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公開番号
2025102675
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-08
出願番号
2024205863,2023219143
出願日
2024-11-27,2023-12-26
発明の名称
住宅
出願人
ミサワホーム株式会社
代理人
個人
主分類
E04H
1/02 20060101AFI20250701BHJP(建築物)
要約
【課題】環境性能の高い住まいを実現しつつ、上下階間で家族の視線が通るような空間的なつながりを確保する。
【解決手段】第一下階部屋23は、傾斜屋根7の直下に位置して傾斜屋根まで吹き抜けていて、第一下階部屋における屋外空間に隣接する外壁5には屋外側開口部5aが形成され、第二下階部屋24は、第一下階部屋と連続する空間として形成され、第一下階部屋と第二下階部屋との間は第一屋内側開口部とされ、上階部屋46は、第一下階部屋の上部空間に面する仕切壁46aを有し、仕切壁には、上階部屋と上部空間を連通する第二屋内側開口部46bが形成され、第一屋内側開口部は、下階床から第二下階部屋の天井までの高さに設定され、第一屋内側開口部の上端部の高さ位置は、屋外側開口部の上端部の高さ位置よりも低く設定され、第二屋内側開口部の下端部の高さ位置と、屋外側開口部の上端部の高さ位置は略等しい。
【選択図】図7
特許請求の範囲
【請求項1】
下階と上階とを有する住宅本体と、前記住宅本体における前記上階の上に設けられた傾斜屋根と、を備えている住宅であって、
前記住宅本体の前記下階には、屋外空間に隣接して配置される第一下階部屋と、前記屋外空間に対して奥まって配置されるとともに前記第一下階部屋に隣接して配置される第二下階部屋と、が設けられており、
前記住宅本体の前記上階には、前記第二下階部屋の上方に位置する上階部屋が設けられており、
前記第一下階部屋は、前記傾斜屋根の直下に位置し、当該第一下階部屋の上部空間は前記傾斜屋根まで吹き抜けていて、さらに、当該第一下階部屋における前記屋外空間に隣接する外壁には屋外側開口部が形成されており、
前記第二下階部屋は、前記第一下階部屋と連続する空間として形成されていて、これら第一下階部屋と第二下階部屋との間は、前記第一下階部屋と前記第二下階部屋との間を行き来するための第一屋内側開口部とされており、
前記上階部屋は、前記第一下階部屋の前記上部空間に面する仕切壁を有し、当該仕切壁には、前記上階部屋と前記上部空間とを連通する第二屋内側開口部が形成されており、
前記第一屋内側開口部は、下階床から前記第二下階部屋の天井までの高さに設定されていて、当該第一屋内側開口部の上端部の高さ位置は、前記屋外側開口部の上端部の高さ位置よりも低く設定され、
前記第二屋内側開口部の下端部の高さ位置と、前記屋外側開口部の上端部の高さ位置は略等しく設定されていることを特徴とする住宅。
続きを表示(約 690 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の住宅において、
前記第二屋内側開口部に設置される窓装置は、少なくとも一部が開閉可能に構成されていることを特徴とする住宅。
【請求項3】
請求項1に記載の住宅において、
前記傾斜屋根の軒先部は、前記屋外側開口部の上端部よりも上方に位置していることを特徴とする住宅。
【請求項4】
請求項1に記載の住宅において、
前記第一下階部屋及び前記上階部屋は、前記傾斜屋根における同一の屋根面の下方に位置しており、
前記第一下階部屋は勾配天井とされ、
前記上階部屋の天井は、少なくとも前記仕切壁の近傍が勾配天井とされていて、当該上階部屋の勾配天井は、前記第一下階部屋における前記勾配天井の延長線上に設けられていることを特徴とする住宅。
【請求項5】
請求項4に記載の住宅において、
前記第二屋内側開口部の上端部の高さ位置は、前記第一下階部屋における前記勾配天井の上端部及び前記上階部屋における前記勾配天井の下端部の高さ位置と略等しく設定されていることを特徴とする住宅。
【請求項6】
請求項1に記載の住宅において、
前記住宅本体は、前記第一下階部屋の屋外側に隣接して設けられるとともに、前記外壁に形成された前記屋外側開口部を通じて前記第一下階部屋との行き来が可能とされた前記屋外空間としてのアウトドアリビングを更に備えており、
前記屋外側開口部の下端部の高さ位置は、前記下階床の高さ位置と略等しく設定されていることを特徴とする住宅。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、住宅に関する。
続きを表示(約 2,100 文字)
【背景技術】
【0002】
従来、戸建て住宅においては、居住空間が、上下方向に層が重なり、かつ、下層と上層との間で行き来自在とされた構成となっている場合が多くある。
特許文献1に記載の住宅は、2階建ての戸建て住宅であり、階段を通じて1階と2階との間で行き来が自在となっている。また、1階には、家族が日常的に過ごす場所として利用されるリビングやダイニング等の居室が設けられ、2階には家族が個室として利用する寝室や作業スペースが設けられている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-077330号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところが、従来の住宅は、1階と2階との間で行き来自在となっているものの、1階に居る住人と、2階に居る住人との間で視線が通るわけではなく、空間的なつながりが十分ではなかった。一方で、近年は、在宅勤務の拡大等により家で過ごす時間が増えたことから、個人個人の時間を確保することも重要視されている。
さらに、近年は、例えばZEH(Net Zero Energy House)住宅のように、環境性能の高い住宅が求められている。
【0005】
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、環境性能の高い住まいを実現しつつ、上下階間で家族の視線が通るような空間的なつながりを確保できるようにすることである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
請求項1に記載の発明は、例えば図1~図12に示すように、下階と上階とを有する住宅本体3と、前記住宅本体3における前記上階の上に設けられた傾斜屋根7と、を備えている住宅2であって、
前記住宅本体3の前記下階には、屋外空間(アウトドアリビング11)に隣接して配置される第一下階部屋23(リビングルーム23)と、前記屋外空間に対して奥まって配置されるとともに前記第一下階部屋23に隣接して配置される第二下階部屋24(ダイニングルーム24)と、が設けられており、
前記住宅本体3の前記上階には、前記第二下階部屋24の上方に位置する上階部屋46(第一部屋46)が設けられており、
前記第一下階部屋23は、前記傾斜屋根7の直下に位置し、当該第一下階部屋23の上部空間は前記傾斜屋根7まで吹き抜けていて、さらに、当該第一下階部屋23における前記屋外空間に隣接する外壁5(第二外壁5)には屋外側開口部5a(第三開口部5a)が形成されており、
前記第二下階部屋24は、前記第一下階部屋23と連続する空間として形成されていて、これら第一下階部屋23と第二下階部屋24との間は、前記第一下階部屋23と前記第二下階部屋24との間を行き来するための第一屋内側開口部とされており、
前記上階部屋46は、前記第一下階部屋23の前記上部空間に面する仕切壁46aを有し、当該仕切壁46aには、前記上階部屋46と前記上部空間とを連通する第二屋内側開口部46b(第一開口部46b)が形成されており、
前記第一屋内側開口部は、下階床から前記第二下階部屋24の天井までの高さに設定されていて、当該第一屋内側開口部の上端部の高さ位置は、前記屋外側開口部5aの上端部の高さ位置よりも低く設定され、
前記第二屋内側開口部46bの下端部の高さ位置と、前記屋外側開口部5aの上端部の高さ位置は略等しく設定されていることを特徴とする。
【0007】
請求項2に記載の発明は、例えば図7,図8に示すように、請求項1に記載の住宅2において、
前記第二屋内側開口部46bに設置される窓装置は、少なくとも一部が開閉可能に構成されていることを特徴とする。
【0008】
請求項3に記載の発明は、例えば図3,図7に示すように、請求項1に記載の住宅2において、
前記傾斜屋根7の軒先部8aは、前記屋外側開口部5aの上端部よりも上方に位置していることを特徴とする。
【0009】
請求項4に記載の発明は、例えば図1~図7に示すように、請求項1に記載の住宅2において、
前記第一下階部屋23及び前記上階部屋46は、前記傾斜屋根7における同一の屋根面7b(8)の下方に位置しており、
前記第一下階部屋23の天井は勾配天井23aとされ、
前記上階部屋46の天井は、少なくとも前記仕切壁46aの近傍が勾配天井とされていて、当該上階部屋46の勾配天井は、前記第一下階部屋23における前記勾配天井23aの延長線上に設けられていることを特徴とする。
【0010】
請求項5に記載の発明は、例えば図7に示すように、請求項1に記載の住宅2において、
前記第二屋内側開口部46bの上端部の高さ位置は、前記第一下階部屋23における前記勾配天井23aの上端部及び前記上階部屋46における前記勾配天井の下端部の高さ位置と略等しく設定されていることを特徴とする。
(【0011】以降は省略されています)
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