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公開番号2025115279
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-06
出願番号2024009751
出願日2024-01-25
発明の名称表面傷の検査方法
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人個人
主分類G01N 21/88 20060101AFI20250730BHJP(測定;試験)
要約【課題】精度よく白傷を検出できる表面傷の検査方法を提供すること。
【解決手段】表面傷の検査方法は、検査画像から黒く細長い欠陥候補領域を抽出し(S102)、黒く細長い欠陥候補領域の両端に矩形領域を作成し(S104)、矩形領域の検査画像から白い欠陥候補領域を抽出し(S106)、白い欠陥候補領域のサイズに基づいて、白い欠陥を検出する(S109、S110)ようにした。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項１】
検査画像から黒く細長い欠陥候補領域を抽出し、
前記黒く細長い欠陥候補領域の両端に矩形領域を作成し、
前記矩形領域の検査画像から白い欠陥候補領域を抽出し、
前記白い欠陥候補領域のサイズに基づいて、白い欠陥を検出する、表面傷の検査方法。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は表面傷の検査方法に関する。
続きを表示（約 990 文字）【背景技術】
【０００２】
特許文献１には、黒傷の周囲に存在する白傷を検出する表面傷の検査装置が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００３】
特開２０１９－１２４５２４号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００４】
黒く（深く）細長い傷は、端部に白い（浅い）傷が形成されることが多いが、特許文献１では、細長い傷の端部の領域内で白傷を検出する具体的な方法がないという問題があった。
【課題を解決するための手段】
【０００５】
一実施形態の表面傷の検査方法は、黒く細長い傷の端部に形成した領域内で白傷を検出
するようにした。
【発明の効果】
【０００６】
本開示の表面傷の検査方法によれば、精度よく白傷を検出できる。
【図面の簡単な説明】
【０００７】
本実施の形態にかかる表面傷の検査方法の一例を示すフローチャートである。
本実施の形態にかかる表面傷の検査方法における表面傷の画像処理の一例を示す図である。
本実施の形態にかかる表面傷の検査方法における表面傷の画像処理の一例を示す図である。
【発明を実施するための形態】
【０００８】
本実施の形態
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。図１は、本実施の形態にかかる表面傷の検査方法の一例を示すフローチャートである。また、図２は、表面傷の画像処理の一例を示す図である。
【０００９】
まずステップＳ１０１において、検査画像が検査装置に入力される。入力される画像の一例を図２のａに示す。そしてステップＳ１０２に進む。ここで検査装置は、画像の解析を行うコンピューティング装置を有する。
【００１０】
次にステップＳ１０２において、検査画像が２値化される。そして、２値化した検査画像から欠陥候補領域が抽出される。抽出された画像の一例を図２のｂに示す。図２のｂにおいて、欠陥候補領域は領域ｂ１及びｂ２である。そしてステップＳ１０３に進む。なお、領域ｂ１及びｂ２はステップＳ１０７でも画像処理に用いられる。
（【００１１】以降は省略されています）

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