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公開番号
2025102279
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-08
出願番号
2023219623
出願日
2023-12-26
発明の名称
弁装置及び送液システム
出願人
テルモ株式会社
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
A61M
39/22 20060101AFI20250701BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】輸液の供給の停止を行う必要が生じた場合に、自動的に輸液の供給を停止する弁装置及びこれを用いた輸液システムを提供する。
【解決手段】弁装置100は、流路90の弁部2と、弁部2を閉じて流路90を閉鎖する閉止部1と、弁部2を開き、流路を開通させる保持部3と、を備え、保持部3は、閉止部1が装着される座部30と、閉止部1が座部30に装着された状態で、弁部2を開いた状態に保持する係合部31と、を有する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
流路の弁部と、
前記弁部を閉じて前記流路を閉鎖する閉止部と、
前記弁部を開き、前記流路を開通させる保持部と、を備え、
前記保持部は、
前記閉止部が装着される座部と、
前記閉止部が前記座部に装着された状態で、前記弁部を開いた状態に保持する係合部と、を有する弁装置。
続きを表示(約 850 文字)
【請求項2】
前記弁部は、前記弁部を閉じる方向に付勢する弾性部を有し、
前記保持部は、前記弾性部の付勢力に抗して前記弁部を開く請求項1に記載の弁装置。
【請求項3】
前記弁部は、前記座部に装着された状態で前記係合部と係合する被係合部を有し、
前記被係合部は、前記係合部と係合した状態で、前記弁部を開く請求項1に記載の弁装置。
【請求項4】
前記座部は板状に形成されており、前記係合部は、前記座部の板面から延出する凸部であり、
前記被係合部は、前記凸部が嵌り込む穴部である請求項3に記載の弁装置。
【請求項5】
前記保持部を固定対象に固定するための固定部を更に備えた請求項1に記載の弁装置。
【請求項6】
前記弁部の開閉状態が変化した場合に報知する報知部を更に備えた請求項1に記載の弁装置。
【請求項7】
前記弁部の開閉状態が変化した場合に、当該変化を報知する信号を送出する通信部を更に備えた請求項1に記載の弁装置。
【請求項8】
前記弁部は、前記流路を有するチューブを挟持して前記流路を閉鎖する挟持部を有し、
前記保持部は、前記挟持部を開き、前記チューブを開放して開通させる請求項1から7の何れか一項に記載の弁装置。
【請求項9】
請求項1から7の何れか一項に記載の弁装置と、
前記流路を通流する液体の通流状態を監視する通液監視装置と、を備え、
前記通液監視装置は、前記液体の通流が停止した場合に、通液停止を報知する送液システム。
【請求項10】
請求項8に記載の弁装置と、
前記弁装置に装着され、前記流路を有するチューブと、
前記チューブを通流する液体の通流状態を監視する通液監視装置と、を備え、
前記通液監視装置は、前記液体の通流が停止した場合に、通液停止を報知する送液システム。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、弁装置及び送液システムに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
血管に接続されるカテーテルや、皮下埋め込み型中心静脈ポート(CVポート)に接続され、これらカテーテルやポートを介して輸液を血管に供給する流路(例えば、輸液用のチューブ)には、医療チューブ用のクレンメやクランプと称される弁装置が装着される。この弁装置は、輸液の供給と停止とを切り替えるために使用される。
【0003】
特許文献1には、規制部材の移動のしやすさを向上させることができる医療チューブ用クランプが開示されている。この医療チューブ用クランプは、クランプ本体と規制部材である規制リングとを備えている。クランプ本体は、一対の板状部と連結部と一対のクランプ部とを有している。連結部は、一対の板状部を近接及び離隔可能に連結している。一対のクランプ部は、一対の板状部の間を狭めるように突出し、一対の板状部を近接させると医療用チューブを締付ける。規制リングは、規制位置から規制解除位置に一対のクランプ部の間を通って移動し、一端側部分から一対のクランプ部の間に挿通される。一端側部分は、先細りに形成されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2014-200557号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
上述のような弁装置は、輸液の供給と停止とを、医療行為を行う側の使用者による人為的な操作によって切り替えるためのものである。したがって、医療行為を行う側の使用者の意図に寄らず輸液の供給の停止を行う必要が生じた場合、上述のような弁装置では、使用者が操作しなければ輸液の供給の停止を行うことができなかった。
【0006】
例えば、手術直後の患者であって、麻酔の影響から完全に脱しておらずせん妄状態にあるような患者や、認知症の患者が、自己の身体やベッドなどに固定されたカテーテルや輸液用のチューブ(以下、点滴ルート等と称する)を、取り除いてはいけないものであることを理解できずに取り外してしまう場合(いわゆる、自己抜去)がある。また、患者の寝返りなどの日常動作によって患者の身体やベッドなどに固定された点滴ルート等が患者の身体やベッドなどから不意に外れてしまう場合がある。このような場合、失血のリスクが患者に生じたり、チューブから輸液が漏れて、所望の量の薬剤などの投与が行えなくなるリスクが生じたりする。
【0007】
したがって、自己抜去の場合も含め、医療行為を行う側の使用者の意に反し、患者の身体やベッドなどに固定された点滴ルート等が患者の身体やベッドなどから外れてしまった場合(以下、固定解除と記載する)、弁装置を閉じて点滴ルート等の流路を閉鎖し、点滴ルート等の再接続や再固定などの回復処置を行う必要がある。しかし、医療行為を行う側の使用者は、固定解除が生じたことに気づくまで、弁装置を閉じることができなかった。そのため、医療行為を行う側の使用者の意図に寄らず輸液ルートの固定解除が生じた場合に、自動的に輸液の供給を停止する弁装置の提供が望まれる。
【0008】
本開示は、かかる実状に鑑みて為されたものであって、その目的は、医療行為を行う側の使用者の意図に寄らず輸液ルートの固定解除が生じた場合に、自動的に輸液の供給を停止する弁装置及び送液システムを提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記目的を達成するための、本開示に係る弁装置及び送液システムは以下のとおりである。
【0010】
[1] 流路の弁部と、
前記弁部を閉じて前記流路を閉鎖する閉止部と、
前記弁部を開き、前記流路を開通させる保持部と、を備え、
前記保持部は、
前記閉止部が装着される座部と、
前記閉止部が前記座部に装着された状態で、前記弁部を開いた状態に保持する係合部と、を有する弁装置。
(【0011】以降は省略されています)
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