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公開番号2025115595
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-07
出願番号2024010136
出願日2024-01-26
発明の名称プリンタおよびプラテンモジュール
出願人東芝テック株式会社
代理人弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類B41J 11/04 20060101AFI20250731BHJP(印刷;線画機;タイプライター;スタンプ)
要約【課題】プラテンローラおよびその周囲やカッターユニットのメンテナンス性を向上させる。
【解決手段】プリンタは、印字ヘッドと、プラテンローラと、カッターユニットと、ガイド部材と、を備える。前記印字ヘッドは、帯状の用紙に印字する。前記プラテンローラは、前記印字ヘッドとの間に用紙を挟み、回転駆動されて前記用紙を搬送する。前記カッターユニットは、前記プラテンローラよりも前記用紙の搬送方向下流側に設けられ、固定刃と可動刃とを有し、前記可動刃が移動して前記固定刃との間に挟んだ前記用紙を切断する。前記ガイド部材は、前記カッターユニットと前記プラテンローラとの隙間を埋める位置に設けられて前記用紙を案内し前記用紙の前記隙間への入り込みを防ぐ案内部と、前記プラテンローラの軸の両端部を回転自在に支持する支持部と、を有し、前記固定刃から離れて位置する前記可動刃を覆う位置に着脱可能である。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
帯状の用紙に印字する印字ヘッドと、
前記印字ヘッドとの間に用紙を挟み、回転駆動されて前記用紙を搬送するプラテンローラと、
前記プラテンローラよりも前記用紙の搬送方向下流側に設けられ、固定刃と可動刃とを有し、前記可動刃が移動して前記固定刃との間に挟んだ前記用紙を切断するカッターユニットと、
前記カッターユニットと前記プラテンローラとの隙間を埋める位置に設けられて前記用紙を案内し前記用紙の前記隙間への入り込みを防ぐ案内部と、前記プラテンローラの軸の両端部を回転自在に支持する支持部と、を有し、前記固定刃から離れて位置する前記可動刃を覆う位置に着脱可能であるガイド部材と、
を備えるプリンタ。
続きを表示(約 530 文字)【請求項2】
前記カッターユニットは、前記可動刃の切れ刃を出し入れ自在に前記可動刃を収納する収納カバーと、前記収納カバーを保持するブラケットと、を含み、
前記収納カバーは、収納した前記可動刃の切れ刃を含む所定範囲を露出する形状であって、
前記ガイド部材は、前記ブラケットに、固定部材により着脱自在に構成されている
請求項1に記載のプリンタ。
【請求項3】
前記プラテンローラは、前記ガイド部材と前記ブラケットとが互いの接触面に有する凹凸形状の嵌合によって、位置決めされる
請求項2に記載のプリンタ。
【請求項4】
印字ヘッドとの間に帯状の用紙を挟み、回転駆動されて前記用紙を搬送するプラテンローラと、
可動刃が移動して固定刃との間に挟んだ前記用紙を切断するカッターユニットと前記プラテンローラとの隙間を埋める位置に設けられて前記用紙を案内し前記用紙の前記隙間への入り込みを防ぐ案内部と、前記プラテンローラの軸の両端部を回転自在に支持する支持部と、を有し、前記固定刃から離れて位置する前記可動刃を覆う位置に着脱可能であるガイド部材と、
を備えるプラテンモジュール。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、プリンタおよびプラテンモジュールに関する。
続きを表示(約 1,700 文字)【背景技術】
【0002】
従来、帯状の用紙が巻かれたロール紙を用いるプリンタにおいて、プラテンローラをフレームに着脱自在に設ける構成(例えば特許文献1)や、カッターの清掃時に収納スリット等から突出するよう可動刃を移動させ露出させる構成(例えば特許文献2)がある。このような構成は、プラテンローラの交換やカッターの清掃を行うためのものである。
【0003】
用紙としては、レシート用紙やラベル用紙、或いは台紙なしラベルがある。レシート用紙は、レシート等に使われる粘着性のない紙である。ラベル用紙は、帯状の台紙に所定寸法にカット済みのラベルが貼付されたものである。ラベルは、印字面の裏面に糊層(粘着層)が設けられたものである。台紙なしラベルは、帯状の用紙の裏面に糊層が設けられたものである。
【0004】
台紙なしラベルは、近年よく利用されるようになっている。台紙なしラベルは、発行時に、プリンタに設けられたカッターユニットによって、切断される。台紙なしラベルの場合、カッターユニットやプラテンローラとその周囲の用紙ガイド部材にラベルの糊が付着するので、定期的な清掃や交換を要する。
【0005】
しかしながら、従来の構成では、例えばプラテンローラを取り外して清掃あるいは交換することはできても、その周囲の用紙ガイド部材や可動刃の清掃は、別の作業となるため、繁雑である。また、可動刃の清掃は、収納スリット等から突出するよう可動刃を移動させ露出させて行う都合上、切れ刃が突出した状態での作業となるため、危険を伴い、好ましくない。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
本発明が解決しようとする課題は、プラテンローラおよびその周囲やカッターユニットのメンテナンス性を向上させることができるプリンタおよびプラテンモジュールを提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0007】
実施形態のプリンタは、帯状の用紙に印字する印字ヘッドと、前記印字ヘッドとの間に用紙を挟み、回転駆動されて前記用紙を搬送するプラテンローラと、前記プラテンローラよりも前記用紙の搬送方向下流側に設けられ、固定刃と可動刃とを有し、前記可動刃が移動して前記固定刃との間に挟んだ前記用紙を切断するカッターユニットと、前記カッターユニットと前記プラテンローラとの隙間を埋める位置に設けられて前記用紙を案内し前記用紙の前記隙間への入り込みを防ぐ案内部と、前記プラテンローラの軸の両端部を回転自在に支持する支持部と、を有し、前記固定刃から離れて位置する前記可動刃を覆う位置に着脱可能であるガイド部材と、を備える。
【図面の簡単な説明】
【0008】
図1は、実施形態のプリンタの外観の一例を示す斜視図である。
図2は、プリンタの内部構造の一例を示す断面図である。
図3は、蓋部を開けた状態のプリンタを示す断面図である。
図4は、蓋部を開けた状態のプリンタを示す斜視図である。
図5は、蓋部からプラテンモジュールを取り外した状態の斜視図である。
図6は、蓋部から取り外したプラテンモジュールの斜視図である。
図7は、プラテンモジュールが取り外された蓋部の斜視図である。
【発明を実施するための形態】
【0009】
(第1実施形態)
実施形態について図面を用いて説明する。図1は、実施形態のプリンタ1の外観の一例を示す斜視図である。図1の斜視図は、プリンタ1の正面および右側面が見え、プリンタ1の左側面および背面が見えない状態を示す。図2は、プリンタ1の内部構造の一例を示す断面図である。プリンタ1は、筐体2、蓋部3、保持部4、印字ヘッド5、プラテンモジュール6、カッターユニット8などを備える。プラテンモジュール6は、プラテンローラ61とガイド部材7とを備える。
【0010】
図3は、蓋部3を開けた状態のプリンタ1を示す断面図である。図4は、蓋部3を開けた状態のプリンタ1を示す斜視図である。
(【0011】以降は省略されています)

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