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公開番号
2025141376
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-29
出願番号
2024041275
出願日
2024-03-15
発明の名称
液体吐出装置、及び液体吐出方法
出願人
株式会社リコー
代理人
個人
,
個人
主分類
B41J
2/01 20060101AFI20250919BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約
【課題】副滴による影響を低減すること。
【解決手段】本発明の一態様に係る液体吐出装置は、対象物に液体を吐出するヘッドと、前記対象物と前記ヘッドとを相対移動させる移動機構と、を有し、前記ヘッドは、前記液体を吐出することで前記液体を前記対象物上に着弾させ、前記移動機構によって前記ヘッドが前記対象物に対して相対移動する方向を第1方向とし、前記第1方向と直交する方向を第2方向としたとき、前記対象物上で前記液体が吐出される吐出領域の前記第1方向の下流側における端部の領域を後端領域としたとき、前記後端領域での着弾した前記液体の前記第2方向の長さは、前記吐出領域における前記後端領域以外の領域での着弾した前記液体の前記第2方向の長さよりも短い。
【選択図】図12
特許請求の範囲
【請求項1】
対象物に液体を吐出するヘッドと、
前記対象物と前記ヘッドとを相対移動させる移動機構と、を有し、
前記ヘッドは、前記液体を吐出することで前記液体を前記対象物上に着弾させ、
前記移動機構によって前記ヘッドが前記対象物に対して相対移動する方向を第1方向とし、
前記第1方向と直交する方向を第2方向としたとき、
前記対象物上で前記液体が吐出される吐出領域の前記第1方向の下流側における端部の領域を後端領域としたとき、
前記後端領域での着弾した前記液体の前記第2方向の長さは、前記吐出領域における前記後端領域以外の領域での着弾した前記液体の前記第2方向の長さよりも短い、液体吐出装置。
続きを表示(約 1,500 文字)
【請求項2】
前記後端領域における前記ヘッドの相対移動速度は、前記吐出領域における前記後端領域以外の領域における前記ヘッドの相対移動速度よりも遅い、請求項1に記載の液体吐出装置。
【請求項3】
前記第1方向を往路方向とし、
前記往路方向とは反対の方向を復路方向としたとき、
前記移動機構は、前記対象物と前記ヘッドとを、前記往路方向及び前記復路方向に往復相対移動させ、
前記往路方向における前記後端領域での着弾した前記液体の前記第2方向の長さは、前記往路方向における吐出領域における前記後端領域以外の領域での着弾した前記液体の前記第2方向の長さよりも短く、
前記対象物上で前記液体が吐出される吐出領域の前記復路方向における上流側の端部の領域での前記第2方向の長さは、前記復路方向における吐出領域における前記上流側の端部の領域以外の領域での前記第2方向の長さよりも長く、
前記往路方向における前記後端領域の位置は、前記復路方向における前記上流側の端部の領域の位置と、前記第1方向において揃っている、請求項1に記載の液体吐出装置。
【請求項4】
前記ヘッドは、前記液体を吐出することで前記液体を前記対象物上に着弾させることでドットを形成する、請求項1に記載の液体吐出装置。
【請求項5】
前記後端領域において前記第1方向に隣り合う前記ドットの中心間距離は、前記吐出領域における前記後端領域以外の領域において前記第1方向に隣り合う前記ドットの中心間距離よりも短い、請求項4に記載の液体吐出装置。
【請求項6】
前記上流側の端部の領域において、前記第2方向に並ぶ複数の前記ドットのうち、前記第2方向における前記後端領域が位置する側の端部に位置する端部ドットの直径は、前記端部ドット以外の前記ドットの直径よりも大きい、請求項4に記載の液体吐出装置。
【請求項7】
前記上流側の端部の領域において前記第1方向に隣り合う前記ドットの中心間距離は、前記吐出領域における前記上流側の端部の領域以外の領域において前記第1方向に隣り合う前記ドットの中心間距離よりも長い、請求項4に記載の液体吐出装置。
【請求項8】
第1ヘッドと第2ヘッドとを含む複数の前記ヘッドを有し、
前記第1ヘッドは、前記第1方向における所定方向に移動して、前記対象物上に第1領域を形成し、
前記第2ヘッドは、前記第1方向における前記所定方向とは反対方向に移動して、前記対象物上に第2領域を形成し、
前記所定方向における前記第1領域の後端領域の少なくとも一部は、前記第2領域と重なる、請求項1に記載の液体吐出装置。
【請求項9】
液体吐出装置による液体吐出方法であって、
前記液体吐出装置が、
ヘッドにより、対象物に液体を吐出し、
移動機構により、前記対象物と前記ヘッドとを第1方向に相対移動させ、
前記ヘッドは、前記液体を吐出することで前記液体を前記対象物上に着弾させ、
前記移動機構によって前記ヘッドが前記対象物に対して相対移動する方向を第1方向とし、
前記第1方向と直交する方向を第2方向としたとき、
前記対象物上で前記液体が吐出される吐出領域の前記第1方向の下流側における端部の領域を後端領域としたとき、
前記後端領域での着弾した前記液体の前記第2方向の長さは、前記吐出領域における前記後端領域以外の領域での着弾した前記液体の前記第2方向の長さよりも短い、液体吐出方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、液体吐出装置、及び液体吐出方法に関する。
続きを表示(約 3,000 文字)
【背景技術】
【0002】
ヘッドから吐出した液体を対象物に付与する液体吐出装置が知られている。
【0003】
例えば、特許文献1には、副滴による影響を低減するために、印刷する画像の上流側における端部を設定解像度より低解像度に変更して印刷するインクジェット印刷装置が開示されている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、特許文献1の装置では、下流側の端部における副滴による影響を改善する余地がある。
【0005】
本発明は、副滴による影響を低減することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様に係る液体吐出装置は、対象物に液体を吐出するヘッドと、前記対象物と前記ヘッドとを相対移動させる移動機構と、を有し、前記ヘッドは、前記液体を吐出することで前記液体を前記対象物上に着弾させ、前記移動機構によって前記ヘッドが前記対象物に対して相対移動する方向を第1方向とし、前記第1方向と直交する方向を第2方向としたとき、前記対象物上で前記液体が吐出される吐出領域の前記第1方向の下流側における端部の領域を後端領域としたとき、前記後端領域での着弾した前記液体の前記第2方向の長さは、前記吐出領域における前記後端領域以外の領域での着弾した前記液体の前記第2方向の長さよりも短い。
【発明の効果】
【0007】
本発明によれば、副滴による影響を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本発明の第1実施形態に係る液体吐出装置の全体構成を示す図である。
本発明の第1実施形態に係る液体吐出装置が備えるヘッドの構成を示す斜視図である。
図2の平面S1により切断したヘッドの断面図である。
本発明の第1実施形態に係る液体吐出装置が備える供給部の構成を示す図である。
本発明の第1実施形態に係る液体吐出装置の構成を示すブロック図である。
本発明の第1実施形態に係る液体吐出装置が備えるコントローラの機能構成を示すブロック図である。
本発明の第1実施形態に係る液体吐出装置が備えるヘッドの対象物に対する相対移動経路の一例を示す図である。
本発明の第1実施形態に係る液体吐出装置から吐出された液滴の状態の第1例を示す図である。
図8の液滴により形成されたドットを示す図である。
本発明の第1実施形態に係る液体吐出装置から吐出された液滴の状態の第2例を示す図である。
図10の液滴により形成されたドットを示す図である。
本発明の第1実施形態に係る液体吐出装置における対象物への着弾後のドットの第1例を示す図である。
本発明の第1実施形態に係る液体吐出装置における対象物への着弾後のドットの第2例を示す図である。
本発明の第1実施形態に係る液体吐出装置における対象物への着弾後のドットの第3例を示す図である。
比較例に係る対象物への着弾後のドットを示す図である。
本発明の第1実施形態に係る液体吐出装置によるヘッドの移動速度の第1例を示す図である。
本発明の第1実施形態に係る液体吐出装置によるヘッドの移動速度の第2例を示す図である。
本発明の第1実施形態に係る液体吐出装置における吐出周期と塗装膜の厚みとの関係の第1例を示す図である。
本発明の第1実施形態に係る液体吐出装置における吐出周期と塗装膜の厚みとの関係の第2例を示す図である。
本発明の第1実施形態に係る液体吐出装置における吐出周期と塗装膜の厚みとの関係の第3例を示す図である。
比較例に係る液体吐出装置におけるヘッドの駆動電圧を示す図である。
本発明の第1実施形態に係る液体吐出装置におけるヘッドの駆動電圧の第1例を示す図である。
本発明の第1実施形態に係る液体吐出装置におけるヘッドの駆動電圧の第2例を示す図である。
本発明の第1実施形態に係る液体吐出装置におけるヘッドの駆動電圧の第3例を示す図である。
本発明の第1実施形態に係る液体吐出装置におけるヘッドの駆動電圧の第4例を示す図である。
本発明の第1実施形態に係る液体吐出装置におけるヘッドの駆動電圧の第5例を示す図である。
本発明の第1実施形態に係る液体吐出装置によるドットデータの設定処理を示すフローチャートである。
本発明の第1実施形態に係る液体吐出装置による副滴対策内容の決定処理を示すフローチャートである。
本発明の第1実施形態に係る液体吐出装置におけるヘッドの往復相対移動を示す図である。
本発明の第1実施形態に係る液体吐出装置におけるヘッドの往復相対移動での吐出動作を示す第1図である。
本発明の第1実施形態に係る液体吐出装置におけるヘッドの往復相対移動での吐出動作を示す第2図である。
本発明の第1実施形態に係る液体吐出装置におけるヘッドの往復相対移動での吐出動作を示す第3図である。
本発明の第1実施形態に係る液体吐出装置におけるヘッドの往復相対移動の吐出動作を示す第4図である。
本発明の第1実施形態に係る液体吐出装置における吐出領域の第1例を示す図である。
本発明の第1実施形態に係る液体吐出装置における吐出領域の第2例を示す図である。
本発明の第1実施形態に係る液体吐出装置における吐出領域の第3例を示す図である。
本発明の第2実施形態に係る液体吐出装置の構成を示す図である。
本発明の第3実施形態に係る液体吐出装置の構成を示す図である。
図38におけるXXXIX-XXXIX線の断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本発明の実施形態に係る液体吐出装置、及び液体吐出方法について図面を参照しながら詳細に説明する。但し、以下に示す形態は、本発明の実施形態の技術思想を具現化するための液体吐出装置、及び液体吐出方法を例示するものであって、以下に限定するものではない。また、実施形態に記載されている構成部の寸法、材質、形状、その相対的配置等は、特定的な記載がない限り、本発明の範囲をそれのみに限定する趣旨ではなく、単なる説明例にすぎない。なお、各図面が示す部材の大きさ、位置関係等は、説明を明確にするため誇張していることがある。また、以下の説明において、同一の名称、符号については同一もしくは同質の部材を示しており詳細説明を適宜省略する。
【0010】
[第1実施形態]
<液体吐出装置100の構成例>
(全体構成)
図1は、本発明の第1実施形態に係る液体吐出装置100の全体構成の一例を示す図である。液体吐出装置100は、液体吐出部10と、対象物200とヘッド11とを第1方向に相対移動させる移動機構13と、を有する。また、図1に示す例では、液体吐出装置100は、液体吐出部10を制御する制御部20を有する。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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