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公開番号2025100490
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-03
出願番号2024224779
出願日2024-12-20
発明の名称廃糸のリサイクル
出願人アディダス アーゲー
代理人個人,個人,個人,個人,個人
主分類D06C 7/00 20060101AFI20250626BHJP(繊維または類似のものの処理;洗濯;他に分類されない可とう性材料)
要約【課題】少なくとも部分的に廃糸から部品を製造する方法が提供される。
【解決手段】一部の実施形態では、廃糸は、面上に分散されてその面上で相互に結合され得る。部品は、フットウェア製品のアッパー、アパレル製品又はスポーツ用品製品の少なくとも一部であり得る。
【選択図】図9
特許請求の範囲【請求項1】
少なくとも部分的に廃糸から部品を製造する方法であって、
(a)廃糸を提供するステップと、
(b)前記廃糸を第1の面に分散させるステップと、
(c)分散された前記廃糸の少なくとも一部を相互に結合するステップと、
を備える方法。
続きを表示(約 680 文字)【請求項2】
前記廃糸は、少なくとも熱可塑性ポリマー材料を備える、請求項1に記載の方法。
【請求項3】
前記廃糸の70%以上が未固形化廃糸からなる、請求項1に記載の方法。
【請求項4】
前記廃糸は、固形化された廃糸を含む、請求項1に記載の方法。
【請求項5】
前記結合するステップは、前記分散された廃糸に熱及び圧力を付与するステップを備える、請求項1に記載の方法。
【請求項6】
前記廃糸は、残糸を含む、請求項1に記載の方法。
【請求項7】
前記廃糸を提供するステップの前に、繊維要素から前記廃糸を分離するステップをさらに備える請求項1に記載の方法。
【請求項8】
前記繊維要素は、撚り糸又は織り糸を複数のアンカーポイントに巻回することによって製造されたものである、請求項7に記載の方法。
【請求項9】
前記廃糸を前記第1の面に分散させるステップの前に、機械的に前記廃糸を長さ、デニール若しくは密度によって選別するステップ及び/又は前記廃糸の長さを短縮するステップをさらに備える請求項1に記載の方法。
【請求項10】
前記廃糸を複数の開口を有する可動の第2の面に配置するステップをさらに備え、前記分散させるステップは、前記第1の面の上方に前記可動の第2の面を移動させ、それにより前記廃糸が前記第1の面上まで前記複数の開口を通過する、ステップをさらに備える、請求項1に記載の方法。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、少なくとも部分的に廃糸から部品を製造する方法及び対応する部品に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
様々な製品が、少なくとも部分的に繊維要素で構成されている。例えば、スポーツアパレル、さらにはシャツ、パンツ、ジャケット、フットウェア又はその他などのアパレル製品は種々の繊維要素で構成されることが多い。繊維要素を製造する工程中に、通常は完成繊維要素若しくは中間繊維要素の縁部若しくは切取り部分又は織り糸の切れ端を含むスクラップが発生する。繊維製造業者は、一般的に、スクラップの発生を減少させるように上記工程を最適化するが、少なくともこれまでは、スクラップの発生は完全には回避可能ではない。したがって、繊維産業では、スクラップのリサイクルが重要な役割を果たす。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
しかし、本技術で周知のリサイクル工程には、一般的に、スクラップ材料を、多くの場合で品質が低下した別製品のための原料に変換するエネルギー集約的工程が必要となる。したがって、繊維要素を製造する際に発生するスクラップのリサイクルでのイノベーションに対して継続的なニーズが存在する。
【課題を解決するための手段】
【0004】
本開示は、少なくとも部分的に廃糸から部品を製造する方法を提供する。方法は、前製造工程から廃糸を回収するステップ及び廃糸を相互に結合するステップを備える方法においてそれらをリサイクルするステップを備え得る。廃糸は、回収され、分別され、結合のために所定面に分散され得る。場合によっては、面は、廃糸が結合される繊維要素の面を備え得る。
【0005】
本開示の第1の実施形態(I)は、少なくとも部分的に廃糸(110、120、210、220、310、320、410、520、620、810)から部品(360、500、501、600、700、701、702)を製造する方法に向けられ、その方法は(a)廃糸を提供するステップ(910)と、(b)廃糸を第1の面(230、330、530、630、830)に分散させるステップ(920)と、(c)分散された廃糸の少なくとも一部を相互に結合するステップ(930)と、を備える。
【0006】
第2の実施形態(II)では、第1の実施形態(I)に係る廃糸が、少なくとも熱可塑性ポリマー材料を備える。
【0007】
第3の実施形態(III)では、第1の実施形態(I)又は第2の実施形態(II)に係る廃糸の70%以上、好ましくは80%以上、より好ましくは90%以上、最も好ましくは95%超が、未固形化廃糸からなる。
【0008】
第4の実施形態(IV)では、実施形態(I)~(III)のいずれか1つに係る廃糸が、固形化された廃糸を含む。
【0009】
第5の実施形態(V)では、実施形態(I)~(IV)のいずれか1つに係る結合するステップが、分散された廃糸に熱及び圧力を付与するステップを備える。
【0010】
第6の実施形態(VI)では、実施形態(I)~(V)のいずれか1つに係る廃糸が、残糸を含む。
(【0011】以降は省略されています)

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