TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2025108316
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-23
出願番号
2024002182
出願日
2024-01-10
発明の名称
ピアノの指トレーニング器具及び練習方法
出願人
個人
代理人
個人
主分類
G09B
15/08 20060101AFI20250715BHJP(教育;暗号方法;表示;広告;シール)
要約
【課題】
本発明は、ピアノ演奏に必要な指の正しい運び方や鍵盤を叩く強弱の練習器具で、ピアノがない場所でも気軽に練習ができる簡単な器具を提供することを課題とするものである。
【解決手段】
本発明のピアノトレーニング器具は、底部板と、複数の鍵盤と、支持軸部と、弾性部材を有し、前記底部板の底部板端部と前記鍵盤の鍵盤端部とで前記支持軸部が挟持され、前記支持軸部は、前記鍵盤ごとに設けられる蝶番を介して前記鍵盤を回動自在に支持するとともに、鍵盤端部と当接して該動作を規制し、前記底部板と前記鍵盤の所定箇所の間に前記弾性部材が設けられ、該弾性部材がコイルスプリングであって、前記底部板の上面に設けられる保持板により保持される構成を採用した。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
底部板(10)と、
複数の鍵盤(20)と、
支持軸部(30)と、
弾性部材(50)を有し、
前記底部板(10)の底部板端部(11)と前記鍵盤(20)の鍵盤端部(21)とで前記支持軸部(30)が挟持され、
前記支持軸部(30)は、前記鍵盤(20)ごとに設けられる蝶番(40)を介して前記鍵盤(20)を回動自在に支持するとともに、鍵盤端部(21)と当接して該動作を規制し、
前記底部板(10)と前記鍵盤(20)の所定箇所の間に前記弾性部材(50)が設けられ、該弾性部材(50)がコイルスプリング(53)であって、前記底部板(10)の上面に設けられる保持板(54)により保持されることを特徴とするピアノトレーニング器具(1)。
続きを表示(約 340 文字)
【請求項2】
前記弾性部材(50)が前記鍵盤(20)ごとに設けられていることを特徴とする請求項1に記載のピアノトレーニング器具(1)。
【請求項3】
前記鍵盤(20)の上下の移動量(L)が10mmを超えることを特徴とする請求項1のピアノトレーニング器具(1)。
【請求項4】
前記鍵盤(20)の前記移動量(L)が14から16mmであることを特徴とする請求項
3
に記載のピアノトレーニング器具(1)。
【請求項5】
前記ピアノトレーニング器具(1)を複数連結する連結機能を備え
る
ことを特徴とする請求項1から請求項
4
の何れかに記載のピアノトレーニング器具(1)。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、ピアノの指トレーニング器具及び練習方法に関し、詳しくは、ピアノを弾く指の運び方や鍵盤を叩く強弱を自在に出来るようになるための練習器具であって、鍵盤の形状に類似したピアノの音の出ないどこででも練習することが可能な持ち運びに便利なピアノの指トレーニング器具及び練習方法の技術に関するものである。
続きを表示(約 3,200 文字)
【背景技術】
【0002】
音楽を奏でる楽器としてピアノはその代表とする楽器の一つといえる。特に一般的に普及しており、幼いころからピアノ教室に通うなど習い事の中でも根強い人気である。しかしながら、ピアノを弾く時の指の力は慣れていない人からすれば意外と力が入らず、幼い子供だけではなく大人においても練習を繰り返さないとできないものである。
加えて、幼い子供は手も小さく、オクターブが届くようになるのも難しく、手を目いっぱいに広げるという練習も必要となり手軽に何処ででも練習できる器具が求められているといえる。
【0003】
また、特にピアノの音色を美しく弾くには、音の流れによって最善の指の運び方が決まっている。その正しい指の運びを練習することもピアノを上手に弾くには必要なことである。また、その他に、大切なのは自在に音の強弱をコントロールすることである。音楽にはピアノ、ピアニシモ、メゾフォルテ、フォルテ、クレッシェンド、デクレッシェンド等のだんだん強く弾くことやだんだん弱く弾くこと等、音の強弱を自在にコントロールする技術が必要になってくる。それらの技術を習得するには幼い子供にとって難関であることは間違いなく、それ等を乗り越えるには地道な繰り返しの練習が必要といえる。
【0004】
しかしながら、繰り返し必要な練習であるが、家庭環境や住宅事情によっては場所や時間など様々な条件があり、近所迷惑になることを考えて早朝や深夜は練習ができないといった場合もある。更に、同居しているご家族、中でも兄弟の勉強の邪魔になってしまうなど、特に受験生がいるご家庭では練習時間が限られてくる。そこで、音が出なくてもピアノの練習が手軽に出来る器具の開発が求められているところである。また、従来からもこれらの練習器具に関し開発が成されている。しかしながら、これらの練習器具は大掛かりであったり、収納性や持ち運びが不便であるなど、手軽に練習できるとは言えないものであった。そこで、コンパクトで且つスマートに収納でき、持ち運びも手軽なピアノの練習器具の開発が望まれているところである。
【0005】
そこで、係る問題に鑑み、従来より種々の技術提案がなされている。発明の名称を「鍵盤楽器の練習用補助具及び練習用補助具セット」とし、解決しようとする課題を「鍵盤上に正しい位置で正しい指の置き方を指導 者のみならず生徒自身でも確認でき、美しい音が弾ける ようにするための、鍵盤楽器の練習用補助具及び鍵盤楽 器の練習用補助具セットを提供」とするもので、具体的な解決手段を「鍵盤楽器の練習用補助具2は、角部が半円 形状とされており、厚さ(t)は1.0mm、高さ(h )は9.3mm、幅(w)は17.3mmの平面視略四 角形状の鏡面状の樹脂製板状体で、鍵盤蓋1の内側に着 脱自在に取り付けられ、生徒の指の長さに応じて適切な 位置になるようにシール4が目印として各鍵盤3に着脱 自在に貼り付けられている」としたものである。しかしながら、係る技術は、正しい指の置き方などの指導をしやすくする練習補助具であるという課題の共通点はあるが、解決手段は生徒自身と指導者が正との指の長さ等を考慮してピアノの鍵盤にシールを貼ってそれを目印に練習するというものである。しかしながら本願発明では、鍵盤の一部に類似した器具を利用してピアノがないところでも指の正しい運び方や鍵盤を叩く指の強弱などの練習もできるものであり、解決手段を異にするものである。
【0006】
また、発明の名称を「ピアノ練習具」とし、解決しようとする課題を「ピアノを演奏する為に必要な親指くぐりを円滑にするために親指の付け根をやわらかく保ち親指の第1、第2関節を曲げた形で動かすトレーニングをする事ができるピアノ練習具を提供する。」とするもので、具体的な解決手段を「親指とそれに対向する他の指でつまみながら回すことができるつまみ2を備えたピアノ練習具Aであって、つまみ2の直径が親指の指先を内側に曲げた状態で他の指の指先との間に親指が挿入できる程度の幅とした。ピアノ練習具Aが円筒体1を備え、円筒体1の中央部には、円筒体1を親指と他の指とによる回転によって巻き上がる紐3と重り4が取り付けられている。また、円筒体1にノック機構が組み込まれ、そのノック機構の先端ボタンがつまみ1部分の中心軸から飛び出て、ボ タンを押すことにより、音が発するように構成されている。」としたものである。しかしながら、係る技術は、ピアノが無い場所においても器具があれば訓練が可能ということにおいては本発明と共通するところであるが、ピアノ演奏で必要な親指くぐりに特化した練習器具であり、本発明のように全ての指の運びや訓練を期待できるものではない。
【0007】
また、発明の名称を「ピアノ練習用具」とし、具体的な解決手段を「多数の鍵盤を枠体の両体の両側立ち上がり間に後端部において回動可能に軸支させるとともに前端部に指圧を加えたとき弾発的に動作するように前記枠体の底との間に弾性体を介装し且水平状態に保持させてなるピアノ練習用具」というものである。係る技術は、鍵盤の上部に横杆が配置され鍵盤の上方向の動作を規制している。従って、横杆を支持する立ち上がりが少なくても左右に配置され、これが鍵盤に対して突出し、スマートさに欠けまた連結する際にも邪魔となる。これに対し本発明では鍵盤の上下、左右、前後とも一切の突き出し部を有さないようにする事が可能な点で相違する。係る相違からの効果として、持ち運び時に突き出し部が無いため、本やノートなどの扱いのようにバッグ等への収納が容易となる。
【0008】
また、発明の名称を「演奏練習装置、鍵盤楽器および運指練習装置」とし、解決しようとする目的を「鍵盤楽器の演奏練習を始めたばかりの初心者であっても、容易に演奏または演奏の練習を行うことができる演奏練習装置、鍵盤楽器および運指練習装置を提供する。」とするもので、具体的な解決手段を「本発明に係る演奏練習装置は、各々手の指のうちのいずれか1の指に対応する複数の鍵と、運指を指定するための運指データとを含む楽曲データを記憶する記憶手段と、前記記憶手段によって記憶された楽曲データを読み出して出力する制御手段と、前記複数の鍵のうちの押鍵された鍵を検出する検出手段と、前記制御手段によって出力された楽曲データ中の運指データによって指定される指に対応した鍵と、前記検出手段によって検出された鍵とが所定の条件を満たすときには、前記制御手段によって出力された楽曲データ中の演奏データに従って楽音信号を生成して出力する楽音信号生成手段とを具備する。」というものである。係る技術は、鍵盤の両脇にフレームが存在しているため、現存の鍵盤のみの練習と限定されてしまうが、本発明はフレームを存在させずに複数の練習具を連結できるという特徴を有しており、本発明とは効果を異にするものである。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0009】
実用新案登録第3218363号
実用新案登録第3209666号
公開実用S53-138549号
特開2001―66982号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0010】
本発明は、ピアノ演奏に必要な指の正しい運び方や鍵盤を叩く強弱の練習器具で、ピアノがない場所でも気軽に練習ができる簡単な器具を提供することを課題とするものである。
【課題を解決するための手段】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
個人
広告
2か月前
個人
標準学士検定
2か月前
個人
知育教材
3か月前
個人
旗の絡みつき防止具
3か月前
個人
4分割正積世界地図
2か月前
株式会社バンダイ
表示具
2か月前
日本精機株式会社
表示装置
3か月前
日本精機株式会社
表示装置
2か月前
日本精機株式会社
表示装置
3か月前
日本精機株式会社
表示装置
24日前
日本精機株式会社
発光装置
1か月前
日本精機株式会社
発光装置
1か月前
個人
地熱を利用した集客装置
2か月前
株式会社ケイオー
収納器具
2か月前
日本精機株式会社
車両用表示装置
3か月前
個人
注射針穿刺訓練用モデル
2か月前
個人
表示装置および表示方法
3か月前
トヨタ自動車株式会社
評価方法
5日前
シャープ株式会社
表示装置
1か月前
シャープ株式会社
表示装置
1か月前
シャープ株式会社
表示装置
1か月前
シャープ株式会社
表示装置
19日前
ブジョングループ
電子ラベル装置
2か月前
パイオニア株式会社
表示装置
19日前
学校法人東京電機大学
複合表示装置
3か月前
個人
口唇閉鎖の訓練具
17日前
株式会社ReTech
シミュレータ
2か月前
株式会社半導体エネルギー研究所
表示装置
3か月前
個人
広告設置構造及び広告支持部材
1か月前
ニチレイマグネット株式会社
磁着式電飾装置
2か月前
EID SYSTEM株式会社
ラベル
2か月前
EID SYSTEM株式会社
ラベル
2か月前
株式会社ノジマ
応対体験システム
17日前
株式会社フジシール
ラベル
2か月前
三菱電機株式会社
発光装置
3か月前
株式会社フジシール
ラベル
3か月前
続きを見る
他の特許を見る