TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2025129417
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-09-04
出願番号2025115261,2021168367
出願日2025-07-08,2021-10-13
発明の名称発光装置、発光モジュール
出願人日亜化学工業株式会社
代理人弁理士法人ITOH
主分類H01S 5/0239 20210101AFI20250828BHJP(基本的電気素子)
要約【課題】小型化を可能とする発光装置を提供する。
【解決手段】本発光装置は、基部と、第1出射面から第1の光を出射する第1発光素子と、第2出射面から第2の光を出射する第2発光素子と、を含み、それぞれが基部の上面に配置される複数の発光素子と、基部の上面に配置され、第1の光及び第2の光を上方へと反射する1または複数の反射部材と、を備え、1または複数の反射部材は、第1の光を反射する第1反射面、第1反射面で反射された第1の光を上方に反射する第2反射面、及び、第2の光を反射する第3反射面、を有し、第1出射面から出射され、かつ、第1反射面へと進行する第1の光に、基部の上面に平行である第1方向に進行する光が含まれ、第1反射面で反射され、かつ、第2反射面へと進行する第1の光には、基部の上面に平行であり、かつ第1方向と垂直である第2方向に進行する光が含まれる。
【選択図】図6
特許請求の範囲【請求項1】
基部と、
前記基部の上面に配置される第1発光素子と、
前記基部の上面の少なくとも一部を囲み、前記上面よりも上方にまで達する内側面を有する枠部と、を備え、
前記枠部は、第1方向に延伸する前記内側面に沿って接続し、上面視で前記第1方向に垂直な第2方向に所定の幅を有する、1または複数の段差部を有し、
前記1または複数の段差部の上面には、前記第1発光素子と接続する配線が接合される第1配線領域が設けられ、前記第1配線領域には、第1金属膜及び第2金属膜が設けられ、
前記第1金属膜及び前記第2金属膜の第1境界は、前記段差部の前記第1方向と平行な方向に延伸する部分を有し、
前記第1境界の前記第1方向と平行な方向に延伸する部分を前記第2方向に跨いで配置される第1保護素子を備える、発光装置。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
前記第1保護素子は、上面視で、前記第2方向の幅の方が、前記第1方向の幅よりも広い、請求項1に記載の発光装置。
【請求項3】
前記第1方向に延伸する前記段差部の、前記第1方向における幅は、前記所定の幅よりも広い、請求項1に記載の発光装置。
【請求項4】
さらに、前記基部の上面に配置される第2発光素子を備え、
前記1または複数の段差部は、第3方向に延伸する前記内側面に沿って接続し、上面視で前記第3方向に垂直な第4方向に所定の幅を有し、
前記1または複数の前記段差部の上面には、前記第2発光素子と接続する配線が接合される第2配線領域が設けられ、前記第2配線領域には、第3金属膜及び第4金属膜が設けられる、請求項1に記載の発光装置。
【請求項5】
前記第3金属膜及び前記第4金属膜の第2境界は、前記段差部の前記第4方向と平行な方向に延伸する部分を有し、
前記第2境界の前記第4方向と平行な方向に延伸する部分を前記第3方向に跨いで配置される第2保護素子を備える、請求項4に記載の発光装置。
【請求項6】
前記第1方向は、前記第3方向と平行ではない、請求項5に記載の発光装置。
【請求項7】
さらに、前記基部の上面に配置される、第3発光素子が設けられ、
前記1または複数の段差部の上面には、前記第3発光素子と接続する配線が接合される第3配線領域が設けられ、前記第3配線領域には、第5金属膜及び第6金属膜が設けられる、請求項5に記載の発光装置。
【請求項8】
前記第1発光素子、前記第2発光素子、及び前記第3発光素子のうち、
少なくとも1つは青色光を発し、
少なくとも1つは緑色光を発し、
少なくとも1つは赤色光を発する、請求項7に記載の発光装置。
【請求項9】
基部と、
前記基部の上面の少なくとも一部を囲み、前記上面よりも上方にまで達する内側面を有する枠部と、を備え、
前記枠部は、第1方向に延伸する前記内側面に沿って接続し、上面視で前記第1方向に垂直な第2方向に所定の幅を有する、1または複数の段差部を有し、前記1または複数の段差部の上面には、第1配線領域が設けられ、前記第1配線領域には、第1金属膜及び第2金属膜が設けられ、
前記第1金属膜と前記第2金属膜とは、第1境界によって隔離され、
前記第1金属膜及び前記第2金属膜の第1境界は、前記段差部の前記第1方向と平行な方向に延伸する第1部分と、前記段差部の前記第1方向と垂直な方向に延伸する第2部分と、を有し、
前記第1部分と前記第2部分とは接触している、パッケージ。
【請求項10】
前記第1方向に延伸する前記段差部の、前記第1方向における幅は、前記所定の幅よりも広い、請求項9に記載のパッケージ。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、発光装置、発光モジュールに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、基板の上面に配置される複数のレーザダイオードと複数のミラーとを有するLDモジュールが開示されている。このLDモジュールでは、各々のレーザダイオードから出射された光をコリメートレンズで平行光にした後、ミラーで2回反射させて基板の上面と平行方向に進ませて光ファイバに入射させている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2015-031739号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
特許文献1のLDモジュールでは、レーザ光がミラーに干渉しないようにミラーをずらして配置している。
【0005】
本開示は、小型化を可能とする発光装置の提供を目的とする。また、この発光装置を備えた発光モジュールの提供を目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一実施形態に係る発光装置は、基部と、第1出射面から第1の光を出射する第1発光素子と、第2出射面から第2の光を出射する第2発光素子と、を含み、それぞれが前記基部の上面に配置される複数の発光素子と、前記基部の上面に配置され、前記第1の光及び前記第2の光を上方へと反射する1または複数の反射部材と、を備え、前記1または複数の反射部材は、前記第1の光を反射する第1反射面、前記第1反射面で反射された前記第1の光を上方に反射する第2反射面、及び、前記第2の光を反射する第3反射面、を有し、前記第1出射面から出射され、かつ、前記第1反射面へと進行する前記第1の光に、前記基部の上面に平行である第1方向に進行する光が含まれ、前記第1反射面で反射され、かつ、前記第2反射面へと進行する前記第1の光には、基部の上面に平行であり、かつ前記第1方向と垂直である第2方向に進行する光が含まれる。
【0007】
また、本開示の一実施形態に係る発光モジュールは、本開示の一実施形態に係る発光装置と、前記発光装置の上方に配置される導光板と、を備え、前記発光装置から出射した光は、前記導光板に出射する。
【発明の効果】
【0008】
本開示の一実施形態によれば、小型化を可能とする発光装置を提供できる。また、この発光装置を備えた発光モジュールを提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
本実施形態に係る発光装置を例示する斜視図である。
本実施形態に係る発光装置から蓋部材を除いた状態の斜視図である。
本実施形態に係る発光装置から蓋部材を除いた状態の上面図である。
本実施形態に係る発光装置を例示する、図3のIV-IV線における断面図である。
反射部材の各反射面の位置関係について説明する図である。
各発光素子から出射された光の進み方について説明する図(その1)である。
各発光素子から出射された光の進み方について説明する図(その2)である。
蓋部材の上面から外部に出射される光を模式的に示す図である。
発光装置を備えた発光モジュールを例示する斜視図(その1)である。
発光装置を備えた発光モジュールを例示する側面図(その1)である。
発光装置を備えた発光モジュールを例示する斜視図(その2)である。
発光装置を備えた発光モジュールを例示する側面図(その2)である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、図面を参照して発明を実施するための形態について説明する。なお、以下の説明では、必要に応じて特定の方向や位置を示す用語(例えば、「上」、「下」、及びそれらの用語を含む別の用語)を用いる。しかし、それらの用語の使用は図面を参照した発明の理解を容易にするためであって、それらの用語の意味によって本発明の技術的範囲が制限されるものではない。また、複数の図面に表れる同一符号の部分は同一もしくは同等の部分又は部材を示す。
(【0011】以降は省略されています)

特許ウォッチbot のツイートを見る
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

関連特許

日亜化学工業株式会社
車両用灯具
10日前
日亜化学工業株式会社
光源及び発光装置
5日前
日亜化学工業株式会社
半導体レーザ素子
6日前
日亜化学工業株式会社
発光装置及びその製造方法
4日前
日亜化学工業株式会社
発光装置及び発光装置の製造方法
6日前
日亜化学工業株式会社
光源装置およびそれらを有する加熱システム
11日前
日亜化学工業株式会社
フッ化物蛍光体、その製造方法及び発光装置
12日前
日亜化学工業株式会社
発光装置、発光モジュール
3日前
日亜化学工業株式会社
サブマウントおよび発光装置
23日前
日亜化学工業株式会社
α-Fe相含有希土類-鉄-窒素系磁性粉体、その製造方法、α-Fe相含有希土類-鉄-窒素系磁性粉体の製造方法
5日前
個人
雄端子
26日前
個人
後付地震遮断機
1か月前
個人
安全なNAS電池
2日前
個人
超精密位置決め機構
1か月前
東レ株式会社
積層多孔質膜
1か月前
愛知電機株式会社
電力機器
23日前
日機装株式会社
加圧装置
18日前
ヒロセ電機株式会社
端子
23日前
個人
フリー型プラグ安全カバー
9日前
CKD株式会社
巻回装置
1か月前
ローム株式会社
半導体装置
18日前
株式会社GSユアサ
蓄電装置
13日前
三菱電機株式会社
回路遮断器
19日前
株式会社GSユアサ
蓄電装置
1か月前
沖電気工業株式会社
アンテナ
9日前
株式会社GSユアサ
蓄電装置
13日前
オムロン株式会社
電磁継電器
6日前
住友電装株式会社
端子
25日前
株式会社GSユアサ
蓄電装置
5日前
日本特殊陶業株式会社
保持装置
1か月前
日本化薬株式会社
電流遮断装置
1か月前
株式会社カネカ
二次電池
12日前
トヨタ自動車株式会社
蓄電装置
16日前
日本特殊陶業株式会社
保持装置
1か月前
日本特殊陶業株式会社
保持装置
4日前
ダイハツ工業株式会社
固定治具
1か月前
続きを見る