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公開番号2025114236
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-05
出願番号2024008808
出願日2024-01-24
発明の名称情報処理装置及び情報処理方法
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人弁理士法人秀和特許事務所
主分類G08G 1/123 20060101AFI20250729BHJP(信号)
要約【課題】車両の乗客向けにコンテンツを配信するサービスにおいて、乗客の満足度を高めることができる技術を提供する。
【解決手段】情報処理装置では、制御部が、車両の乗客向けに配信されるコンテンツの配信終了予定時刻を取得する。制御部は、配信終了予定時刻を含む所定期間内に車両が目的地に到着すると予測される第1ルートを決定する。制御部は、第1ルートの途中の所定地点を車両が実際に通過した時刻である通過時刻を取得する。制御部は、通過時刻に応じて、第1ルートの途中でのルート変更が必要であるかを判定する。制御部は、第1ルートの途中でのルート変更が必要であると判定されたことに応じて、第1ルートよりも目的地の到着時刻が早くなる又は遅くなると予測される第2ルートを決定する。制御部は、第1ルートの途中で前記第2ルートへのルート変更を促す情報を出力する。
【選択図】図15
特許請求の範囲【請求項1】
車両が出発地から目的地まで走行するルートに関する情報処理を実行する情報処理装置であって、
前記車両の走行中に乗客向けに配信されるコンテンツの配信終了予定時刻を取得することと、
前記配信終了予定時刻を含む所定期間内に前記目的地に到着すると予測される第1ルートを決定することと、
前記第1ルートの途中の所定地点を前記車両が実際に通過した時刻である通過時刻を取得することと、
前記通過時刻に応じて、前記第1ルートの途中でのルート変更が必要であるかを判定することと、
前記第1ルートの途中でのルート変更が必要であると判定されたことに応じて、前記第1ルートよりも前記目的地の到着時刻が早くなる又は遅くなると予測される第2ルートを決定することと、
前記第1ルートの途中で前記第2ルートへのルート変更を促す情報を出力することと、を実行する制御部を備える、
情報処理装置。
続きを表示(約 2,100 文字)【請求項2】
前記第1ルートを決定することは、
前記出発地から前記目的地まで前記車両が走行可能なルートであって、前記所定期間内に前記目的地に到着すると予測される複数のルート候補を抽出することと、
複数の前記ルート候補のうち、当該ルート候補の途中で前記目的地の到着時刻を早めることができると予測される時間短縮ルートへのルート変更が可能なルート候補であって、且つ当該ルート候補の途中で前記目的地の到着時刻を遅らせることができると予測される時間延長ルートへのルート変更が可能なルート候補を、前記第1ルートに決定することと、
を含む。
請求項1に記載の情報処理装置。
【請求項3】
前記ルート候補を抽出することは、
前記出発地から前記目的地まで前記車両が走行可能なルートであって、前記所定期間内に前記目的地に到着すると予測される複数のルートの中から、通信品質が所定品質未満のエリアを通るルートを除外することを更に含む、
請求項2に記載の情報処理装置。
【請求項4】
前記第1ルートが決定されたことに応じて、前記制御部は、
前記第1ルートの途中の地点であって、前記時間短縮ルートへの分岐地点及び前記時間延長ルートへの分岐地点より手前の地点を、前記所定地点に設定することを更に実行する、
請求項2に記載の情報処理装置。
【請求項5】
前記第1ルートの途中でのルート変更が必要であるかを判定することは、
前記所定地点の通過予定時刻と前記通過時刻との時間差が所定時間長より大きい場合に、前記第1ルートの途中でのルート変更が必要であると判定することと、
前記所定地点の前記通過予定時刻と前記通過時刻との時間差が前記所定時間長以下である場合に、前記第1ルートの途中でのルート変更が必要ではないと判定することと、
を含む、
請求項4に記載の情報処理装置。
【請求項6】
前記第1ルートの途中でのルート変更が必要であると判定することは、
前記所定地点の前記通過予定時刻よりも前記通過時刻が遅い場合に、前記第1ルートの途中で前記時間短縮ルートへのルート変更が必要であると判定することと、
前記所定地点の前記通過予定時刻よりも前記通過時刻が早い場合に、前記第1ルートの途中で前記時間延長ルートへのルート変更が必要であると判定することと、
を含む、
請求項5に記載の情報処理装置。
【請求項7】
前記第2ルートを決定することは、
前記所定地点の前記通過予定時刻よりも前記通過時刻が遅い場合に、前記第1ルートの途中から前記時間短縮ルートを通って前記目的地に至るルートを前記第2ルートに決定することと、
前記所定地点の前記通過予定時刻よりも前記通過時刻が早い場合に、前記第1ルートの途中から前記時間延長ルートを通って前記目的地に至るルートを前記第2ルートに決定することと、
を含む、
請求項6に記載の情報処理装置。
【請求項8】
前記コンテンツの前記配信終了予定時刻の変更が生じた場合に、前記制御部は、前記所定地点の前記通過予定時刻を変更する、
請求項5に記載の情報処理装置。
【請求項9】
車両が出発地から目的地まで走行するルートに関する情報処理方法であって、
コンピュータが、
前記車両の走行中に乗客向けに配信されるコンテンツの配信終了予定時刻を取得することと、
前記配信終了予定時刻を含む所定期間内に前記目的地に到着すると予測される第1ルートを決定することと、
前記第1ルートの途中の所定地点を前記車両が実際に通過した時刻である通過時刻を取得することと、
前記通過時刻に応じて、前記第1ルートの途中でのルート変更が必要であるかを判定することと、
前記第1ルートの途中でのルート変更が必要であると判定されたことに応じて、前記第1ルートよりも前記目的地の到着時刻が早くなる又は遅くなると予測される第2ルートを決定することと、
前記第1ルートの途中で前記第2ルートへのルート変更を促す情報を出力することと、を実行する、
情報処理方法。
【請求項10】
前記第1ルートを決定することは、
前記出発地から前記目的地まで前記車両が走行可能なルートであって、前記所定期間内に前記目的地に到着すると予測される複数のルート候補を抽出することと、
複数の前記ルート候補のうち、当該ルート候補の途中で前記目的地の到着時刻を早めることができると予測される時間短縮ルートへのルート変更が可能なルート候補であって、且つ当該ルート候補の途中で前記目的地の到着時刻を遅らせることができると予測される時間延長ルートへのルート変更が可能なルート候補を、前記第1ルートに決定することと、
を含む。
請求項9に記載の情報処理方法。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、情報処理装置及び情報処理方法に関する。
続きを表示(約 2,300 文字)【背景技術】
【0002】
車両の乗客向けにコンテンツを配信するシステムにおいて、コンテンツが終了する前に車両が降車位置近傍に到着する場合、コンテンツの途中で配信を終了する、あるいはコンテンツの一部を間引く技術が知られている(例えば、特許文献1を参照。)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2005-354489号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本開示の目的は、車両の乗客向けにコンテンツを配信するサービスにおいて、乗客の満足度を高めることができる技術を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示の態様の1つは、車両が出発地から目的地まで走行するルートに関する情報処理を実行する情報処理装置である。その場合の情報処理装置は、例えば、
前記車両の走行中に乗客向けに配信されるコンテンツの配信終了予定時刻を取得することと、
前記配信終了予定時刻を含む所定期間内に前記目的地に到着すると予測される第1ルートを決定することと、
前記第1ルートの途中の所定地点を前記車両が実際に通過した時刻である通過時刻を取得することと、
前記通過時刻に応じて、前記第1ルートの途中でのルート変更が必要であるかを判定することと、
前記第1ルートの途中でのルート変更が必要であると判定されたことに応じて、前記第1ルートよりも前記目的地の到着時刻が早くなる又は遅くなると予測される第2ルートを決定することと、
前記第1ルートの途中で前記第2ルートへのルート変更を促す情報を出力することと、を実行する制御部を備えてよい。
【0006】
本開示の他の態様の1つは、車両が出発地から目的地まで走行するルートに関する情報処理方法である。その場合の情報処理方法は、例えば、
コンピュータが、
前記車両の走行中に乗客向けに配信されるコンテンツの配信終了予定時刻を取得することと、
前記配信終了予定時刻を含む所定期間内に前記目的地に到着すると予測される第1ルートを決定することと、
前記第1ルートの途中の所定地点を前記車両が実際に通過した時刻である通過時刻を取得することと、
前記通過時刻に応じて、前記第1ルートの途中でのルート変更が必要であるかを判定することと、
前記第1ルートの途中でのルート変更が必要であると判定されたことに応じて、前記第1ルートよりも前記目的地の到着時刻が早くなる又は遅くなると予測される第2ルートを
決定することと、
前記第1ルートの途中で前記第2ルートへのルート変更を促す情報を出力することと、を実行してよい。
【0007】
なお、本開示は、情報処理方法をコンピュータに実行させるための情報処理プログラム、又は当該情報処理プログラムを格納する非一時的記憶媒体として捉えることもできる。
【発明の効果】
【0008】
本開示によれば、車両の乗客向けにコンテンツを配信するサービスにおいて、乗客の満足度を高めることができる技術を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
実施形態におけるシステムの概要を示す図である。
実施形態におけるシステムに含まれる車載端末のハードウェア構成の一例を模式的に示す図である。
実施形態におけるルート変更提案情報の表示画面の一例を示す図である。
実施形態におけるシステムに含まれる視聴端末のハードウェア構成の一例を模式的に示す図である。
実施形態におけるシステムに含まれる配信端末のハードウェア構成の一例を模式的に示す図である。
実施形態におけるシステムに含まれる運行管理端末のハードウェア構成の一例を模式的に示す図である。
実施形態におけるシステムに含まれる運行管理サーバのハードウェア構成の一例を模式的に示す図である。
実施形態における運行データの一例を模式的に示す図である。
実施形態における運行管理サーバのソフトウェア構成の一例を示すブロック図である。
実施形態における除外エリアを通るルート候補の一例を示す図である。
実施形態における第1ルートの一例を示す図である。
実施形態における第2ルートの一例を示す図である。
実施形態における第2ルートの他の一例を示す図である。
実施形態における運行管理サーバで実行される第1処理ルーチンの一例を示すフローチャートである。
実施形態における運行管理サーバで実行される第2処理ルーチンの一例を示すフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0010】
公共交通機関の駅等とイベント会場との間で来場者を送迎する車両において、イベント会場で開催されるイベントに関連するコンテンツ等を、車内向けに配信するサービスが検討されている。斯様なサービスにおいて、車両が予定時刻より早く又は遅く目的地に到着すると、コンテンツが終了する前に車両が目的地に到着したり又はコンテンツが終了してから車両が目的地に到着するまでの時間が長くなったりする可能性がある。その結果、当該サービスに対する乗客の満足度が低くなる可能性がある。よって、コンテンツの配信終了時刻と目的地の到着時刻との乖離を小さくするための手立てが必要になる。
(【0011】以降は省略されています)

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