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公開番号2025125157
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-27
出願番号2024021029
出願日2024-02-15
発明の名称ルアー
出願人株式会社シマノ
代理人個人,個人
主分類A01K 85/00 20060101AFI20250820BHJP(農業;林業;畜産;狩猟;捕獲;漁業)
要約【課題】釣人の操作により、ベイトフィッシュに似た動きが簡単に再現され得るルアーを提供すること。
【解決手段】このルアー10は、ルアー本体11と、錘25と、支持機構26とを備える。錘25は、ルアー本体11に内蔵される。支持機構26は、支持軸42およびコイルバネ43、44を有する。支持軸42は、ルアー本体11に支持され、横方向21延びている。錘25は、支持軸42に支持され、横方向21に自由にスライドする。コイルバネ43、44は、錘25の両側に配置され、錘25は、常時ルアー本体11の中央に付勢される。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
前後方向に沿って前方にラインアイおよび後方にフックアイが設けられるルアー本体と、
前記ルアー本体に内蔵される錘と、
前記錘を前記前後方向と交差する横方向に沿ってスライド自在に支持すると共に常時前記横方向の中央に位置するように付勢する支持機構と、を有するルアー。
続きを表示(約 400 文字)【請求項2】
前記支持機構は、
前記ルアー本体の内部で前記横方向に沿って延び、前記錘を貫通する支持軸と、
前記ルアー本体の内壁と前記錘の左側および右側に配置される一対の弾性部材と、を有する請求項1に記載のルアー。
【請求項3】
前記弾性部材は、コイルバネであり、
前記支持軸は、前記コイルバネを貫通して支持している、請求項2に記載のルアー。
【請求項4】
前記錘は、前記ラインアイおよび前記フックアイを結ぶ仮想基準線よりも上方で支持されている、請求項1または2に記載のルアー。
【請求項5】
前記錘は、磁性体からなり、
前記支持機構は、
前記ルアー本体の内部で前記横方向に沿って延び、前記錘を貫通する支持軸と、
前記錘を磁力により前記ルアー本体の中央に付勢する磁石と、を有する請求項1に記載のルアー。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
この発明は、重心が変位するルアーの構造に関するものである。
続きを表示(約 1,400 文字)【背景技術】
【0002】
ルアーが使用される釣りでは、水中のルアーの動きが実際のベイトフィッシュの泳ぎに似たものであること、およびこのようなルアーの動きが釣人の操作により容易に実現されることが要請される。他方で、ベイトフィッシュの泳ぎは、一様ではなく様々に変化するものであるから、従来のルアーの設計では、釣人の操作により不規則な動きが生じるように種々の工夫がなされている。
【0003】
ルアーの動きを不規則なものとするためには、ルアーの姿勢が不安定なものであることが求められる場合がある。そのため、従来のルアー設計では、ルアー本体にウエイトが内蔵され、このウエイトが前後あるいは左右に転動ないしスライド可能な機構(重心移動機構)が採用されている(たとえば、特許文献1および特許文献2参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
登録実用新案第3124012号公報
特許第3905723号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
従来の重心移動機構では、ウエイトは、ルアー本体内部に形成された軌道に沿って自由に移動する。これにより、釣人の操作によらず、ルアーは不規則な動きをする。
【0006】
しかしながら、従来の重心移動機構では、釣人がルアーを直進させようとした場合にもウエイトが左右に移動し、ルアーの姿勢が不安定になって直進性を失ってしまう。
【0007】
本発明はかかる背景のもとになされたものであって、その目的は、釣人の操作により、実際のベイトフィッシュに似た動きが選択的に且つ簡単に再現され得るルアーを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0008】
(1) 上記課題を解決するために、本件発明の第1側面のルアーは、前後方向に沿って前方にラインアイおよび後方にフックアイが設けられるルアー本体と、前記ルアー本体に内蔵される錘と、前記錘を前記前後方向と交差する横方向に沿ってスライド自在に支持すると共に常時前記横方向の中央に位置するように付勢する支持機構と、を有する。
【0009】
この構成によれば、ルアー本体に内蔵された錘は、横方向に簡単にスライドすることができるので、錘が移動することにより、ルアー本体の重心が横方向に簡単に変位する。したがって、釣人は、たとえばジャーク(ルアーの向きや速度を不規則に変えるための釣人によるロッドおよびリールの操作)において、ルアーの姿勢を容易に不安定にすることができる。一方、前記錘は、支持機構により前記横方向の中央に位置するように付勢されているから、たとえば等速リトリーブにおいてはルアー本体の重心が中央に移動し、釣人は、ルアーの姿勢を容易に安定させることができる。その結果、釣人の操作により、ベイトフィッシュに似た動きが選択的に且つ簡単に再現される。
【0010】
(2) 本件発明の第1側面にしたがう第2側面のルアーにおいては、前記支持機構は、前記ルアー本体の内部で前記横方向に沿って延び、前記錘を貫通する支持軸と、前記ルアー本体の内壁と前記錘の左側および右側に配置される一対の弾性部材と、を有する。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

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