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公開番号
2025105521
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-10
出願番号
2024224107
出願日
2024-12-19
発明の名称
染色毛髪の高湿度条件下での褪色抑制用組成物およびこれを利用した染色毛髪の高湿度条件下での褪色抑制方法
出願人
株式会社コーセー
代理人
主分類
A61K
8/41 20060101AFI20250703BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約
【課題】染色した毛髪の高湿度条件下での褪色を抑制し得る組成物を提供すること。
【解決手段】カチオン性界面活性剤及び水溶性被膜形成樹脂から選ばれる1種又は2種以上の毛髪保護成分を有効成分として含有する染色毛髪の高湿度条件下での褪色抑制用組成物およびこれを利用した染色毛髪の高湿度条件下での褪色抑制方法。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
カチオン性界面活性剤及び水溶性被膜形成樹脂から選ばれる1種又は2種以上の毛髪保護成分を有効成分として含有する、染色毛髪の高湿度条件下での褪色抑制用組成物。
続きを表示(約 700 文字)
【請求項2】
前記カチオン性界面活性剤が、モノアルキルトリメチルアンモニウム型界面活性剤、ジアルキルジメチルアンモニウム型界面活性剤、及びジココイルエチルヒドロキシエチルモニウム型界面活性剤から選ばれる1種又は2種以上である、請求項1に記載の褪色抑制用組成物。
【請求項3】
水溶性被膜形成樹脂が、カチオン性及び/又はノニオン性の水溶性被膜形成樹脂である、請求項1又は2に記載の褪色抑制用組成物。
【請求項4】
前記カチオン性界面活性剤が、ジアルキルジメチルアンモニウム型界面活性剤である、請求項2に記載の褪色抑制用組成物。
【請求項5】
前記カチオン性の水溶性被膜形成樹脂が、カチオン性(メタ)アクリル酸系共重合体及び/又はカチオン性ビニルピロリドン系共重合体である、請求項3に記載の褪色抑制用組成物。
【請求項6】
前記カチオン性(メタ)アクリル酸系共重合体が、塩化ジメチルジアリルアンモニウム/アクリル酸共重合体及び/又は(メタ)アクリルシリコーン系グラフト共重合体である、請求項5に記載の褪色抑制用組成物。
【請求項7】
前記ノニオン性の水溶性被膜形成樹脂が、ビニルピロリドン系重合体である、請求項3に記載の褪色抑制用組成物。
【請求項8】
アウトバス用である請求項1又は2に記載の褪色抑制用組成物。
【請求項9】
カチオン性界面活性剤及び水溶性被膜形成樹脂から選ばれる1種又は2種以上の毛髪保護成分を染色毛髪に適用する、染色毛髪の高湿度条件下での褪色抑制方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、染色毛髪の高湿度条件下での褪色抑制用組成物およびこれを利用した染色毛髪の高湿度条件下での褪色抑制方法に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)
【背景技術】
【0002】
毛髪の染色は従前から行われているが、近年では染毛剤の性能が向上し種々の色に染色できることから、ファッションの一部として定着してきている。毛髪の染色には、染毛剤として酸化染毛料を用いる白髪染めやヘアカラーのほか、酸性染毛料を用いるヘアマニキュアなどが含まれるが、洗髪や紫外線などの要因で褪色することが知られており、染毛剤による染色効果の持続性を評価する指標として、洗髪堅ろう性試験や日光堅ろう試験による染色堅ろう性が用いられている。
【0003】
このような洗髪や紫外線による染毛の褪色防止を目的として種々の技術が検討されており、例えば、炭素数4~6の不飽和ジカルボン酸と炭素数12~24のアルコールとのエステル化合物を含有する染毛用後処理剤組成物(特許文献1)、キトサン類、ステロール類及びオキシカルボン酸を含有する毛髪化粧料(特許文献2)、引火点70℃以上150℃未満のイソパラフィン類、エステル油類又は植物油類と、引火点40℃以上70℃未満のイソパラフィン類とを含有する油性毛髪化粧料組成物(特許文献3)等が開示されている。
【0004】
一方、本発明者らは、洗髪や紫外線だけでなく、高湿度条件下で染毛の褪色が進行するという知見を得たが、このような湿度を原因とする染毛の褪色防止を目的とした技術の報告はこれまでなされていない。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2009-256280号公報
特開2007-008867号公報
特開2006-069925号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明の課題は、染色した毛髪の高湿度条件下での褪色を抑制し得る組成物を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本発明者らは上記課題を解決するために鋭意研究した結果、染色した毛髪に対し、カチオン性界面活性剤及び水溶性被膜形成樹脂から選ばれる1種又は2種以上の毛髪保護成分を適用すると、高湿度条件下での毛髪の褪色が抑制されることを見出し、本発明を完成させるに至った。
【0008】
すなわち、本発明は、カチオン性界面活性剤及び水溶性被膜形成樹脂から選ばれる1種又は2種以上の毛髪保護成分を有効成分として含有する、染色毛髪の高湿度条件下での褪色抑制用組成物である。
【0009】
また、本発明は、カチオン性界面活性剤及び水溶性被膜形成樹脂から選ばれる1種又は2種以上の毛髪保護成分を染色毛髪に適用する、染色毛髪の高湿度条件下での褪色抑制方法である。
【発明の効果】
【0010】
本発明の組成物は、染色した毛髪に適用することにより、高湿度条件下で進行する褪色に対する抑制効果が高く、染色後の毛髪の色を長期間にわたって維持することができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
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