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公開番号
2025114267
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-05
出願番号
2024008862
出願日
2024-01-24
発明の名称
エンジンの制御装置
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
個人
主分類
F02D
45/00 20060101AFI20250729BHJP(燃焼機関;熱ガスまたは燃焼生成物を利用する機関設備)
要約
【課題】排気センサの異常診断の実効頻度を確保したエンジンの制御装置を提供することを課題とする。
【解決手段】排気を浄化する触媒と前記排気の空燃比に関連する状態値を検出する排気センサとを備えたエンジンの制御装置において、前記エンジンへの要求値に基づいて前記エンジンの目標空燃比を算出する算出部と、前記排気センサの検出値に基づいて前記目標空燃比を補正する補正部と、補正後の前記目標空燃比に基づいて前記エンジンを制御する制御部と、補正前の前記目標空燃比に基づいて前記触媒の温度を推定する推定部と、前記触媒の温度が活性化温度以上にあることを条件として前記排気センサの異常診断を実行する診断部と、を備えたエンジンの制御装置。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
排気を浄化する触媒と前記排気の空燃比に関連する状態値を検出する排気センサとを備えたエンジンの制御装置において、
前記エンジンの運転状態に基づいて前記エンジンの目標空燃比を算出する算出部と、
前記排気センサの検出値に基づいて前記目標空燃比を補正する補正部と、
補正後の前記目標空燃比に基づいて前記エンジンを制御する制御部と、
補正前の前記目標空燃比に基づいて前記触媒の温度を推定する推定部と、
前記触媒の温度が活性化温度以上にあることを条件として前記排気センサの異常診断を実行する診断部と、を備えたエンジンの制御装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、エンジンの制御装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
排気センサにより検出された排気の空燃比に基づいて触媒温度を推定する技術がある(例えば特許文献1参照)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2022-125478号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
排気センサに異常が発生した場合、排気センサの排気の空燃比の検出精度は低下し、触媒温度の推定精度も低下する。従って、このような場合には触媒温度をエンジンの目標空燃比に基づいて推定することが考えられる。しかしながら、エンジンの目標空燃比は排気センサにより検出された空燃比に基づいて補正され、補正後の目標空燃比に基づいてエンジンが制御される。このような補正後の目標空燃比に基づいて触媒温度が推定されると、触媒温度の推定精度が低下するおそれがある。
【0005】
ここで、排気センサが異常か否かを診断する異常診断が実行される場合がある。排気センサの異常診断の実行に関して、排気エミッションの低下を防止する観点から、触媒温度が活性化温度以上であることが条件とされる。上述したように排気センサに異常が発生していた場合、触媒温度の推定精度が低下する。この結果、推定された触媒温度が活性化温度以上とならずに、排気センサの異常診断の実効頻度が低下するおそれがある。
【0006】
そこで本発明は、排気センサの異常診断の実効頻度を確保したエンジンの制御装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
上記目的は、排気を浄化する触媒と前記排気の空燃比に関連する状態値を検出する排気センサとを備えたエンジンの制御装置において、前記エンジンの運転状態に基づいて前記エンジンの目標空燃比を算出する算出部と、前記排気センサの検出値に基づいて前記目標空燃比を補正する補正部と、補正後の前記目標空燃比に基づいて前記エンジンを制御する制御部と、補正前の前記目標空燃比に基づいて前記触媒の温度を推定する推定部と、前記触媒の温度が活性化温度以上にあることを条件として前記排気センサの異常診断を実行する診断部と、を備えたエンジンの制御装置によって達成できる。
【発明の効果】
【0008】
排気センサの異常診断の実効頻度を確保したエンジンの制御装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
エンジンの概略構成図である。
ECUが実行する制御を例示したフローチャートである。
【発明を実施するための形態】
【0010】
[エンジンの概略構成]
図1は、エンジン10の概略構成図である。エンジン10は、例えば車両に搭載されて車両の走行動力源として機能する。エンジン10は、エンジン本体11、吸気通路20、及び排気通路24を有する。エンジン本体11は、例えば複数の気筒を有した多気筒機関である。エンジン本体11には、筒内噴射弁12及び点火プラグ14が設けられている。筒内噴射弁12は、エンジン10の燃焼室内に燃料を直接噴射する。尚、筒内噴射弁12の代わりに、又は筒内噴射弁に加えてポート噴射弁が設けられていてもよい。点火プラグ14は、燃料と空気との混合気を点火する。
(【0011】以降は省略されています)
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