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公開番号2025103760
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-09
出願番号2023221383
出願日2023-12-27
発明の名称点滅式工事表示灯
出願人株式会社キャットアイ,株式会社グリーンクロス
代理人弁理士法人深見特許事務所
主分類E01F 9/615 20160101AFI20250702BHJP(道路,鉄道または橋りょうの建設)
要約【課題】工事現場で使いやすく、かつ視線誘導効果の高い流動点滅を実現可能な点滅式工事表示灯を提供する。
【解決手段】点滅式工事表示灯において、通信部は無線通信により他の点滅式工事表示灯との通信を行なうことが可能であり、通信部により送受信される情報は、第1発光部および第2発光部の発光のタイミングに関する情報を含み、制御部は、通信部の受信部から受信した他の点滅式工事表示灯の情報に基づいて、点滅式工事表示灯の発光と他の点滅式工事表示灯の発光とを同期させ、点滅式工事表示灯および他の点滅式工事表示灯における第1発光部および第2発光部を流動点滅させることが可能であり、第1発光部の流動点滅と、第2発光部の流動点滅とは互いに逆向きに進行する。
【選択図】図12
特許請求の範囲【請求項1】
工事現場に設置される点滅式工事表示灯であって、
互いに対向する第1面および第2面を含む本体と、
前記第1面側および前記第2面側に各々設けられた第1発光部および第2発光部と、
少なくとも前記第1発光部および前記第2発光部の発光のタイミングを制御する制御部と、
前記第1発光部および前記第2発光部の発光に関する情報を送受信する通信部とを備え、
前記通信部は無線通信により他の点滅式工事表示灯との通信を行なうことが可能であり、前記通信部により送受信される情報は、前記第1発光部および前記第2発光部の発光のタイミングに関する情報を含み、
前記制御部は、前記通信部の受信部から受信した前記他の点滅式工事表示灯の情報に基づいて、前記点滅式工事表示灯の発光と前記他の点滅式工事表示灯の発光とを同期させ、前記点滅式工事表示灯および前記他の点滅式工事表示灯における前記第1発光部および前記第2発光部を流動点滅させることが可能であり、
前記第1発光部の流動点滅と、前記第2発光部の流動点滅とは互いに逆向きに進行する、点滅式工事表示灯。
続きを表示(約 590 文字)【請求項2】
前記通信部により送受信される情報は、前記第1発光部および前記第2発光部の発光のタイミングおよび発光パターンに関する情報をさらに含み、
前記通信部の受信部から受信した前記他の点滅式工事表示灯の情報に基づいて、前記点滅式工事表示灯および前記他の点滅式工事表示灯における前記第1発光部および前記第2発光部の発光のタイミングおよび発光パターンを一致ないし対応させることが可能である、請求項1に記載の点滅式工事表示灯。
【請求項3】
前記点滅式工事表示灯の外部から操作可能なスイッチをさらに備え、
前記スイッチを操作することにより、前記点滅式工事表示灯の電源のON/OFFを切り換えることが可能であり、
電源をONにした順に従って前記流動点滅における前記点滅式工事表示灯および前記他の点滅式工事表示灯の発光の順序が設定される、請求項2に記載の点滅式工事表示灯。
【請求項4】
前記スイッチを操作することにより、少なくとも前記点滅式工事表示灯の発光パターンを切り換えることが可能である、請求項3に記載の点滅式工事表示灯。
【請求項5】
前記第1発光部および前記第2発光部は、互いに略180°逆向きの第1方向および第2方向に沿って各々発光する、請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の点滅式工事表示灯。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本技術は、点滅式工事表示灯(流動工事灯)に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
特開平09-147293号公報(特許文献1)には、ドライバーに対して道路線形を示して視線誘導を行うとともに、対向車の接近状況を知らせることが可能な道路標識が開示されている。特許文献1に記載の道路標識においては、道路線形に沿って配置された複数の標識の発光ダイオードを順次発光(流動表示)させることが行われている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平09-147293号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
工事現場に設置される工事表示灯には、各々の工事現場の状況に応じたフレキシブルな対応が可能であることが求められ、この意味において、特許文献1に示すような据付式の道路標識とは背景および前提状況が異なる。他方、工事表示灯においても、通行者に対する視線誘導効果の高い流動点滅動作が求められる。
【0005】
本技術の目的は、工事現場で使いやすく、かつ視線誘導効果の高い流動点滅を実現可能な点滅式工事表示灯を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本技術に係る点滅式工事表示灯は、工事現場に設置される点滅式工事表示灯であって、互いに対向する第1面および第2面を含む本体と、第1面側および第2面側に各々設けられた第1発光部および第2発光部と、少なくとも第1発光部および第2発光部の発光のタイミングを制御する制御部と、第1発光部および第2発光部の発光に関する情報を送受信する通信部とを備え、通信部は無線通信により他の点滅式工事表示灯との通信を行なうことが可能であり、通信部により送受信される情報は、第1発光部および第2発光部の発光のタイミングに関する情報を含み、制御部は、通信部の受信部から受信した他の点滅式工事表示灯の情報に基づいて、点滅式工事表示灯の発光と他の点滅式工事表示灯の発光とを同期させ、点滅式工事表示灯および他の点滅式工事表示灯における第1発光部および第2発光部を流動点滅させることが可能であり、第1発光部の流動点滅と、第2発光部の流動点滅とは互いに逆向きに進行する。
【0007】
1つの実施態様では、上記点滅式工事表示灯において、通信部により送受信される情報は、第1発光部および第2発光部の発光のタイミングおよび発光パターンに関する情報をさらに含み、通信部の受信部から受信した他の点滅式工事表示灯の情報に基づいて、点滅式工事表示灯および他の点滅式工事表示灯における第1発光部および第2発光部の発光のタイミングおよび発光パターンを一致ないし対応させることが可能である。
【0008】
1つの実施態様では、上記点滅式工事表示灯は、点滅式工事表示灯の外部から操作可能なスイッチをさらに備え、スイッチを操作することにより、点滅式工事表示灯の電源のON/OFFを切り換えることが可能であり、電源をONにした順に従って流動点滅における点滅式工事表示灯および他の点滅式工事表示灯の発光の順序が設定される。
【0009】
1つの実施態様では、上記点滅式工事表示灯において、スイッチを操作することにより、少なくとも点滅式工事表示灯の発光パターンを切り換えることが可能である。
【0010】
1つの実施態様では、上記点滅式工事表示灯において、第1発光部および第2発光部は、互いに略180°逆向きの第1方向および第2方向に沿って各々発光する。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

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