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公開番号
2025105597
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-10
出願番号
2025000079
出願日
2025-01-06
発明の名称
画素定義層
出願人
ドク サン ネオルクス カンパニー リミテッド
代理人
弁理士法人 HARAKENZO WORLD PATENT & TRADEMARK
主分類
G03F
7/004 20060101AFI20250703BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約
【課題】本発明は、フッ素を含まないレベリング剤;及び樹脂を含む感光性組成物を使用してアウトガスの量が低い画素定義層を電極基板上に実現して色が鮮明なだけでなく、ディスプレイの信頼性及び寿命を高めるためのものである。
【解決手段】すなわち、後熱処理後のパネルにおいてのアウトガスの量が15ppm以上であると、画素収縮(pixel shrinkage)による輝度減少と寿命減少の原因になり、水との接触角が100度(°)以上であると、表面エネルギーが低くなって蒸着物の剥離が発生する。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
樹脂;及びフッ素を含まないレベリング剤を含む感光性組成物を含む画素定義層。
続きを表示(約 910 文字)
【請求項2】
前記レベリング剤はシリコン系化合物を含む請求項1に記載の画素定義層。
【請求項3】
前記シリコン系化合物の分子量は5,000g/molないし15,000g/molである請求項2に記載の画素定義層。
【請求項4】
前記シリコン系化合物の粘度は100,000mm
2
/sないし500,000mm
2
/sである請求項2に記載の画素定義層。
【請求項5】
前記シリコン系化合物は、C
1
~C
40
のアルキル基;C
1
~C
40
のアルケニル基;C
1
~C
30
のアルキニル基;C
1
~C
40
のアルコキシ基;C
6
~C
40
のアリールオキシ基;C
1
~C
40
のアルコキシカルボニル基;カルボニル基;エーテル基;エステル基;カルボキシル基またはこれらの組み合わせからなる群の置換基を含む請求項2に記載の画素定義層。
【請求項6】
前記感光性組成物がその総量に対して0.01ないし0.5重量%のフッ素を含まないレベリング剤を含むことを特徴とする請求項1に記載の画素定義層。
【請求項7】
前記樹脂はアクリル系バインダー樹脂;カルド系バインダー樹脂またはこれらの組み合わせを含むことを特徴とする請求項1に記載の画素定義層。
【請求項8】
前記感光性組成物を後熱処理する段階を含んで製造される請求項1に記載の画素定義層。
【請求項9】
前記後熱処理段階は210℃ないし300℃の温度で30分ないし120分間行われることを特徴とする請求項8に記載の画素定義層。
【請求項10】
前記感光性組成物を塗布及びコーティング;プリベーク;露光;現像;段階をさらに含んで製造される請求項8に記載の画素定義層。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、感光性組成物を利用した発光表示装置の画素定義層に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
平板表示装置には液晶表示装置(LCD:LiquidCrystal display device)、有機発光表示装置(OLED:Organic light emitting display device)などが広く使用されている。このうち、有機発光表示装置は低電力消費と速い応答速度、そして高色再現率、高輝度及び広い視野角などの長所を有している。
【0003】
前記有機発光表示装置の場合、外光が入射されてパネルから反射される光を遮断するために偏光フィルムを使用するが、前記偏光フィルムをフレキシブルデバイスに適用するには曲げ特性の不足により適していないという短所がある。
【0004】
前記問題点を解決するための方法として、カラーフィルタとブラックマトリックスだけでなく上部基板に光の遮断のための無機膜を形成する方法などが提案されている。しかしながら、前記方法は所望のレベルの反射防止効果を得るに限界があり、偏光フィルムを代替するための方法を具体的に提示していない。
【0005】
一方、着色パターンが赤色、緑色、青色カラーフィルタであって、液晶ディスプレイだけでなく、有機発光ディスプレイでも使用されている。
【0006】
前記着色パターンの製造の時、着色剤として色々な種類の有機顔料等だけでなくカーボンブラック及び無機顔料が使用され、これらが分散されている顔料分散液が他の組成物と混合されてパターンを形成するようになる。
【0007】
このように形成された画素により作られた有機発光ディスプレイはより鮮明な色を実現することができる。前記着色組成物を使用したパターンは、大面積においてコーティングがうまく行われるために平坦化添加剤(leveling agent)を少量使用し、主成分はフッ素系であって最も特性が良い。しかしながら、現時点でフッ素化合物規制(PFAS)によって使用が制限され、フッ素系ではない代替添加剤の使用が避けられない状況である。前記代替添加剤はフッ素系に比べて特性が低下し、これにより工程でのフィルタ差圧またはパターンでの接触角、塗布膜の平坦度、アウトガスの量が多くなる可能性があり、アウトガスが多い場合、ピクセル収縮(pixel shrinkage)と暗点(dark spot)、電極酸化などの問題が生じ、有機発光ディスプレイの寿命及び輝度が低下する。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
前記従来技術の問題点を解決しようとして、本発明の一実現例は、フッ素を含まないレベリング剤を使用して従来のフッ素系と同じ含量においての接触角、塗膜平坦度、アウトガスの量が低い樹脂を含む画素定義層を電極基板上に実現し、色が鮮明なだけでなく、ディスプレイの信頼性及び寿命を高めるためのものである。
【0009】
すなわち、後熱処理後のパネルにおいての接触角は60°ないし100°を満足し、パターン厚さが基材の中で2.0μm以下に管理され、アウトガスの量が15ppm以下である感光性樹脂組成物を開発することが目的である。アウトガスの量が15ppm以上であると、画素収縮(pixel shrinkage)による輝度減少と寿命減少の原因になる可能性があるので、後熱処理工程まで終わった後のアウトガスの量を最も少なくするためには、後熱処理段階で十分なヒューム(fume)を発生させてパネル状態でのアウトガス(out-gas)の発生を最小化することが目的である。
【0010】
また他の一実現例は、前記方法で製造された画素定義層を含む有機発光表示装置を提供するためのものである。
(【0011】以降は省略されています)
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