TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2025103452
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-09
出願番号
2023220855
出願日
2023-12-27
発明の名称
フェンス用胴縁の継手部材及び継手構造
出願人
JFE建材株式会社
代理人
弁理士法人インテクト国際特許事務所
,
個人
主分類
E04B
1/58 20060101AFI20250702BHJP(建築物)
要約
【課題】従来の胴縁の形状を変更せずに胴縁の連結に要するボルト及びナットの数を少なくして組付作業を簡素化すると共に、精度よく胴縁を連結することができる継手部材及び継手構造を提供する。
【解決手段】長手方向に沿って延びる胴縁垂直辺と胴縁水平辺を有する第1の胴縁、及び長手方向に沿って延びる胴縁垂直辺と胴縁水平辺を有する第2の胴縁を、前記長手方向に沿って連結する継手部材であって、前記第1の胴縁、及び前記第2の胴縁のそれぞれの前記胴縁垂直辺に当接する垂直辺と、前記垂直辺に対して略直角に形成される水平辺とを備え、前記垂直辺は、複数の係合部と、複数のボルト挿通孔とを備え、前記係合部は、前記第1の胴縁及び前記第2の胴縁のそれぞれの前記胴縁垂直辺に形成された孔部と係合する。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
長手方向に沿って延びる胴縁垂直辺と胴縁水平辺を有する第1の胴縁、及び長手方向に沿って延びる胴縁垂直辺と胴縁水平辺を有する第2の胴縁を、前記長手方向に沿って連結する継手部材であって、
前記第1の胴縁、及び前記第2の胴縁のそれぞれの前記胴縁垂直辺に当接する垂直辺と、前記垂直辺に対して略直角に形成される水平辺とを備え、
前記垂直辺は、複数の係合部と、複数のボルト挿通孔とを備え、
前記係合部は、前記第1の胴縁及び前記第2の胴縁のそれぞれの前記胴縁垂直辺に形成された孔部と係合することを特徴とする継手部材。
続きを表示(約 700 文字)
【請求項2】
請求項1に記載の継手部材において、
前記係合部は、前記垂直辺から奥行方向外側に向かって突出することを特徴とする継手部材。
【請求項3】
請求項1に記載の継手部材において、
前記ボルト挿通孔は、前記係合部に対して前記長手方向の外側に形成されることを特徴とする継手部材。
【請求項4】
請求項1に記載の継手部材において、
前記ボルト挿通孔は、前記長手方向に延びる長孔に形成されることを特徴とする継手部材。
【請求項5】
請求項1に記載の継手部材において、
L字状鋼材からなることを特徴とする継手部材。
【請求項6】
請求項2に記載の胴縁の継手部材において、
前記係合部は、前記垂直辺を奥行方向外側に向かって押し出して形成されることを特徴とする継手部材。
【請求項7】
長手方向に沿って延びる胴縁垂直辺と胴縁水平辺を有する第1の胴縁と、長手方向に沿って延びる胴縁垂直辺と胴縁水平辺を有する第2の胴縁と、前記第1の胴縁と前記第2の胴縁を前記長手方向に沿って連結する継手部材とを備えた継手構造において、
前記継手部材は、前記第1の胴縁、及び前記第2の胴縁のそれぞれの前記胴縁垂直辺に当接する垂直辺と、前記垂直辺に対して略直角に形成される水平辺とを備え、
前記垂直辺は、複数の係合部と、複数のボルト挿通孔とを備え、
前記係合部は、前記第1の胴縁及び前記第2の胴縁のそれぞれの前記胴縁垂直辺に形成された孔部と係合することを特徴とする継手構造。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、フェンス等に用いられる胴縁の継手部材及び継手構造に関するものである。
続きを表示(約 1,200 文字)
【背景技術】
【0002】
一般に、敷地境界部に沿って取り付けられるフェンスは、間隔をあけて地面に立設した支柱の間に、アングル材等で形成された複数の胴縁を掛け渡し、胴縁にネットを張ることで構成される。また、1本の胴縁の全長がフェンスの設置範囲に対応する長さよりも短い場合には、複数の胴縁を長手方向に連結させ、所定の長さの胴縁を準備したうえでフェンスの構築が行われている。
【0003】
従来の胴縁の継手構造は、種々の構造が知られているが、例えば、図6に示すように、隣り合う2本の胴縁1の胴縁端面10a、10bを突き合わせ、胴縁の側辺よりも辺長の短い側辺を有する継手部材100を介し、4組のボルト及びナットを締め付けて連結されている。
【0004】
また、特許文献1には、胴縁の連結作業において、隣り合う2本の胴縁のボルト孔を合わせる作業の簡便化を図ることができ、連結後の胴縁の直線性と、がたつきの無い締結性を確保することができるフェンス用胴縁等のアングル材接続構造について記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特許第2878981号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
特許文献1に示すフェンス用胴縁等のアングル材接続構造は、一方のアングル材に設けられた係合用折曲片を、他方のアングル材に設けられた抜き孔に係合させることで、フェンスを設置する工事の手間を軽減することができ、且つ、連結に要するボルト及びナットの数を節約することができる。
【0007】
しかしながら、特許文献1に示すアングル材接続構造は、フェンスの胴縁自体に加工を施す必要があるため、既存の胴縁をそのまま活用することができず、胴縁自体の製造コストが増大してしまうという課題があった。
【0008】
また、図6に示すような従来の胴縁の継手構造は、胴縁1の連結に要するボルトやナット等の締結部品の部品点数が多く、組付作業が煩雑となるといった課題があった。また、従来の胴縁の継手構造においては、継手部材100に形成されるボルト挿通孔101は、組立時の寸法誤差を許容するため長孔に形成されているが、これにより隣り合う胴縁1、1同士の接続面1a、1aの間に許容範囲以上の隙間が空いてしまうという問題もあった。
【0009】
そこで、本発明は上記の事項に鑑みてなされた発明であり、従来の胴縁の形状を変更せずに胴縁の連結に要するボルト及びナットの数を少なくして組付作業を簡素化すると共に、精度よく胴縁を連結することができる継手部材及び継手構造を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
この発明は、上記課題を達成するためになされたものであって、下記を特徴とするものである。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
個人
キャチクランプ
1か月前
個人
水害と共にある家
2か月前
個人
地下型マンション
15日前
個人
壁断熱パネル
1か月前
個人
鋼管結合資材
15日前
個人
津波と共にある漁港
2か月前
株式会社タナクロ
テント
18日前
個人
パーティション
2か月前
個人
地滑りと共にある山荘
2か月前
積水樹脂株式会社
フェンス
2か月前
GHL株式会社
建物
3か月前
個人
循環流水式屋根融雪装置
17日前
大成建設株式会社
合成柱
2か月前
三協立山株式会社
構造体
1か月前
株式会社オカムラ
ブース
2か月前
三協立山株式会社
構造体
1か月前
株式会社オカムラ
ブース
2か月前
株式会社オカムラ
ブース
2か月前
株式会社大林組
建物
9日前
岡部株式会社
型枠緊結金具
11日前
ミサワホーム株式会社
住宅
11日前
鹿島建設株式会社
補強構造
3か月前
ミサワホーム株式会社
躯体
1か月前
鹿島建設株式会社
解体方法
10日前
個人
ペグ
1か月前
ミサワホーム株式会社
建物
2か月前
株式会社永徳
建築用下地材
1か月前
株式会社竹中工務店
制振構造
15日前
文化シヤッター株式会社
階段
3か月前
株式会社竹中工務店
ブレース
11日前
株式会社竹中工務店
建物構造
1か月前
鹿島建設株式会社
外断熱構造
3か月前
株式会社竹中工務店
改築工法
22日前
藤本貴昭株式会社
養生ボード
29日前
アイカ工業株式会社
化粧材の取付構造
11日前
有限会社守矢建設
建築物
2か月前
続きを見る
他の特許を見る