TOP
|
特許
|
意匠
|
商標
特許ウォッチ
Twitter
他の特許を見る
公開番号
2025113600
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-04
出願番号
2024007846
出願日
2024-01-23
発明の名称
熱交換器
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
弁理士法人 快友国際特許事務所
主分類
H01M
8/04 20160101AFI20250728BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】熱交換器が無用に大型化することを抑制する。
【解決手段】熱交換器は、第1流路と、前記第1流路に隣接しており、前記第1流路との間で熱交換する第2流路と、前記第2流路に隣接しており、前記第2流路との間で熱交換する第3流路と、前記第3流路に隣接しており、前記第3流路との間で熱交換する第4流路とを備えてもよい。前記第1流路及び前記第3流路の各々には、前記燃料電池に供給される燃料ガスの流路と、前記燃料電池に供給される冷却水の流路とのいずれか一つが接続され、前記第2流路及び前記第4流路の各々には、前記燃料電池から排出された燃料オフガスの流路と、前記燃料電池に供給される酸化剤ガスの流路と、前記燃料電池から排出された酸化剤オフガスの流路と、前記燃料電池から排出された前記冷却水の流路とのいずれか一つが接続されてもよい。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
燃料電池のための熱交換器であって、
第1流路と、
前記第1流路に隣接しており、前記第1流路との間で熱交換する第2流路と、
前記第2流路に隣接しており、前記第2流路との間で熱交換する第3流路と、
前記第3流路に隣接しており、前記第3流路との間で熱交換する第4流路と、
を備え、
前記第1流路及び前記第3流路の各々には、前記燃料電池に供給される燃料ガスの流路と、前記燃料電池に供給される冷却水の流路とのいずれか一つが接続され、
前記第2流路及び前記第4流路の各々には、前記燃料電池から排出された燃料オフガスの流路と、前記燃料電池に供給される酸化剤ガスの流路と、前記燃料電池から排出された酸化剤オフガスの流路と、前記燃料電池から排出された前記冷却水の流路とのいずれか一つが接続される、
熱交換器。
続きを表示(約 400 文字)
【請求項2】
前記第1流路は、前記第4流路にも隣接しており、前記第4流路との間でも熱交換する、請求項1に記載の熱交換器。
【請求項3】
前記第2流路及び前記第3流路は、前記第1流路及び前記第4流路の少なくとも一方によって取り囲まれている、請求項1に記載の熱交換器。
【請求項4】
前記第1流路、前記第2流路、前記第3流路及び前記第4流路は、同心円状に設けられている、請求項3に記載の熱交換器。
【請求項5】
前記第1流路には、前記燃料ガスの流路が接続されており、
前記第2流路には、前記排出された前記冷却水の流路が接続されており、
前記第3流路には、前記供給される前記冷却水の流路が接続されており、
前記第4流路には、前記酸化剤ガスの流路が接続されている、
請求項1から4のいずれか一項に記載の熱交換器。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本明細書が開示する技術は、燃料電池のための熱交換器に関する。
続きを表示(約 2,200 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、燃料電池のための熱交換器が記載されている。熱交換器は、比較的に低温の流体が流れる流路である第1流路と、比較的に高温の流体が流れる流路である第2流路、第3流路、及び第4流路を備える。第2流路は第1流路と隣接しており、第1流路と第2流路との間で熱交換し、第3流路は、第1流路と隣接しており、第1流路と第3流路との間で熱交換し、第4流路は、第1流路と隣接しており、第1流路と第4流路との間で熱交換する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2008-204834号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記した熱交換器では、一つの流路に対して、三つの流路が熱交換するように偏って配列されている。そのため、熱交換器が全体として比較的に大型化しやすい。本明細書では、熱交換器が無用に大型化することを抑制する技術を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本明細書が開示する技術は、燃料電池のための熱交換器に具現化される。本技術の第1の態様では、熱交換器が第1流路と、前記第1流路に隣接しており、前記第1流路との間で熱交換する第2流路と、前記第2流路に隣接しており、前記第2流路との間で熱交換する第3流路と、前記第3流路に隣接しており、前記第3流路との間で熱交換する第4流路とを備えてもよい。前記第1流路及び前記第3流路の各々には、前記燃料電池に供給される燃料ガスの流路と、前記燃料電池に供給される冷却水の流路とのいずれか一つが接続され、前記第2流路及び前記第4流路の各々には、前記燃料電池から排出された燃料オフガスの流路と、前記燃料電池に供給される酸化剤ガスの流路と、前記燃料電池から排出された酸化剤オフガスの流路と、前記燃料電池から排出された前記冷却水の流路とのいずれか一つが接続されてもよい。
【0006】
上記した熱交換器では、第1流路及び第3流路の各々に、燃料電池に供給される燃料ガスの流路と、燃料電池に供給される冷却水の流路とのいずれか一つが接続されている。一方、第2流路及び第4流路の各々には、燃料電池から排出された燃料オフガスの流路と、燃料電池に供給される酸化剤ガスの流路と、燃料電池から排出された酸化剤オフガスの流路と、燃料電池から排出された冷却水の流路とのいずれか一つが接続されている。即ち、第1流路及び第3流路の各々には、比較的に低温の流体が流通するとともに、第2流路及び第4流路の各々には、比較的に高温の流体が流通するように構成されている。このような構成によると、低温の流体が流れる流路と高温の流体が流れる流路とが交互に配置され、隣接する各二つの流路間で効率的な熱交換を行うことができる。従って、熱交換器が無用に大型化することが抑制される。
【0007】
本技術の第2の態様では、上記の第1の態様に加えて、前記第1流路は、前記第4流路にも隣接しており、前記第4流路との間でも熱交換してもよい。このような構成によると、第1流路から第4流路の全てに対して、他の二つの流路を隣接させることができる。熱交換の効率がさらに高まることで、熱交換器のさらなる小型化を図ることできる。
【0008】
本技術の第3の態様では、上記の第1の態様又は第2の態様に加えて、前記第2流路及び前記第3流路は、前記第1流路及び前記第4流路の少なくとも一方によって取り囲まれていてもよい。このような構成によると、第1流路が第2流路と隣接する面積、及び/又は、第4流路が第3流路と隣接する面積を大きくすることができ、熱交換の効率を高めることができる。また、第2流路及び第3流路が、外部との間で無用に熱交換することを抑制することができる。
【0009】
本技術の第4の態様では、上記の第3の態様に加えて、前記第1流路、前記第2流路、前記第3流路及び前記第4流路は、同心円状に設けられてもよい。このような構成によると、第1流路から第4流路の全てにおいて、他の流路と隣接する面積を大きくすることができ、熱交換の効率を高めることができる。また、最外に位置する流路を除いて、各流路と外部との間の無用な熱交換を抑制することができる。
【0010】
本技術の第5の態様では、上記の第1の態様から第4の態様のいずれか一つに加えて、前記第1流路には、前記燃料ガスの流路が接続されてもよい。そして、前記第2流路には、前記排出された前記冷却水の流路が接続されてもよい。そして、前記第3流路には、前記供給される前記冷却水の流路が接続されてもよい。そして、前記第4流路には、前記酸化剤ガスの流路が接続されてもよい。このような構成によると、熱交換器のおける上記四つの流路の配列において、冷却水の流通する二つの流路が、当該配列の中央部分に配置される。気体である燃料ガスやそのオフガスと比較して、液体である冷却水は比較的に高い熱交換能力を有する。従って、冷却水の流通する二つの流路が、四つの流路の配列において中央部に配列されていると、熱交換の効率を効果的に高めることができる。
【図面の簡単な説明】
(【0011】以降は省略されています)
この特許をJ-PlatPatで参照する
関連特許
トヨタ自動車株式会社
車両
1か月前
トヨタ自動車株式会社
車両
3日前
トヨタ自動車株式会社
車両
26日前
トヨタ自動車株式会社
車両
25日前
トヨタ自動車株式会社
車両
3日前
トヨタ自動車株式会社
装置
1か月前
トヨタ自動車株式会社
車両
1か月前
トヨタ自動車株式会社
方法
1か月前
トヨタ自動車株式会社
車両
13日前
トヨタ自動車株式会社
膜体
13日前
トヨタ自動車株式会社
電極
1か月前
トヨタ自動車株式会社
電池
28日前
トヨタ自動車株式会社
車両
11日前
トヨタ自動車株式会社
方法
1か月前
トヨタ自動車株式会社
方法
11日前
トヨタ自動車株式会社
車両
10日前
トヨタ自動車株式会社
電池
6日前
トヨタ自動車株式会社
電極
1か月前
トヨタ自動車株式会社
車両
1か月前
トヨタ自動車株式会社
車両
1か月前
トヨタ自動車株式会社
方法
25日前
トヨタ自動車株式会社
車両
27日前
トヨタ自動車株式会社
電池
1か月前
トヨタ自動車株式会社
方法
28日前
トヨタ自動車株式会社
モータ
25日前
トヨタ自動車株式会社
電極体
1か月前
トヨタ自動車株式会社
電動車
27日前
トヨタ自動車株式会社
充電器
28日前
トヨタ自動車株式会社
モータ
6日前
トヨタ自動車株式会社
ロータ
今日
トヨタ自動車株式会社
充電器
25日前
トヨタ自動車株式会社
電動車
1か月前
トヨタ自動車株式会社
モータ
27日前
トヨタ自動車株式会社
モータ
1か月前
トヨタ自動車株式会社
電動車
28日前
トヨタ自動車株式会社
自動車
5日前
続きを見る
他の特許を見る