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公開番号
2025112561
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-01
出願番号
2024006856
出願日
2024-01-19
発明の名称
サスペンションマット及び車両用シート
出願人
日本発條株式会社
代理人
弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類
B60N
2/64 20060101AFI20250725BHJP(車両一般)
要約
【課題】シートバックのサイドフレーム部からフックが不用意に外れることを防止する。
【解決手段】サスペンションマット40は、車両用シートのシートバックのフレーム22が有する左右のサイドフレーム部24間に配置され、シートバックのパッドをシート後方側から支持するマット本体42と、マット本体42に一端部が連結され、他端部がサイドフレーム部24に形成された係止孔32に挿入される下フック52と、下フック52の他端部に取り付けられ、係止孔32からの下フック52の他端部の抜け出しを規制するストッパ(抜止部材)56と、を備えている。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
車両用シートのシートバックのフレームが有する左右のサイドフレーム部間に配置され、前記シートバックのパッドをシート後方側から支持するマット本体と、
前記マット本体に一端部が連結され、他端部が前記サイドフレーム部に形成された孔に挿入されるフックと、
前記フックの他端部に取り付けられ、前記孔からの前記他端部の抜け出しを規制する抜止部材と、
を備えたサスペンションマット。
続きを表示(約 540 文字)
【請求項2】
前記抜止部材は、
筒状に形成され、前記フックの他端部が圧入される筒状部と、
前記筒状部の外周部から突出し、前記孔の縁部に引っ掛かる爪部と、
を有する請求項1に記載のサスペンションマット。
【請求項3】
前記筒状部と前記爪部とは、インテグラルヒンジを介して連結されており、
前記爪部は、前記筒状部の外周部に保持されて前記外周部から突出する使用位置と、前記筒状部に対して軸線方向に並んで配置される展開位置との間で、前記筒状部に対して変位可能とされている請求項2に記載のサスペンションマット。
【請求項4】
車両の乗員が着座するシートクッションと、
前記乗員の背部を支持するシートバックと、
を備え、
前記シートバックは、
フレームと、
パッドと、
前記フレームが有する左右のサイドフレーム部間に配置された前記マット本体によって前記パッドをシート後方側から支持し、前記サイドフレーム部に形成された孔に挿入された前記フックの他端部に前記抜止部材が取り付けられた請求項1又は請求項2に記載のサスペンションマットと、
を有する車両用シート。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、車両用シートに関し、特にシートバックのサスペンションマットに関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
下記特許文献1には、シートバックのフレームに取り付けられ、シートバックのパッドを弾性的に支持する弾性支持部材(サスペンションマット)が開示されている。サスペンションマットには、複数のフック部材が取り付けられており、各フック部材は、シートバックのフレームが有する左右のサイドフレーム部に配設された止め具の孔に引っ掛けられている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2014-88139号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記の先行技術では、例えばサイドエアバッグ装置をシートバックのフレームに取り付ける際や、シートバックのパッドにトリムカバーを被せる際などに、サスペンションマットがシート前方斜め横方向へ押されることにより、フック部材が止め具の孔から外れる可能性がある。
【0005】
本発明は上記事実を考慮し、シートバックのサイドフレーム部からフックが不用意に外れることを防止できるサスペンションマット及び該サスペンションマットを備えた車両用シートを得ることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
第1の態様のサスペンションマットは、 車両用シートのシートバックのフレームが有する左右のサイドフレーム部間に配置され、前記シートバックのパッドをシート後方側から支持するマット本体と、前記マット本体に一端部が連結され、他端部が前記サイドフレーム部に形成された孔に挿入されるフックと、前記フックの他端部に取り付けられ、前記孔からの前記他端部の抜け出しを規制する抜止部材と、を備えている。
【0007】
第1の態様のサスペンションマットでは、車両用シートのシートバックのフレームが有する左右のサイドフレーム部間にマット本体が配置され、マット本体に一端部が連結されたフックの他端部が、サイドフレーム部に形成された孔に挿入される。このマット本体によってシートバックのパッドがシート後方側から支持される。フックの他端部には、サイドフレーム部の孔からのフックの他端部の抜け出しを規制する抜止部材が取り付けられている。これにより、サイドフレーム部からフックが不用意に外れることを防止できる。
【0008】
第2の態様のサスペンションマットは、第1の態様において、前記抜止部材は、筒状に形成され、前記フックの他端部が圧入される筒状部と、前記筒状部の外周部から突出し、前記孔の縁部に引っ掛かる爪部と、を有している。
【0009】
第2の態様のサスペンションマットでは、抜止部材が有する筒状部にフックの他端部が圧入され、筒状部の外周部から突出する爪部がサイドフレーム部の孔の縁部に引っ掛かる。これにより、サイドフレーム部からのフックの外れを効果的に防止できる。
【0010】
第3の態様のサスペンションマットは、第2の態様において、前記筒状部と前記爪部とは、インテグラルヒンジを介して連結されており、前記爪部は、前記筒状部の外周部に保持されて前記外周部から突出する使用位置と、前記筒状部に対して軸線方向に並んで配置される展開位置との間で、前記筒状部に対して変位可能とされている。
(【0011】以降は省略されています)
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