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公開番号2025116415
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-08
出願番号2024010818
出願日2024-01-29
発明の名称発光装置
出願人日亜化学工業株式会社
代理人個人,個人
主分類H10H 20/851 20250101AFI20250801BHJP()
要約【課題】調光及び調色が可能な発光装置を提供する。
【解決手段】本発光装置は、基板と、前記基板の上面に配置される複数の発光素子と、前記複数の発光素子の少なくとも一部を被覆する第1波長変換部と、前記第1波長変換部の一部を被覆する第2波長変換部と、前記第1波長変換部及び前記第2波長変換部を被覆する拡散部と、を有し、前記複数の発光素子は、個別に駆動可能であり、断面視で、前記第1波長変換部の上に前記第2波長変換部を介さずに前記拡散部が配置された第1領域と、前記第1波長変換部の上に前記第2波長変換部及び前記拡散部が順次配置された第2領域と、を備え、前記第2領域から取り出される光の色温度は、前記第1領域から取り出される光の色温度よりも低い。
【選択図】図4
特許請求の範囲【請求項1】
基板と、
前記基板の上面に配置される複数の発光素子と、
前記複数の発光素子の少なくとも一部を被覆する第1波長変換部と、
前記第1波長変換部の一部を被覆する第2波長変換部と、
前記第1波長変換部及び前記第2波長変換部を被覆する拡散部と、を有し、
前記複数の発光素子は、個別に駆動可能であり、
断面視で、前記第1波長変換部の上に前記第2波長変換部を介さずに前記拡散部が配置された第1領域と、前記第1波長変換部の上に前記第2波長変換部及び前記拡散部が順次配置された第2領域と、を備え、
前記第2領域から取り出される光の色温度は、前記第1領域から取り出される光の色温度よりも低い、発光装置。
続きを表示(約 770 文字)【請求項2】
断面視で、前記第2波長変換部の端部において、前記第2波長変換部の厚みが漸減する領域を備える、請求項1に記載の発光装置。
【請求項3】
断面視で、前記拡散部の端部において、前記拡散部の厚みが漸減する領域を備える、請求項1に記載の発光装置。
【請求項4】
上面視で、前記第1波長変換部と前記第2波長変換部との境界が前記複数の発光素子のうちの1以上の発光素子の直上に位置する、請求項1から3のいずれか1項に記載の発光装置。
【請求項5】
前記第1領域は前記第2領域よりも高出力の光を取り出し可能な領域であり、上面視で、前記第1領域の周囲に前記第2領域が配置される、請求項1から3のいずれか1項に記載の発光装置。
【請求項6】
上面視で、前記第1領域の面積は、前記第2領域の面積よりも大きい、請求項1から3のいずれか1項に記載の発光装置。
【請求項7】
上面視で、前記第1領域の面積は、前記第2領域の面積の105%以上130%以下である、請求項6に記載の発光装置。
【請求項8】
前記拡散部が前記発光素子を前記第1波長変換部及び前記第2波長変換部を介さずに被覆する第3領域をさらに備える、請求項1から3のいずれか1項に記載の発光装置。
【請求項9】
上面視で、前記第1領域の面積は、前記第2領域の面積よりも大きく、かつ前記第3領域の面積よりも小さい、請求項8に記載の発光装置。
【請求項10】
上面視で、前記第1領域の面積は、前記第2領域の面積の105%以上130%以下であり、かつ前記第3領域の面積の35%以上65%以下である、請求項9に記載の発光装置。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、発光装置に関する。
続きを表示(約 2,000 文字)【背景技術】
【0002】
基板と、基板に実装された複数の発光素子と、複数の発光素子の少なくとも2つの発光素子の上面の少なくとも一部及び対向する側面の少なくとも一部を覆い、且つ、少なくとも2つの発光素子の対向しない側面の少なくとも一部を覆わないように配置される第1波長変換部材と、複数の発光素子及び第1波長変換部材を封止する封止材と、を有する発光装置が知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
WO2021/182413号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本開示は、調光及び調色が可能な発光装置の提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示の一実施形態に係る発光装置は、基板と、前記基板の上面に配置される複数の発光素子と、前記複数の発光素子の少なくとも一部を被覆する第1波長変換部と、前記第1波長変換部の一部を被覆する第2波長変換部と、前記第1波長変換部及び前記第2波長変換部を被覆する拡散部と、を有し、前記複数の発光素子は、個別に駆動可能であり、断面視で、前記第1波長変換部の上に前記第2波長変換部を介さずに前記拡散部が配置された第1領域と、前記第1波長変換部の上に前記第2波長変換部及び前記拡散部が順次配置された第2領域と、を備え、前記第2領域から取り出される光の色温度は、前記第1領域から取り出される光の色温度よりも低い。
【発明の効果】
【0006】
本開示の一実施形態によれば、調光及び調色が可能な発光装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
第1実施形態に係る発光装置を模式的に示す斜視図である。
第1実施形態に係る発光装置を、その構成の一部を省略して模式的に示す斜視図である。
第1実施形態に係る発光装置を模式的に示す上面図である。
図3のIV-IV線における断面図である。
第2実施形態に係る発光装置を模式的に示す上面図である。
図5のVI-VI線における断面図である。
第3実施形態に係る発光装置を模式的に示す断面図である。
第4実施形態に係る発光装置を模式的に示す断面図である。
第5実施形態に係る発光装置を模式的に示す断面図である。
第6実施形態に係る発光装置を模式的に示す上面図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、図面を参照して本開示に係る発光装置(以下、「実施形態に係る発光装置」と呼ぶことがある)について説明する。なお、以下の説明では、必要に応じて特定の方向や位置を示す用語(例えば、「上」、「下」、及びそれらの用語を含む別の用語)を用いる。しかし、それらの用語の使用は図面を参照した発明の理解を容易にするためであって、それらの用語の意味によって本開示の技術的範囲が制限されるものではない。また、複数の図面に表れる同一符号の部分は同一もしくは同等の部分又は部材を示す。
【0009】
また、以下に示す実施形態は、本発明の技術思想を具体化するための発光装置等を例示するものであって、本発明を以下に限定するものではない。また、以下に記載されている構成部品の寸法、材料、形状、その相対的配置等は、特定的な記載がない限り、本発明の範囲をそれのみに限定する趣旨ではなく、例示することを意図したものである。また、一の実施形態において説明する内容は、他の実施形態や変形例にも適用可能である。また、図面が示す部材の大きさや位置関係等は、説明を明確にするため、誇張している場合がある。さらに、図面が過度に複雑になることを避けるために、一部の要素の図示を省略した模式図を用いたり、断面図として切断面のみを示す端面図を用いたりすることがある。
【0010】
<第1実施形態>
本開示に係る発光装置は、基板と、前記基板の上面に配置される複数の発光素子と、前記複数の発光素子の少なくとも一部を被覆する第1波長変換部と、前記第1波長変換部の一部を被覆する第2波長変換部と、前記第1波長変換部及び前記第2波長変換部を被覆する拡散部と、を有し、前記複数の発光素子は、個別に駆動可能であり、断面視で、前記第1波長変換部の上に前記第2波長変換部を介さずに前記拡散部が配置された第1領域と、前記第1波長変換部の上に前記第2波長変換部及び前記拡散部が順次配置された第2領域と、を備え、前記第2領域から取り出される光の色温度は、前記第1領域から取り出される光の色温度よりも低い。
(【0011】以降は省略されています)

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