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公開番号
2025107682
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-22
出願番号
2024001028
出願日
2024-01-09
発明の名称
車速検出装置及び方法、並びにメータ装置
出願人
矢崎総業株式会社
代理人
弁理士法人虎ノ門知的財産事務所
主分類
G01P
3/481 20060101AFI20250714BHJP(測定;試験)
要約
【課題】車速パルス信号の出力に対する応答時間を高速化することができる車速検出装置及び方法、並びにメータ装置を提供する。
【解決手段】メータ装置1は、車速センサ2から車輪Tの回転に伴って回転する回転軸AX1回転当たり4周期の車速パルス信号を入力信号として入力し、回転軸AX1回転当たり8周期の車速パルス信号に変換し出力信号として出力する信号変換部11を備える。信号変換部11は、入力信号の入力が開始された直後において、当該入力信号における第1周期の前半周期に相当する前半矩形波が入力された時点で、当該前半矩形波のパルス幅Aを、出力信号における第1周期の1周期分のパルス幅として算出し、入力信号における第1周期の後半周期に相当する後半矩形波の入力が完了した時点で、算出された出力信号における第1周期の矩形波を出力する。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
車速センサから車輪の回転に伴って回転する回転軸1回転当たりN(N=自然数)周期の車速パルス信号を入力信号として入力し、前記回転軸1回転当たり2N周期の車速パルス信号に変換し出力信号として出力する信号変換部を備え、
前記信号変換部は、
前記入力信号の入力が開始された直後において、当該入力信号における第1周期の前半周期に相当する前半矩形波が入力された時点で、当該前半矩形波のパルス幅を、前記出力信号における第1周期の1周期分のパルス幅として算出し、
前記入力信号における前記第1周期の後半周期に相当する後半矩形波の入力が完了した時点で、算出された前記出力信号における前記第1周期の矩形波を出力する
ことを特徴とする車速検出装置。
続きを表示(約 1,900 文字)
【請求項2】
前記信号変換部は、
前記出力信号における前記第1周期の矩形波を出力した後、前記入力信号における第1周期の後半周期に相当する後半矩形波のパルス幅を、前記出力信号における第2周期の1周期分のパルス幅として算出し、
前記入力信号における第2周期の前半周期に相当する前半矩形波の入力が完了した時点で、算出された前記出力信号における前記第2周期の矩形波を出力し、
前記出力信号における前記第2周期以降は、
前記入力信号における第2周期以降の前半周期に相当する前半矩形波が入力された時点で、当該前半矩形波のパルス幅を、前記出力信号における奇数周期の1周期分のパルス幅として算出し、
前記入力信号における第2周期以降の後半周期に相当する後半矩形波が入力された時点で、当該後半矩形波のパルス幅を、前記出力信号における偶数周期の1周期分のパルス幅として算出し、
算出された前記出力信号における前記第2周期以降の矩形波を前記出力信号として順次出力する
請求項1に記載の車速検出装置。
【請求項3】
前記信号変換部は、
前記回転軸1回転当たり4周期の車速パルス信号を入力信号として入力し、前記回転軸1回転当たり8周期の車速パルス信号に変換し出力信号として出力するものであり、
前記入力信号における第1周期の後半周期に相当する後半矩形波のパルス幅を、前記出力信号における第2周期の1周期分のパルス幅として算出し、
前記入力信号における第2周期の前半周期に相当する前半矩形波のパルス幅を、前記出力信号における第3周期の1周期分のパルス幅として算出し、
前記入力信号における第2周期の後半周期に相当する後半矩形波のパルス幅を、前記出力信号における第4周期の1周期分のパルス幅として算出し、
前記入力信号における第3周期の前半周期に相当する前半矩形波のパルス幅を、前記出力信号における第5周期の1周期分のパルス幅として算出し、
前記入力信号における第3周期の後半周期に相当する後半矩形波のパルス幅を、前記出力信号における第6周期の1周期分のパルス幅として算出し、
前記入力信号における第4周期の前半周期に相当する前半矩形波のパルス幅を、前記出力信号における第7周期の1周期分のパルス幅として算出し、
前記入力信号における第4周期の後半周期に相当する後半矩形波のパルス幅を、前記出力信号における第8周期の1周期分のパルス幅として算出し、
算出された前記第1~前記第8周期の8周期分の矩形波を前記出力信号として順次出力する
請求項1又は2に記載の車速検出装置。
【請求項4】
車速センサから車輪の回転に伴って回転する回転軸1回転当たりN(N=自然数)周期の車速パルス信号を入力信号として入力し、前記回転軸1回転当たり2N周期の車速パルス信号に変換し出力信号として出力する信号変換部により実行される信号変換工程を備え、
前記信号変換工程は、
前記入力信号の入力が開始された直後において、前記入力信号における第1周期の前半周期に相当する前半矩形波が入力された時点で、当該前半矩形波のパルス幅を、前記出力信号における第1周期の1周期分のパルス幅として算出する算出工程と、
前記入力信号における前記第1周期の後半周期に相当する後半矩形波の入力が完了した時点で、前記算出工程にて算出された前記出力信号における前記第1周期の矩形波を順次出力する出力工程と、を備える
ことを特徴とする車速検出方法。
【請求項5】
車両に関する情報を表示する表示部と、
車速センサから車輪の回転に伴って回転する回転軸1回転当たりN(N=自然数)周期の車速パルス信号を入力信号として入力し、前記回転軸1回転当たり2N周期の車速パルス信号に変換し出力信号として出力する信号変換部とを備え、
前記信号変換部は、
前記入力信号の入力が開始された直後において、前記入力信号における第1周期の前半周期に相当する前半矩形波が入力された時点で、当該前半矩形波のパルス幅を、前記出力信号における第1周期の1周期分のパルス幅として算出し、
前記入力信号における前記第1周期の後半周期に相当する後半矩形波の入力が完了した時点で、算出された前記出力信号における前記第1周期の矩形波を出力する
ことを特徴とするメータ装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、車速検出装置及び方法、並びにメータ装置に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
メータ装置には、車両に搭載された車速センサから車速パルス信号を入力し、その車速パルス信号に基づいて当該車両の車速を計算した後に、その車速に相当する車速パルス信号を出力するものがある(例えば、特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2012-163408号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、従来のメータ装置では、車輪の回転に伴って回転する回転軸1回転分の車速パルス信号の平均値から車速を計算しているため、車速が確定するまでに一定の車速パルス信号の入力が完了した後に、車速パルス信号を出力している。例えば、車速センサが回転軸1回転当たり4周期の車速パルス信号を出力する場合、車速計算には4周期分の車速パルス信号が必要となる。また、このようなメータ装置では、車速計算に関し、車速の変化に対して真の速度を得るには、4周期以上の応答時間が必要となる。
【0005】
本発明は、車速パルス信号の出力に対する応答時間を高速化することができる車速検出装置及び方法、並びにメータ装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するために、本発明に係る車速検出装置は、車速センサから車輪の回転に伴って回転する回転軸1回転当たりN(N=自然数)周期の車速パルス信号を入力信号として入力し、前記回転軸1回転当たり2N周期の車速パルス信号に変換し出力信号として出力する信号変換部を備え、前記信号変換部は、前記入力信号の入力が開始された直後において、当該入力信号における第1周期の前半周期に相当する前半矩形波が入力された時点で、当該前半矩形波のパルス幅を、前記出力信号における第1周期の1周期分のパルス幅として算出し、前記入力信号における前記第1周期の後半周期に相当する後半矩形波の入力が完了した時点で、算出された前記出力信号における前記第1周期の矩形波を出力することを特徴とする。
【発明の効果】
【0007】
本発明に係る車速検出装置及び方法、並びにメータ装置によれば、車速パルス信号の出力に対する応答時間を高速化することができる、という効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、実施形態に係るメータ装置の概略構成を示すブロック図である。
図2は、実施形態に係るメータ装置の入力信号と出力信号の関係を示すタイミングチャートである。
図3は、実施形態に係るメータ装置における信号変換部の動作例を示すフローチャート図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下に、本発明に係る実施形態について図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、下記実施形態により本発明が限定されるものではない。すなわち、下記実施形態における構成要素には、当業者が容易に想定できるもの、あるいは実質的に同一のものが含まれ、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。
【0010】
[実施形態]
図1は、実施形態に係るメータ装置の概略構成を示すブロック図である。図2は、実施形態に係るメータ装置の入力信号と出力信号の関係を示すタイミングチャートである。図3は、実施形態に係るメータ装置の動作を示すフローチャート図である。
(【0011】以降は省略されています)
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