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公開番号
2025099273
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-03
出願番号
2023215804
出願日
2023-12-21
発明の名称
透析用カセット
出願人
テルモ株式会社
代理人
弁理士法人桐朋
主分類
A61M
1/28 20060101AFI20250626BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】透析用カセットの使用後から廃棄されるまでの透析用カセットの保管スペースを縮小できる透析用カセットを提供する。
【解決手段】透析用カセットは、カセット本体16と、透析液の送液を行うポンプ部20と、透析液を加温する加温部26とを備える。カセット本体16は、ポンプ部20が設けられた第1セグメントと、加温部26が設けられた第2セグメントと、第1セグメントと第2セグメントとの間に設けられた折曲部63とを有する。カセット本体16は、第1セグメントと第2セグメントとがカセット本体16の厚み方向に重なるように折曲部63によって折り畳み可能である。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
透析液を流すための送液流路を有するカセット本体と、
前記カセット本体に設けられ、前記透析液の送液を行うポンプ部と、
前記カセット本体に設けられ、前記透析液を加温する加温部と、
を備え、透析装置本体に着脱可能な透析用カセットであって、
前記カセット本体は、
前記ポンプ部が設けられた第1セグメントと、
前記第1セグメントに隣接し、前記加温部が設けられた第2セグメントと、
前記第1セグメントと前記第2セグメントとの間に設けられた折曲部と、を有し、
前記カセット本体は、前記第1セグメントと前記第2セグメントとが前記カセット本体の厚み方向に重なるように前記折曲部によって折り畳み可能である、透析用カセット。
続きを表示(約 950 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の透析用カセットにおいて、
前記厚み方向において前記第1セグメント及び前記第2セグメントよりも厚みが小さい薄肉部が前記折曲部として形成されるように、前記第1セグメントと前記第2セグメントとの間に、前記厚み方向に溝深さを有する切欠溝が設けられ、
前記カセット本体に所定以上の負荷が作用した際に前記薄肉部が変形することにより前記薄肉部が折れ曲がる、透析用カセット。
【請求項3】
請求項2に記載の透析用カセットにおいて、
前記厚み方向において、前記第2セグメントの厚みは、前記第1セグメントの厚みよりも小さい、透析用カセット。
【請求項4】
請求項3に記載の透析用カセットにおいて、
前記折曲部の内部に、前記送液流路の一部が形成されており、
前記第1セグメントと前記第2セグメントとの間には、前記薄肉部のうち少なくとも前記送液流路が形成された部分を覆う被覆部材が配置されおり、
前記被覆部材は、前記カセット本体が折り畳まれた際に、前記折曲部からの液体の漏れを抑制する、透析用カセット。
【請求項5】
請求項4に記載の透析用カセットにおいて、
前記被覆部材は、伸縮性シートである、透析用カセット。
【請求項6】
請求項1に記載の透析用カセットにおいて、
前記折曲部は、前記第1セグメントと前記第2セグメントとを互いに回動自在に連結するヒンジ部である、透析用カセット。
【請求項7】
請求項1~6のいずれか1項に記載の透析用カセットにおいて、
前記第1セグメントは、前記折曲部が隣接する第1端部と、前記第1端部とは反対側の第2端部とを有し、
前記第2端部に、複数の送液チューブが接続されている、透析用カセット。
【請求項8】
請求項1~6のいずれか1項に記載の透析用カセットにおいて、
前記第1セグメントと前記第2セグメントの一方又は両方に、前記カセット本体の折り畳み状態を保持するために前記第1セグメントと前記第2セグメントとを連結可能な連結保持部が設けられる、透析用カセット。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、自動腹膜透析システムに用いられる透析用カセットに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
例えば、特許文献1に示されるように自動腹膜透析システムは公知である。自動腹膜透析システムは、ユーザ(患者)の腹腔内への透析液の送液(注液)と、ユーザの腹腔内から排液バッグへの透析液の送液(排液)とを自動で行う機能を有する。自動腹膜透析システムは、筐体を有する装置本体と、装置本体に設けられたスロットに着脱可能な透析用カセットとにより構成される。透析用カセットは、ポンプ機能と弁機能とを備えた流体回路部材である。装置本体に装着された透析用カセットを介して、透析液バッグからユーザの腹腔内への透析液の送液(注液)と、ユーザの腹腔内から排液バッグへの透析液の移送(排液)とが行われる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2016-182254号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
透析用カセットは、1回の使用で廃棄されるディスポーザブル製品である。このため、透析用カセットの使用後から廃棄されるまでの透析用カセットの保管スペースを縮小できることが望ましい。
【0005】
本発明は、上述した課題を解決することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
(1)本発明の一態様は、透析液を流すための送液流路を有するカセット本体と、前記カセット本体に設けられ、前記透析液の送液を行うポンプ部と、前記カセット本体に設けられ、前記透析液を加温する加温部と、を備え、透析装置本体に着脱可能な透析用カセットであって、前記カセット本体は、前記ポンプ部が設けられた第1セグメントと、前記第1セグメントに隣接し、前記加温部が設けられた第2セグメントと、前記第1セグメントと前記第2セグメントとの間に設けられた折曲部と、を有し、前記カセット本体は、前記第1セグメントと前記第2セグメントとが前記カセット本体の厚み方向に重なるように前記折曲部によって折り畳み可能である、透析用カセットである。
【0007】
上記のように構成された透析用カセットによれば、透析用カセットの使用後に透析用カセットを折り畳むことができるため、透析用カセットのサイズを縮小することができる。これにより、使用後から廃棄されるまでの透析用カセットの保管スペースを縮小することができる。
【0008】
(2)上記(1)に記載の透析用カセットにおいて、前記厚み方向において前記第1セグメント及び前記第2セグメントよりも厚みが小さい薄肉部が前記折曲部として形成されるように、前記第1セグメントと前記第2セグメントとの間に、前記厚み方向に溝深さを有する切欠溝が設けられ、前記カセット本体に所定以上の負荷が作用した際に前記薄肉部が変形することにより前記薄肉部が折れ曲がってもよい。
【0009】
この構成により、薄肉部が折曲部として機能するため、簡易な構成で折曲部を形成することができる。
【0010】
(3)上記(2)に記載の透析用カセットにおいて、前記厚み方向において、前記第2セグメントの厚みは、前記第1セグメントの厚みよりも小さくてもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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