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公開番号2025107436
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-17
出願番号2025080533,2022181789
出願日2025-05-13,2021-08-04
発明の名称発光モジュール
出願人日亜化学工業株式会社
代理人弁理士法人磯野国際特許商標事務所
主分類H10H 20/855 20250101AFI20250710BHJP()
要約【課題】光源から出射する光の散乱を抑制し信頼性に優れる発光モジュール及び発光モジュールの製造方法を提供すること。
【解決手段】発光モジュール100は、複数の発光素子1と、発光素子を載置する素子載置領域13を有し、素子載置領域より外側で素子載置領域に沿って配置される複数の第1端子110を有する第1基板10と、第1基板を載置する基板載置領域23を有し、基板載置領域よりも外側で基板載置領域に沿って配置される複数の第2端子120を有する第2基板20と、第1端子と第2端子とに接続され、第1基板の外縁に沿って配列する複数のワイヤ130と、素子載置領域よりも外側において複数のワイヤを覆う遮光性の被覆部材40と、素子載置領域と第1端子の間において、素子載置領域に沿って配置され、被覆部材に接する透光性の第1凸部41と、を備えている。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
半導体積層体と前記半導体積層体の表面に配置される電極とを含む複数の発光素子と、
上面に前記複数の発光素子が載置される第1基板と、
上面に前記第1基板が載置される第2基板と、
前記第1基板の外縁を跨いで、前記第1基板と前記第2基板とを接続する複数のワイヤと、
前記複数のワイヤを覆い、光反射性物質を含む遮光性の被覆部材と、
前記複数の発光素子を囲むように前記第1基板上に配置され、前記被覆部材に接する透光性の第1凸部と、を備える発光モジュール。
続きを表示(約 780 文字)【請求項2】
前記第2基板上に配置され、前記被覆部材に接する第2凸部をさらに備え、
前記被覆部材は前記第1凸部と前記第2凸部との間に配置される請求項1に記載の発光モジュール。
【請求項3】
第2基板の上面から前記第2凸部の頂部までの高さは、前記第1基板の上面から前記第1凸部の頂部までの高さより高い、請求項2に記載の発光モジュール。
【請求項4】
前記第2基板の上面から前記第1凸部の頂部までの高さと、前記第2基板の上面から第2凸部の頂部までの高さの差は、前記第1基板の上面から下面までの距離よりも小さい、請求項2または請求項3に記載の発光モジュール。
【請求項5】
前記複数の発光素子を覆う波長変換部材を備え、
前記波長変換部材は、平面視において前記複数の発光素子を内包する請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載の発光モジュール。
【請求項6】
前記波長変換部材は前記第1凸部に接する、請求項5に記載の発光モジュール。
【請求項7】
前記波長変換部材の厚さは20μm以上100μm以下である、請求項5または請求項6に記載の発光モジュール。
【請求項8】
前記複数の発光素子は、全体として長方形を成すように行列状に配置されている、請求項1乃至請求項7のいずれか一項に記載の発光モジュール。
【請求項9】
前記第1凸部と前記被覆部材との界面は、前記被覆部材側に凸の湾曲形状を有する請求項1乃至請求項8のいずれか一項に記載の発光モジュール。
【請求項10】
前記発光素子は、前記第1基板上にフリップチップ実装されている、請求項1乃至請求項9のいずれか一項に記載の発光モジュール。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、発光モジュールに関する。
続きを表示(約 2,800 文字)【背景技術】
【0002】
従来、車載用の光源やプロジェクタの光源として発光素子を複数用いる発光モジュールが使用されている。発光モジュールを光源として使用する場合、例えば、光源からレンズを介して外部へ光を照射する構成がとられる。このような発光モジュールとして、複数の発光素子がサブマウント上に配列され、サブマウントをさらに配線基板に搭載し、サブマウントと配線基板とがワイヤにより接続される構成が知られている(例えば、特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2017-212301号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本開示に係る実施形態は、光源から出射する光の散乱を抑制し信頼性に優れる発光モジュールを提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示の実施形態に係る発光モジュールは、複数の発光素子と、上面に前記複数の発光素子を載置する素子載置領域を有し、さらに、前記素子載置領域より外側の上面において、前記素子載置領域に沿って配置される複数の第1端子を有する第1基板と、上面に前記第1基板を載置する基板載置領域を有し、さらに、前記基板載置領域よりも外側の上面において、前記基板載置領域に沿って配置される複数の第2端子を有する第2基板と、前記第1端子と前記第2端子とに接続され、前記第1基板の外縁に沿って配列する複数のワイヤと、前記素子載置領域よりも外側において前記複数のワイヤを覆う遮光性の被覆部材と、前記素子載置領域と前記第1端子の間において、前記素子載置領域に沿って配置され、前記被覆部材に接する透光性の第1凸部と、を備える。
【0006】
本開示の実施形態に係る発光モジュールの製造方法は、複数の発光素子を第1基板の素子載置領域に載置する素子載置工程と、前記第1基板を第2基板の基板載置領域に載置する基板載置工程と、前記第1基板の前記素子載置領域より外側に配置される複数の第1端子と、前記第2基板の前記基板載置領域より外側に配置される複数の第2端子とをワイヤで接続するワイヤ接続工程と、前記素子載置領域と前記第1端子との間において、前記素子載置領域に沿って透光性の第1凸部を配置する第1凸部配置工程と、第1凸部より外側において、前記第1凸部に接し、前記ワイヤを被覆する遮光性の被覆部材を配置する被覆部材配置工程と、を含む。
【発明の効果】
【0007】
本開示に係る実施形態によれば、散乱光を抑制すると共に信頼性に優れる発光モジュール及びその製造方法を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施形態に係る発光モジュールを模式的に示す斜視図である。
実施形態に係る発光モジュールを模式的に示す平面図である。
図2のIII-III線における断面図である。
図2のIV-IV線における部分の断面図である。
図2のV-V線における断面図である。
図2のVI-VI線における断面図である。
実施形態に係る発光モジュールにおいて第1凸部及び第2凸部と、ワイヤを模式的に示す平面図である。
実施形態に係る発光モジュールの製造方法を説明するフローチャートである。
実施形態に係る発光モジュールの製造方法を模式的に示す平面図である。
実施形態に係る発光モジュールの製造方法を模式的に示す平面図である。
実施形態に係る発光モジュールの製造方法を模式的に示す拡大平面図である。
実施形態に係る発光モジュールの製造方法を模式的に示す平面図である。
実施形態に係る発光モジュールの製造方法を模式的に示す平面図である。
実施形態に係る発光モジュールの製造方法を模式的に示す平面図である。
実施形態に係る発光モジュールの製造方法を模式的に示す平面図である。
実施形態に係る発光モジュールの製造方法を模式的に示す平面図である。
実施形態の第1変形例を模式的に示す断面図である。
実施形態の第2変形例を模式的に示す断面図である。
実施形態の第3変形例を模式的に示す断面図である。
第1変形例の発光モジュールの製造方法を示すフローチャートである。
実施形態の第4変形例を模式的に示す断面図である。
実施形態の他の構成を模式的に示す平面図である。
実施形態のさらにその他の構成を模式的に示す平面図である。
実験データを取得する発光モジュールを模式的に示す平面図である。
図15の第1凸部周辺を拡大して示す断面図である。
発光モジュールの発光面における相対輝度を示すグラフである。
図17Aのグラフの一部を拡大したグラフである。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、実施形態に係る発光モジュールについて、図面を参照しながら説明する。なお、各図面が示す部材のサイズや位置関係などは、説明を明確にするため誇張していることがある。また、平面図と対応する断面図とで、各部材の寸法や配置位置が厳密には一致しないことがある。図面が過度に複雑になることを避けるために、一部の要素の図示を省略したり、断面図として切断面のみを示す端面図を用いたりする場合がある。更に以下の説明において、上下左右前後は相対的なものであり、絶対的な方向を示すものではない。そして、同一の名称、符号については、原則として同一もしくは同質の部材を示しており、詳細説明を適宜省略する場合がある。また、実施形態について、「被覆」や「覆う」とは直接接する場合に限らず、間接的に、例えば他の部材を介して被覆する場合も含む。本明細書において平面視とは、発光モジュールの光取り出し面側から観察することを意味する。
【0010】
<第1実施形態>
[発光モジュールの構成]
実施形態に係る発光モジュールの構成について、図1乃至図7を参照して説明する。
図1は、実施形態に係る発光モジュール全体を模式的に示す斜視図である。図2は、実施形態に係る発光モジュール全体を模式的に示す平面図である。図3は、図2のIII-III線における断面図である。図4は、図2のIV-IV線における断面図である。図5は、図2のV-V線における断面図である。図6は、図2のVI-VI線における断面図である。図7は、実施形態に係る発光モジュールにおいて第1凸部及び第2凸部と、ワイヤを模式的に示す平面図である。
(【0011】以降は省略されています)

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