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公開番号
2025115777
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-07
出願番号
2024010418
出願日
2024-01-26
発明の名称
動弁装置
出願人
ダイハツ工業株式会社
代理人
個人
主分類
F01L
1/08 20060101AFI20250731BHJP(機械または機関一般;機関設備一般;蒸気機関)
要約
【課題】カムがバルブリフタからはみ出すことを抑制しつつ、バルブリフタが摩耗することを抑制できる動弁装置を提供する。
【解決手段】本発明に係る動弁装置は、バルブと、バルブリフタと、カムシャフトと、を備えている。バルブは、バルブ傘部およびバルブステムを含んでいる。バルブステムは、バルブ傘部から第1方向に延びている。バルブリフタは、第1方向に見て、円形状を有しており、かつ、第1方向に見て、バルブステムの第1方向の端部と重なっている。カムシャフトは、第2方向に伸びる中心軸線を中心に回転でき、かつ、カムを含んでいる。カムは、バルブリフタに接触するカム面を有している。カム面が中心軸線に対して傾斜することにより、第2方向に行くにしたがってカム断面形状が小さくなる。カム面の第2方向の中央は、バルブリフタの中心より第2方向に位置している。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
動弁装置は、バルブと、バルブリフタと、カムシャフトと、を備えており、
前記バルブは、バルブ傘部およびバルブステムを含んでおり、
前記バルブステムは、前記バルブ傘部から第1方向に延びており、
前記バルブリフタは、前記第1方向に見て、円形状を有しており、かつ、前記第1方向に見て、前記バルブステムの前記第1方向の端部と重なっており、
前記カムシャフトは、第2方向に伸びる中心軸線を中心に回転でき、かつ、カムを含んでおり、
前記カムは、前記バルブリフタに接触するカム面を有しており、
前記カムの前記第2方向に直交する断面の形状をカム断面形状と定義し、
前記カム面が前記中心軸線に対して傾斜することにより、前記第2方向に行くにしたがって前記カム断面形状が小さくなっており、
前記カム面の前記第2方向の中央は、前記バルブリフタの中心より前記第2方向に位置している、
動弁装置。
続きを表示(約 100 文字)
【請求項2】
前記カム面は、前記中心軸線と傾斜角を形成しており、
前記第1方向と前記第2方向とが形成する角度は、90°に前記傾斜角を加算した大きさである、
請求項1に記載の動弁装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、内燃機関の動弁装置に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
従来の動弁装置に関する発明としては、例えば、特許文献1に記載の内燃機関の動弁用カム装置が知られている。この動弁用カム装置のカムは、カムロブのノーズに近づくにしたがって、カム幅が小さくなる形状を有している。これにより、カムがバルブリフタからはみ出すことが抑制されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
実開昭63-38601号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、特許文献1に記載の内燃機関の動弁用カム装置では、カムが尖った形状を有している。そのため、バルブリフタの一部にカムが集中して接触するので、バルブリフタが摩耗しやすい。
【0005】
そこで、本発明の目的は、カムがバルブリフタからはみ出すことを抑制しつつ、バルブリフタが摩耗することを抑制できる動弁装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の第1側面は、
動弁装置は、バルブと、バルブリフタと、カムシャフトと、を備えており、
前記バルブは、バルブ傘部およびバルブステムを含んでおり、
前記バルブステムは、前記バルブ傘部から第1方向に延びており、
前記バルブリフタは、前記第1方向に見て、円形状を有しており、かつ、前記第1方向に見て、前記バルブステムの前記第1方向の端部と重なっており、
前記カムシャフトは、第2方向に伸びる中心軸線を中心に回転でき、かつ、カムを含んでおり、
前記カムは、前記バルブリフタに接触するカム面を有しており、
前記カムの前記第2方向に直交する断面の形状をカム断面形状と定義し、
前記カム面が前記中心軸線に対して傾斜することにより、前記第2方向に行くにしたがって前記カム断面形状が小さくなっており、
前記カム面の前記第2方向の中央は、前記バルブリフタの中心より前記第2方向に位置している、
動弁装置である。
【0007】
本発明の第2側面は、
前記カム面は、前記中心軸線と傾斜角を形成しており、
前記第1方向と前記第2方向とが形成する角度は、90°に前記傾斜角を加算した大きさである、
第1側面に記載の動弁装置である。
【発明の効果】
【0008】
本発明によれば、カムがバルブリフタからはみ出すことを抑制しつつ、バルブリフタが摩耗することを抑制できる。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、動弁装置10の概略図である。
図2は、バルブリフタ16aを反対方向d11に見た図である。
図3は、比較例に係る動弁装置310において、バルブリフタ316aを反対方向d11に見た図である。
図4は、比較例に係る動弁装置310を第2方向d2に見た図である。
図5は、第1モデルを用いた演算結果を示したグラフである。
図6は、第2モデルを用いた演算結果を示したグラフである。
図7は、第3モデルを用いた演算結果を示したグラフである。
【発明を実施するための形態】
【0010】
(実施形態)
[動弁装置の構造]
(【0011】以降は省略されています)
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