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公開番号
2025110710
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-07-29
出願番号
2024004695
出願日
2024-01-16
発明の名称
人力駆動車用のコンポーネント
出願人
株式会社シマノ
代理人
個人
,
個人
主分類
B62M
6/45 20100101AFI20250722BHJP(鉄道以外の路面車両)
要約
【課題】人力駆動車に推進力を好適に付与できる人力駆動車用のコンポーネントを提供する。
【解決手段】人力駆動車用のコンポーネントは、人力駆動力が入力されるクランク軸を支持するクランク軸支持部と、複数の異なる変速比に変更できる変速機と、前記クランク軸と前記変速機とを接続する動力伝達部と、前記クランク軸から間隔をあけて配置され、かつ、前記変速機から入力される駆動力を出力する出力回転軸と、前記人力駆動車に推進力を付与するように構成される駆動モータと、を備え、前記動力伝達部は、前記クランク軸の回転速度に対する前記変速機の変速入力回転体の回転速度の比を所定比に変更するように構成され、前記駆動モータは、前記人力駆動力の伝達経路において、前記動力伝達部と前記変速機との間に設けられる合力部に、前記駆動モータから出力される駆動力であるモータ駆動力を伝達するように構成される。
【選択図】図22
特許請求の範囲
【請求項1】
人力駆動車用のコンポーネントであって、
人力駆動力が入力されるクランク軸を支持するクランク軸支持部と、
複数の異なる変速比に変更できる変速機と、
前記クランク軸と前記変速機とを接続する動力伝達部と、
前記クランク軸から間隔をあけて配置され、かつ、前記変速機から入力される駆動力を出力する出力回転軸と、
前記人力駆動車に推進力を付与するように構成される駆動モータと、を備え、
前記動力伝達部は、前記クランク軸の回転速度に対する前記変速機の変速入力回転体の回転速度の比を所定比に変更するように構成され、
前記駆動モータは、前記人力駆動力の伝達経路において、前記動力伝達部と前記変速機との間に設けられる合力部に、前記駆動モータから出力される駆動力であるモータ駆動力を伝達するように構成される、コンポーネント。
続きを表示(約 760 文字)
【請求項2】
前記所定比は、1よりも大きい、請求項1に記載のコンポーネント。
【請求項3】
前記動力伝達部は、前記クランク軸の回転速度を2段階以上にわたって変更して、前記クランク軸の回転速度に対する前記変速機の変速入力回転体の回転速度の比を前記所定比に変更する、請求項1に記載のコンポーネント。
【請求項4】
前記クランク軸から間隔をあけて配置される軸部材をさらに備え、
前記軸部材は、前記出力回転軸と、同軸に配置される、請求項1に記載のコンポーネント。
【請求項5】
前記軸部材および前記出力回転軸は、前記クランク軸と平行に延びる、請求項4に記載のコンポーネント。
【請求項6】
前記駆動モータは、駆動モータ回転軸を有し、
前記駆動モータ回転軸は、前記クランク軸、前記軸部材、および、前記出力回転軸と平行に延びる、請求項5に記載のコンポーネント。
【請求項7】
前記駆動モータ回転軸は、前記クランク軸と同軸に配置される、請求項6に記載のコンポーネント。
【請求項8】
前記駆動モータ回転軸は、前記軸部材および前記出力回転軸から間隔をあけて配置される、請求項6に配置されるコンポーネント。
【請求項9】
前記駆動モータは、前記クランク軸および前記軸部材に直交する方向から見て、前記変速機の少なくとも一部と重畳するように配置される、請求項7に記載のコンポーネント。
【請求項10】
前記出力回転軸は、前記軸部材よりも直径が大きく、
前記クランク軸は、前記出力回転軸よりも直径が大きい、請求項4に記載のコンポーネント。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、人力駆動車用のコンポーネントに関する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、例えば、変速機およびアシストモータを含むコンポーネントが開示される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平10-194186号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本開示の目的の1つは、人力駆動車に推進力を好適に付与できる人力駆動車用のコンポーネントを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示の第1側面に従うコンポーネントは、人力駆動車用のコンポーネントであって、人力駆動力が入力されるクランク軸を支持するクランク支持部と、複数の異なる変速比に変更できる変速機と、前記クランク軸と前記変速機とを接続する動力伝達部と、前記クランク軸から間隔をあけて配置され、かつ、前記変速機から入力される駆動力を出力する出力回転軸と、前記人力駆動車に推進力を付与するように構成される駆動モータと、を備え、前記動力伝達部は、前記クランク軸の回転速度に対する前記変速機の変速入力回転体の回転速度の比を所定比に変更するように構成され、前記駆動モータは、前記人力駆動力の伝達経路において、前記動力伝達部と前記変速機との間に設けられる合力部に、前記駆動モータから出力される駆動力であるモータ駆動力を伝達するように構成される。
第1側面のコンポーネントによれば、動力伝達部によってクランク軸の回転速度に対する変速機の変速入力回転体の回転速度の比が所定比に変更された後、かつ、変速機によって変速される前に人力駆動力とモータ駆動力とを合力できる。したがって、駆動モータの性能に好適な所定比を設定できるため、駆動モータは、人力駆動車に推進力を好適に付与できる。
【0006】
本開示の第1側面に従う第2側面のコンポーネントにおいて、前記所定比は、1よりも大きい。
第2側面のコンポーネントによれば、動力伝達部は、人力駆動力を増速するため、駆動モータは、人力駆動力のトルクが低下した合力部に、モータ駆動力を付加できる。したがって、モータ駆動力の小さい駆動モータを採用できるため、駆動モータの大型化を抑制できる。
【0007】
本開示の第1または第2側面に従う第3側面のコンポーネントにおいて、前記動力伝達部は、前記クランク軸の回転速度を2段階以上にわたって変更して、前記クランク軸の回転速度に対する前記変速機の変速入力回転体の回転速度の比を前記所定比に変更する。
第3側面のコンポーネントによれば、動力伝達部は、所定比を好適に実現できる。
【0008】
本開示の第1から第3側面のいずれか1つに従う第4側面のコンポーネントにおいて、前記クランク軸から間隔をあけて配置される軸部材をさらに備え、前記軸部材は、前記出力回転軸と、同軸に配置される。
第4側面のコンポーネントによれば、クランク軸とは異なる軸部材と同軸の出力回転軸から駆動力を出力できる。
【0009】
本開示の第4側面に従う第5側面のコンポーネントにおいて、前記軸部材および前記出力回転軸は、前記クランク軸と平行に延びる。
第5側面のコンポーネントによれば、クランク軸から出力される駆動力を軸部材に好適に伝達できる。
【0010】
本開示の第5側面に従う第6側面のコンポーネントにおいて、前記駆動モータは、駆動モータ回転軸を有し、前記駆動モータ回転軸は、前記クランク軸、前記軸部材、および、前記出力回転軸と平行に延びる。
第6側面のコンポーネントによれば、駆動モータがクランク軸と平行に延びるため、コンポーネントを小型化しやすい。
(【0011】以降は省略されています)
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