前記第二仕切壁24に隣接して設けられていることを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)

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