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公開番号2025110824
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-29
出願番号2024004889
出願日2024-01-16
発明の名称充電システム
出願人ダイハツ工業株式会社
代理人個人
主分類H02J 7/00 20060101AFI20250722BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】車両が配置される環境に耐えるための対策等を充電装置に対して講じることなく安定的に使用可能でありつつ、シンプルな構成の充電システムの提供を目的とした。
【解決手段】充電システム10は、車両100を配置可能な複数の部屋20と、部屋20の外部に配置され、車両100に電力を供給する充電装置30と、部屋20のそれぞれに設けられ、充電装置30から直接的あるいは間接的に供給された電力の供給口となるコネクタ40と、充電装置30から電力供給を受けるコネクタ40を切り替える切替装置50と、を有し、部屋20に配置された車両100、及び当該車両100が配置された部屋20に設けられたコネクタ40が充電ケーブル70を介して接続されることを条件として、充電装置30から充電ケーブル70が接続された車両100に対する電力供給が許可されること、を特徴とするものである。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
車両に搭載された電池を充電する充電システムであって、
前記車両を配置可能な複数の部屋と、
前記部屋の外部に配置され、前記車両に電力を供給する充電装置と、
前記部屋のそれぞれに設けられ、前記充電装置から直接的あるいは間接的に供給された電力の供給口となるコネクタと、
前記充電装置から電力供給を受ける前記コネクタを切り替える切替装置と、
を有し、
前記部屋に配置された車両、及び当該車両が配置された前記部屋に設けられた前記コネクタが充電ケーブルを介して接続されることを条件として、前記充電装置から前記充電ケーブルが接続された前記車両に対する電力供給が許可されること、を特徴とする充電システム。
続きを表示(約 150 文字)【請求項2】
複数の前記コネクタのうち、二以上の前記コネクタのそれぞれに対し、前記充電ケーブルを介して前記車両が接続されている場合において、二以上の前記コネクタのうちの一つに対する電力供給が許可され、他の前記コネクタに対する電力供給が禁止されること、を特徴とする請求項1に記載の充電システム。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、車両に搭載された電池を充電する充電システムに関する。
続きを表示(約 1,900 文字)【背景技術】
【0002】
従来、下記特許文献1に開示されているような充電システムが提供されている。この充電システムは、充電器群を構成する複数の充電器を備えている。この充電システムにおいては、一の充電器の制御部が充電器の充電口に接続された電動車からの充電要求が充電部の出力可能電力を超えると、通信手段を介して事前に受信しておいた他の充電器に関する情報に基づき、他の充電器に対して電力共有ケーブルへの補助電力の出力に関する要求が送信される。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2017-118768号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ここで一般的に、車両の評価試験は、マイナス数十℃といった極めて低温の試験環境下や、40℃を越えるような高温の試験環境下において行われる。そのため、バッテリー電気自動車(BEV)、ハイブリッド電気自動車(HEV)、プラグインハイブリッド電気自動車(PHEV)等のような二次電池を搭載した車両についても、前述のような低温の試験環境下、及び高温の試験環境下において評価試験が行われる。
【0005】
その一方で、車両に搭載された二次電池を充電するための充電装置は、上述した低温の試験環境温度や高温の試験環境温度での使用が保証されたものでないことが多く、車両の試験環境下にそのまま配置すると破損したり、安定的に使用できなかったりする等の懸念がある。そのため、従来技術においては、充電装置を保温したり冷却したりするために、別途保温ケースや冷却装置等を設ける等の対策を講じる必要があった。これにより、従来技術の充電システムは、装置構成が複雑であるといった問題があった。
【0006】
そこで本発明は、車両が配置される環境に耐えるための対策等を充電装置に対して講じることなく安定的に使用可能でありつつ、シンプルな構成の充電システムの提供を目的とした。
【課題を解決するための手段】
【0007】
(1)本発明の充電システムは、車両に搭載された電池を充電するものであって、前記車両を配置可能な複数の部屋と、前記部屋の外部に配置され、前記車両に電力を供給する充電装置と、前記部屋のそれぞれに設けられ、前記充電装置から直接的あるいは間接的に供給された電力の供給口となるコネクタと、前記充電装置から電力供給を受ける前記コネクタを切り替える切替装置と、を有し、前記部屋に配置された車両、及び当該車両が配置された前記部屋に設けられた前記コネクタが充電ケーブルを介して接続されることを条件として、前記充電装置から前記充電ケーブルが接続された前記車両に対する電力供給が許可されること、を特徴とするものである。
【0008】
本発明の充電システムにおいては、充電装置が、車両が配置される部屋の外部に配置される。また、本発明の充電システムは、それぞれの部屋に充電装置から電力供給を受けるコネクタが設けられている。これにより、本発明の充電システムは、いずれの部屋に車両が配置された場合であっても、車両が配置された部屋に設けられたコネクタに対して充電ケーブルを介して車両を接続することにより、充電装置から車両に対して電力供給を行える。従って、本発明の充電システムは、車両が配置される環境に耐えるための対策等を充電装置に対して講じることなく安定的に使用可能でありつつ、シンプルな構成とすることができる。
【0009】
さらに、本発明の充電システムは、コネクタが充電ケーブルを介して車両に接続されることを条件として、充電装置から充電ケーブルが接続された車両に対する電力供給が許可されるものとされている。これにより、本発明の充電システムは、コネクタに対するコネクタの接続がない状態において電力が供給されるのを抑制可能な、安全性の高いものすることができる。
【0010】
(2)本発明の充電システムは、複数の前記部屋として、少なくとも部屋R1、及び部屋R2が設けられており、前記コネクタとして、少なくとも前記部屋R1に設けられるコネクタC1、及び前記部屋R2に設けられるコネクタC2を備えており、前記コネクタC1が前記部屋R1に配置された車両V1に接続されるとともに、前記コネクタC2が前記部屋R2に配置された車両V2に接続された状態において、前記充電装置から前記車両V1に対する電力供給が許可されることを条件として、前記車両V2に対する電力供給が禁止されるものであると良い。
(【0011】以降は省略されています)

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