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公開番号
2025113269
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-01
出願番号
2025074604,2023504631
出願日
2025-04-28,2021-07-22
発明の名称
ベルモスジル及びベルモスジル塩の固体形態
出願人
テバ・ファーマシューティカルズ・インターナショナル・ゲーエムベーハー
,
Teva Pharmaceuticals International GmbH
代理人
個人
,
個人
主分類
C07D
401/12 20060101AFI20250725BHJP(有機化学)
要約
【課題】ベルモスジル及びベルモスジル塩のさらなる固体形態(溶媒和形態を含む)が必要とされている。
【解決手段】ベルモスジル、並びにベルモスジルメシル酸塩、ベルモスジルトシル酸塩及び/又はベルモスジルベシル酸塩を含むその塩の結晶多形、その調製方法、並びにその医薬組成物を提供する。
【選択図】なし
特許請求の範囲
【請求項1】
形態M3と指定されるベルモスジルメシル酸塩の結晶形態であって、7.3、14.6、16.6、17.5及び19.6度2シータ±0.2度2シータにピークを有するXRPDパターンを特徴とする、結晶形態。
続きを表示(約 1,500 文字)
【請求項2】
以下:
(i) 7.3、14.6、16.6、17.5及び19.6度2シータ±0.2度2シータにピークを有し、更に12.9、13.7、19.0、20.6及び26.0度2シータ±0.2度2シータから選択される任意の1、2、3、4又は5つのさらなるピークを有するXRPDパターン、
(ii) 7.3、12.9、13.7、14.6、16.6、17.5、19.0、19.6、20.6及び26.0度2シータ±0.2度2シータにピークを有するX線粉末回折パターン、並びに
(iii) 実質的に図8に示されるようなXRPDパターン
の1つ又は複数を特徴とする、請求項1に記載の結晶形態。
【請求項3】
形態M4と指定されるベルモスジルメシル酸塩の結晶形態であって、7.5、15.0、17.9、21.8及び22.6度2シータ±0.2度2シータにピークを有するXRPDパターンを特徴とする、結晶形態。
【請求項4】
以下:
(i) 7.5、15.0、17.9、21.8及び22.6度2シータ±0.2度2シータにピークを有し、更に11.3、17.4、20.9、24.2及び29.2度2シータ±0.2度2シータから選択される任意の1、2、3、4又は5つのさらなるピークを有するXRPDパターン、
(ii) 7.5、11.3、15.0、17.4、17.9、20.9、21.8、22.6、24.2及び29.2度2シータ±0.2度2シータにピークを有するX線粉末回折パターン、並びに
(iii) 実質的に図11に示されるようなXRPDパターン
の1つ又は複数を特徴とする、請求項3に記載の結晶形態。
【請求項5】
形態M5と指定されるベルモスジルメシル酸塩の結晶形態であって、6.2、15.7、18.4、19.2及び25.1度2シータ±0.2度2シータにピークを有するXRPDパターンを特徴とする、結晶形態。
【請求項6】
以下:
(i) 6.2、15.7、18.4、19.2及び25.1度2シータ±0.2度2シータにピークを有し、更に17.8、21.6、21.9、24.7、25.9度2シータ±0.2度2シータから選択される任意の1、2、3、4又は5つのさらなるピークを有するXRPDパターン、
(ii) 6.2、15.7、17.8、18.4、19.2、21.6、21.9、24.7、25.1及び25.9度2シータ±0.2度2シータにピークを有するX線粉末回折パターン、並びに
(iii) 実質的に図12に示されるようなXRPDパターン
の1つ又は複数を特徴とする、請求項5に記載の結晶形態。
【請求項7】
ベルモスジルメシル酸塩の任意の他の結晶形態を20%以下、10%以下、5%以下、2%以下、1%以下又は約0%含有する、及び/又は非晶質ベルモスジルメシル酸塩を20%以下、10%以下、5%以下、2%以下、1%以下又は約0%含有する、請求項1から6のいずれか一項に記載の結晶生成物。
【請求項8】
非吸湿性であり、好ましくは少なくとも7日間、室温で最大100%の相対湿度で多形的に安定である、請求項1から7のいずれか一項に記載の結晶生成物。
【請求項9】
単離された、請求項1から8のいずれか一項に記載の結晶生成物。
【請求項10】
医薬組成物の調製のための、請求項1から9のいずれか一項に記載の結晶生成物の使用。
(【請求項11】以降は省略されています)
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、ベルモスジルの固体形態、実施形態ではベルモスジル又はその塩の結晶多形、その調製方法、及びその医薬組成物を包含する。
続きを表示(約 1,600 文字)
【背景技術】
【0002】
ベルモスジル、2-(3-(4-((1H-インダゾール-5-イル)アミノ)キナゾリン-2-イル)フェノキシ)-N-イソプロピルアセトアミドは、以下の化学構造を有する:
【0003】
JPEG
2025113269000001.jpg
44
170
【0004】
ベルモスジルはROCK2阻害剤であり、慢性移植片対宿主病を含む移植片対宿主病、びまん性皮膚全身性硬化症を含む全身性硬化症、特発性肺線維症を含む線維症、尋常性乾癬及び全身性強皮症の処置のために開発されている。
【0005】
化合物は、国際公開第2006/105081号に記載されている。ベルモスジルの結晶形態は、国際公開第2021/129589号に開示されている。
【0006】
異なる結晶形態の発生である多形性は、いくつかの分子及び分子複合体の特性である。単一の分子が、融点、熱挙動(例えば、熱重量分析(「TGA」)又は示差走査熱量測定(「DSC」)によって測定される)、X線回折(XRD)パターン、赤外線吸収フィンガープリント、及び固体(
13
C)NMRスペクトル等の異なる結晶構造及び物性を有する多様な多形の発生をもたらす可能性がある。これらの技術の1つ又は複数を使用して、化合物の異なる多形形態を区別することができる。
【0007】
医薬成分の異なる塩及び固体形態(溶媒和形態を含む)は、異なる特性を有する場合がある。異なる塩及び固体形態及び溶媒和物の特性におけるこのような変動は、例えば、より良好な加工又は取り扱い性を促進すること、溶解プロファイルを有利な方向に変えること、又は安定性(多形だけでなく化学的安定性)及び貯蔵寿命を向上させることにより、製剤を向上させるための基礎となる可能性がある。異なる塩及び固体形態の特性におけるこれらの変動はまた、例えば、それらがバイオアベイラビリティを向上させるのに役立つ場合、最終剤形の向上をもたらすことができる。医薬成分の異なる塩及び固体形態及び溶媒和物は、様々な多形又は結晶形態の発生をもたらす可能性もあり、ひいては固体医薬成分の特性及び特徴の変動を評価するさらなる機会を提供することができる。
【0008】
医薬品の新規の固体形態及び溶媒和物を発見することにより、取り扱いの容易性、加工の容易性、保存安定性及び精製の容易性等の望ましい加工特性を有する、又は他の多形形態への変換を促進する望ましい中間結晶形態としての物質が得られる可能性がある。薬学的に有用な化合物の新規の固体形態は、医薬品の性能特徴を向上させる機会も提供することができる。これは、例えば、異なる晶癖、より高い結晶化度、又は多形安定性を含む異なる特性を有する生成物を提供することにより、製剤科学者が製剤最適化のために利用できる物質のレパートリーを拡大し、より良好な加工又は取り扱い性、向上した溶解プロファイル、又は向上した貯蔵寿命(化学的/物理的安定性)を提供することができる。少なくともこれらの理由から、ベルモスジル及びベルモスジル塩のさらなる固体形態(溶媒和形態を含む)が必要とされている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0009】
国際公開第2006/105081号
国際公開第2021/129589号
【非特許文献】
【0010】
Anselら、Pharmaceutical Dosage Forms and Drug Delivery Systems、第7版
【発明の概要】
【課題を解決するための手段】
(【0011】以降は省略されています)
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