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公開番号2025104390
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-10
出願番号2023222118
出願日2023-12-28
発明の名称パネル用支持具
出願人日本製鉄株式会社
代理人アセンド弁理士法人
主分類B62D 65/06 20060101AFI20250703BHJP(鉄道以外の路面車両)
要約【課題】目視によりパネルの面品質を検査する際に、作業性を向上させることができる、パネル用支持具を提供する。
【解決手段】パネル用支持具(100)は、金属板で構成されたパネル(200)の面品質を検査する際に用いられ、パネル(200)を支持するための支持具である。パネル用支持具(100)は、パネル(200)の姿勢の変化を許容するようにパネル(200)を支持する本体部(1)を備える。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
金属板で構成されたパネルの面品質を検査する際に用いられ、パネルを支持するためのパネル用支持具であって、
前記パネルの姿勢の変化を許容するように前記パネルを支持する本体部を備える、パネル用支持具。
続きを表示(約 720 文字)【請求項2】
請求項1に記載のパネル用支持具であって、さらに、
前記本体部に取り付けられ、前記本体部を所定の高さに保持するスタンド部を備え、
前記パネルは、裏面を下にした姿勢で前記本体部の上に載せられて支持される、パネル用支持具。
【請求項3】
請求項2に記載のパネル用支持具であって、
前記スタンド部は、前記本体部の高さを調整する高さ調整機構を含む、パネル用支持具。
【請求項4】
請求項2に記載のパネル用支持具であって、
前記本体部は、前記パネルの形状に応じた形状の支持面を有する、パネル用支持具。
【請求項5】
請求項4に記載のパネル用支持具であって、
前記本体部は、相互に離間した複数の支持部材を含み、
前記複数の支持部材は、各々に対応する前記支持面を有する、パネル用支持具。
【請求項6】
請求項5に記載のパネル用支持具であって、
前記複数の支持部材はそれぞれ前記支持面に沿って延びる板状で、それぞれの板面が対向するように配列され、
前記複数の支持部材の端面により前記支持面が形成されている、パネル用支持具。
【請求項7】
請求項6に記載のパネル用支持具であって、
前記複数の支持部材は、板厚方向に並ぶ状態で配置され、一端部同士が第1の棒で連結されるとともに、他端部同士が第2の棒で連結されている、パネル用支持具。
【請求項8】
請求項4~7のいずれか1項に記載のパネル用支持具であって、さらに、
前記支持面上に積層された緩衝材を備える、パネル用支持具。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、金属板で構成されたパネルを支持するためのパネル用支持具に関し、より詳細には、パネルの面品質を検査する際に用いられるパネル用支持具に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)【背景技術】
【0002】
金属板で構成されたパネルは、例えば、自動車のアウタパネルに用いられる。一般に、自動車のアウタパネルは、表面側に凸に湾曲した形状を有する。このようなパネルは、金属の素板をプレスすることにより、製造される。
【0003】
パネルには、面品質が要求される。パネルの面品質を保障するため、一般に、パネルの製造工程において抜き取りで検査が行われる。具体的には、被検査物であるパネルの表面に、光源から光が照射され、パネル表面で反射した光のゆがみ具合によりパネルの面品質が検査される。従来、特開2017-116404号公報(特許文献1)に開示されているように、パネルの面品質の検査は、パネルの姿勢が固定された状態で行われる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0004】
特開2017-116404号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
パネルの面品質の検査は、検査員の目視で行われることがある。この場合、検査用の光源は所定の位置に固定され、この光源に対してパネルの姿勢を変化させる必要がある。すなわち、検査員は、固定の光源に対してパネルを自分自身で取り回しながら、パネルの表面を目視でチェックしなければならない。この取り回し作業は、何も補助がないため、検査員に大きな負担を強いる。したがって、目視によりパネルの面品質を検査する際、作業性が良いとは言えない。
【0006】
本開示の目的は、目視によりパネルの面品質を検査する際に、作業性を向上させることができる、パネル用支持具を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
本開示に係るパネル用支持具は、金属板で構成されたパネルの面品質を検査する際に用いられ、パネルを支持するためのパネル用支持具である。当該パネル用支持具は、パネルの姿勢の変化を許容するようにパネルを支持する本体部を備える。
【発明の効果】
【0008】
本開示のパネル用支持具によれば、目視によりパネルの面品質を検査する際に、作業性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、本実施形態に係るパネル用支持具により支持されるパネルの一例を示す斜視図である。
図2は、第1実施形態に係るパネル用支持具の斜視図である。
図3は、第1実施形態に係るパネル用支持具の正面図である。
図4は、第1実施形態に係るパネル用支持具によりパネルが支持されている状態を示す上面図である。
図5は、図4の線V-Vにおける断面図である。
図6は、第2実施形態に係るパネル用支持具の斜視図である。
図7は、第2実施形態に係るパネル用支持具によりパネルが支持されている状態を示す上面図である。
図8は、図7の線VIII-VIIIにおける断面図である。
図9は、第3実施形態に係るパネル用支持具の斜視図である。
図10は、第3実施形態に係るパネル用支持具によりパネルが支持されている状態を示す断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、本開示の実施形態について説明する。なお、以下の説明では、本開示の実施形態について例を挙げて説明するが、本開示は以下で説明する例に限定されない。以下の説明において特定の数値や特定の材料を例示する場合があるが、本開示はそれらの例示に限定されない。
(【0011】以降は省略されています)

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