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公開番号
2025138381
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-09-25
出願番号
2024037436
出願日
2024-03-11
発明の名称
定着装置及び画像形成装置
出願人
株式会社リコー
代理人
個人
,
個人
主分類
G03G
21/00 20060101AFI20250917BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約
【課題】定着装置の寿命診断の推定精度を向上する。
【解決手段】定着装置200の寿命診断制御部400は、ハロゲンヒータ202A、202Bによる加熱を停止した冷間状態で、所定期間、加圧ローラ203および定着ベルト201を回転させる診断動作を行い、診断動作中の摩擦熱による定着ベルト201の温度変化と、診断動作開始時からモータロック信号がモータロック信号検出部211により検出されるまでの所要時間であるモータロック信号検出時間、または診断動作中のモータ210の電流値と、に基づいて寿命診断制御を行う。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
可撓性を有する無端状の定着ベルトと、
前記定着ベルトの外側に設けられ、前記定着ベルトに対向されて回転可能な加圧ローラと、
前記定着ベルトの内側に設けられ、前記定着ベルトと前記加圧ローラとの間に定着ニップを形成するニップ形成部材と、
前記定着ベルトを加熱する熱源と、
前記定着ベルトの温度を検知する温度検知部材と、
前記加圧ローラに駆動力を伝達して回転させるモータと、
前記モータが安定回転時に前記モータから出力されるモータロック信号を検出するモータロック信号検出部と、
寿命診断制御部と、
を備え、
前記寿命診断制御部は、前記熱源による加熱を停止した冷間状態で、所定期間、前記加圧ローラおよび前記定着ベルトを回転させる診断動作を行い、前記診断動作中の摩擦熱による前記定着ベルトの温度変化と、前記診断動作開始時から前記モータロック信号が前記モータロック信号検出部により検出されるまでの所要時間であるモータロック信号検出時間、または前記診断動作中の前記モータの電流値と、に基づいて寿命診断制御を行う、
定着装置。
続きを表示(約 360 文字)
【請求項2】
前記寿命診断制御部は、前記温度変化と、前記モータロック信号検出時間または前記電流値とを入力情報とし、寿命診断結果を出力情報とする入出力関係を機械学習により獲得し、獲得後の前記入出力関係に基づき、前記温度変化と、前記モータロック信号検出時間または前記電流値と、を含む前記入力情報を用いて前記寿命診断結果を導出する、
請求項1に記載の定着装置。
【請求項3】
前記寿命診断制御部は、前記入力情報に、前記定着装置が搭載される画像形成装置の機内温度、当該定着装置を通過して定着処理が行われた記録材の通紙枚数、及び前記記録材の用紙情報の少なくとも1つを含む、
請求項2に記載の定着装置。
【請求項4】
請求項1~3のいずれか一項に記載の定着装置を備える画像形成装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、定着装置及び画像形成装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
複写機、プリンタ、ファクシミリ、あるいはこれらを統合した複合機等の画像形成装置は、電子写真方式で形成されたトナー像を記録媒体上に定着する定着装置を有している。定着装置では、使用していくと部品が劣化して回転トルクが重くなり、紙詰まりなどの不具合を起こすことがある。これが寿命原因の一つで、通常はそういう状態になる前に、余裕を持った使用枚数で、定期交換、メンテナンスするようになっている。
【0003】
特許文献1には、定着装置の寿命を推測する目的で、定着装置の定着部材である定着ベルトの温度からトルク上昇値を推測して寿命判断する構成が開示されている。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
従来手法では、定着装置の寿命診断の推定精度に改善の余地がある。
【0005】
本発明は、定着装置の寿命診断の推定精度を向上することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上述した課題を解決するために、本発明の一観点に係る定着装置は、可撓性を有する無端状の定着ベルトと、前記定着ベルトの外側に設けられ、前記定着ベルトに対向されて回転可能な加圧ローラと、前記定着ベルトの内側に設けられ、前記定着ベルトと前記加圧ローラとの間に定着ニップを形成するニップ形成部材と、前記定着ベルトを加熱する熱源と、前記定着ベルトの温度を検知する温度検知部材と、前記加圧ローラに駆動力を伝達して回転させるモータと、前記モータが安定回転時に前記モータから出力されるモータロック信号を検出するモータロック信号検出部と、寿命診断制御部と、を備え、前記寿命診断制御部は、前記熱源による加熱を停止した冷間状態で、所定期間、前記加圧ローラおよび前記定着ベルトを回転させる診断動作を行い、前記診断動作中の摩擦熱による前記定着ベルトの温度変化と、前記診断動作開始時から前記モータロック信号が前記モータロック信号検出部により検出されるまでの所要時間であるモータロック信号検出時間、または前記診断動作中の前記モータの電流値と、に基づいて寿命診断制御を行う。
【発明の効果】
【0007】
定着装置の寿命診断の推定精度を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
実施形態に係る定着装置を備える画像形成装置の概略構成を示す図
実施形態に係る定着装置の概略構成を示す断面図
第1実施形態に係る寿命診断制御部の機能ブロック図
寿命診断制御部のハードウェア構成の一例を示す図
第1実施形態における寿命診断制御の第1例を示すフローチャート
第1実施形態における寿命診断制御の第2例を示すフローチャート
第2実施形態に係る寿命診断制御部の機能ブロック図
第2実施形態における寿命診断制御のフローチャート
【発明を実施するための形態】
【0009】
以下、添付図面を参照しながら実施形態について説明する。説明の理解を容易にするため、各図面において同一の構成要素に対しては可能な限り同一の符号を付して、重複する説明は省略する。
【0010】
[第1実施形態]
図1~図6を参照して第1実施形態について説明する。
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する
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