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公開番号2025111076
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-30
出願番号2024005238
出願日2024-01-17
発明の名称構造体設計支援装置、構造体設計支援方法およびプログラム
出願人日本製鉄株式会社
代理人弁理士法人ブライタス
主分類G06F 30/23 20200101AFI20250723BHJP(計算;計数)
要約【課題】構造体を構成する所定の部品と周辺の部品との位置関係がどの程度急激に変化しているかを容易に評価することが可能な装置および方法を提供する。
【解決手段】一つまたは複数の部品から構成される構造体に設けられた評価点の、複数の時刻における位置の情報、および、部品のうちのいずれに属するかに関する情報、を含む評価点情報を取得する取得部11と、取得部11が取得した評価点情報に基づき、複数の時刻における、第1の評価点と、第1の評価点とは異なる第2の評価点との位置関係を算出し、かつ、位置関係の、時間に対する変化率を表す評価値を算出する算出部12と、を備える、構造体設計支援装置10。
【選択図】 図1


特許請求の範囲【請求項1】
一つまたは複数の部品から構成される構造体に設けられた評価点の、
複数の時刻における位置の情報、および、
前記部品のうちのいずれに属するかに関する情報、
を含む評価点情報を取得する取得部と、
前記取得部が取得した前記評価点情報に基づき、前記複数の時刻における、第1の評価点と、前記第1の評価点とは異なる第2の評価点との位置関係を算出し、かつ、
前記位置関係の、時間に対する変化率を表す評価値を算出する算出部と、を備える、
構造体設計支援装置。
続きを表示(約 1,000 文字)【請求項2】
前記評価点情報は、前記複数の時刻における位置の変化に関する情報を含む、
請求項1に記載の構造体設計支援装置。
【請求項3】
前記位置の変化に関する情報は、変位、速度、加速度、および加加速度から選択される1種以上である、
請求項2に記載の構造体設計支援装置。
【請求項4】
(a)一つまたは複数の部品から構成される構造体に設けられた評価点の、
複数の時刻における位置の情報、および、
前記部品のうちのいずれに属するかに関する情報、
を含む評価点情報を取得するステップと、
(b)前記取得部が取得した前記評価点情報に基づき、前記複数の時刻における、第1の評価点と、前記第1の評価点とは異なる第2の評価点との位置関係を算出し、かつ、
前記位置関係の、時間に対する変化率を表す評価値を算出するステップと、を備える、
構造体設計支援方法。
【請求項5】
前記評価点情報は、前記複数の時刻における位置の変化に関する情報を含む、
請求項4に記載の構造体設計支援方法。
【請求項6】
前記位置の変化に関する情報は、変位、速度、加速度、および加加速度から選択される1種以上である、
請求項5に記載の構造体設計支援方法。
【請求項7】
コンピュータによって、構造体の設計を支援するためのプログラムであって、
前記コンピュータに、
(a)一つまたは複数の部品から構成される構造体に設けられた評価点の、
複数の時刻における位置の情報、および、
前記部品のうちのいずれに属するかに関する情報、
を含む評価点情報を取得するステップと、
(b)前記取得部が取得した前記評価点情報に基づき、前記複数の時刻における、第1の評価点と、前記第1の評価点とは異なる第2の評価点との位置関係を算出し、かつ、
前記位置関係の、時間に対する変化率を表す評価値を算出するステップと、を実行させる、
プログラム。
【請求項8】
前記評価点情報は、前記複数の時刻における位置の変化に関する情報を含む、
請求項7に記載のプログラム。
【請求項9】
前記位置の変化に関する情報は、変位、速度、加速度、および加加速度から選択される1種以上である、
請求項8に記載のプログラム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、構造体設計支援装置、構造体設計支援方法およびプログラムに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)【0002】
従来、各種構造体の設計段階において、構造体の評価、解析を行うための構造体設計支援装置が各種提案されている。構造体設計支援装置としては、一般にはコンピュータが利用されており、コンピュータに構造体の評価、解析を行わせるためのプログラム、およびそのプログラムを実装したシステムが提案されている。このような構造体設計支援装置では、設計対象となる構造体の全体または構造体を構成する各部品を小領域(要素)に分割して表現したモデルを構築し、このモデルを利用して外力の印加に対する応答をシミュレーションし、得られた結果を利用して、設計を行っている。
【0003】
例えば、特許文献1には、構造体の設計段階における構造解析や衝突解析等を、設計者の試行錯誤に頼らずにより容易に行うことができる構造体設計支援装置、構造体設計支援方法、プログラム及び記録媒体が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
国際公開第2016/027887号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
特許文献1に記載される技術によれば、例えば、構造体に荷重が加えられていない状態と、構造体に想定される最大の荷重が加えられている状態とにおいて、構造体を構成する所定の部品と周辺の部品との位置関係の変化の大きさを算出することが可能となる。
【0006】
しかしながら、本発明者らがさらなる研究を重ねた結果、所定の部品と周辺の部品との位置関係の変化の大きさだけでなく、特に構造体が動的な荷重にさらされる場合において、その変化がどの程度急激に生じるのかが構造体の剛性に大きく影響を及ぼすことを見出すに至った。すなわち、例えば剛性等の特性を向上させるためには、所定の部位と周辺の部位との位置関係がどの程度急激に変化しているかを評価する方法の開発が望まれる。
【0007】
本発明は、上記課題を解決し、構造体を構成する所定の部位と周辺の部位との位置関係がどの程度急激に変化しているかを容易に評価することが可能な装置および方法を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
本発明は、上記の課題を解決するためになされたものであり、下記の構造体設計支援装置、構造体設計支援方法およびプログラムを要旨とする。
【0009】
(1)一つまたは複数の部品から構成される構造体に設けられた評価点の、
複数の時刻における位置の情報、および、
前記部品のうちのいずれに属するかに関する情報、
を含む評価点情報を取得する取得部と、
前記取得部が取得した前記評価点情報に基づき、前記複数の時刻における、第1の評価点と、前記第1の評価点とは異なる第2の評価点との位置関係を算出し、かつ、
前記位置関係の、時間に対する変化率を表す評価値を算出する算出部と、を備える、
構造体設計支援装置。
【0010】
(2)前記評価点情報は、前記複数の時刻における位置の変化に関する情報を含む、
上記(1)に記載の構造体設計支援装置。
(【0011】以降は省略されています)

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