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公開番号2025108284
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-23
出願番号2024002121
出願日2024-01-10
発明の名称組立溶接部材
出願人株式会社竹中工務店
代理人弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類E04H 9/02 20060101AFI20250715BHJP(建築物)
要約【課題】組立溶接部材の座屈モード及び座屈方向を制御することを目的とする。
【解決手段】鋼材ブレース20は、ウェブプレートと、ウェブプレートと隅部を成すとともに、隅部が組立溶接されるフランジプレート40と、を備え、フランジプレート40における幅方向の両側には、フランジプレート40における材軸方向の中間部の幅を狭くするとともに、材軸方向にずれて配置される一対の切欠き50が設けられる。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
第一プレートと、
前記第一プレートと隅部を成すとともに、前記隅部が組立溶接される第二プレートと、
を備え、
前記第二プレートにおける幅方向の両側には、該第二プレートにおける材軸方向の中間部の幅を狭くするとともに、前記材軸方向にずれて配置される一対の切欠きが設けられる、
組立溶接部材。
続きを表示(約 260 文字)【請求項2】
一対の前記切欠きによって前記第二プレートに形成され、座屈時のひずみが相対的に小さい領域に、前記組立溶接の溶接継ぎ部が位置する、
請求項1に記載の組立溶接部材。
【請求項3】
前記第一プレートは、ウェブプレートとされ、
前記第二プレートは、前記ウェブプレートの両端部にそれぞれ組立溶接されるフランジプレートとされる、
請求項1に記載の組立溶接部材。
【請求項4】
鋼材ブレースとされる、
請求項1~請求項3の何れか1項に記載の組立溶接部材。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、組立溶接部材に関する。
続きを表示(約 1,000 文字)【背景技術】
【0002】
ブレース芯材と、ブレース芯材が挿入されるシース部材とを備えるブレース型制振ダンパが知られている(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
また、芯ブレースと、芯ブレースが挿入される筒状の補剛材とを備えるアンボンドブレースが知られている(例えば、特許文献2参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2011-058260号公報
特開2008-002106号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
例えば、ブレース等を構成するビルドH形鋼において、ウェブプレートとフランジプレートを組立溶接する際に、溶接継ぎ部が発生する場合がある。
【0006】
ここで、溶接継ぎ部には、ビルドH形鋼の軸圧縮変形時に、溶接表面の形状不整等によって応力が集中し易い。そのため、ビルドH形鋼等の組立溶接部材に溶接継ぎ部が存在すると、組立溶接部材の疲労寿命が低下する可能性がある。
【0007】
この対策として、例えば、軸圧縮変形時に、組立溶接部材に発生するひずみ分布を解析等によって求め、相対的にひずみが小さい領域に溶接継ぎ部を位置させることが考えられる。
【0008】
しかしながら、組立溶接部材は、軸圧縮変形時に座屈するところ、その座屈方向や座屈モードは、組立溶接部材の初期不整や製作上の不均一性等の不確定要素によって変動する。そのため、軸圧縮変形時における組立溶接部材のひずみ分布を解析等によって求めることは難しく、軸圧縮変形時に、相対的にひずみが小さく領域を特定することも難しい。
【0009】
本発明は、上記の事実を考慮し、組立溶接部材の座屈モード及び座屈方向を制御することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0010】
請求項1に記載の組立溶接部材は、第一プレートと、前記第一プレートと隅部を成すとともに、前記隅部が組立溶接される第二プレートと、を備え、前記第二プレートにおける幅方向の両側には、該第二プレートにおける材軸方向の中間部の幅を狭くするとともに、前記材軸方向にずれて配置される一対の切欠きが設けられる。
(【0011】以降は省略されています)

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