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公開番号
2025116558
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-08
出願番号
2024011046
出願日
2024-01-29
発明の名称
空調装置
出願人
パナソニックIPマネジメント株式会社
代理人
弁理士法人クシブチ国際特許事務所
主分類
F24F
11/49 20180101AFI20250801BHJP(加熱;レンジ;換気)
要約
【課題】本開示は、室内機のインターロックの解除作業を簡便に行うことができる空調装置を提供する。
【解決手段】本開示の空調装置において、第1室外機は、第1開閉回路状態認識部により、第1開閉回路がアンロック設定状態であることが認識された後に、室内機に対してインターロック解除信号を送信するインターロック解除指示部を有し、室内機は、前記インターロック解除信号を受信したときに、インターロック解除状態であることを示すインターロック解除情報をメモリに記憶するインターロック解除受付部と、メモリに前記インターロック解除情報が記憶されているときは、前記室内機を空調運転が可能なインターロック解除状態とするインターロック制御部を有する
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
冷媒配管により接続された第1室外機及び室内機を有し、前記第1室外機と前記室内機との間で通信を行う、空調装置であって、
前記第1室外機は、
第1短絡部材の操作に応じて、開放状態と短絡状態とに切り替わる第1開閉回路と、
前記第1開閉回路が、開放状態と短絡状態の一方に対応するロック設定状態であるか、開放状態と短絡状態の他方に対応するアンロック設定状態であるかを認識する第1開閉回路状態認識部と、
前記第1開閉回路状態認識部により前記第1開閉回路が前記アンロック設定状態であることが認識された後に、前記室内機に対してインターロック解除信号を送信するインターロック解除指示部と、を有し、
前記室内機は、
前記インターロック解除信号を受信したときに、インターロック解除状態であることを示すインターロック解除情報をメモリに記憶するインターロック解除受付部と、
前記メモリに前記インターロック解除情報が記憶されているときは、前記室内機を空調運転が可能なインターロック解除状態とし、前記メモリに前記インターロック解除情報が記憶されていないときには、前記室内機を空調運転が不能なインターロック状態とするインターロック制御部と、を有する
空調装置。
続きを表示(約 800 文字)
【請求項2】
前記インターロック解除指示部は、前記第1開閉回路状態認識部により前記第1開閉回路が前記アンロック設定状態であることが認識された時に、前記室内機に対する前記インターロック解除信号の送信を開始し、所定の送信終了条件が成立した時に前記室内機に対する前記インターロック解除信号の送信を終了する
請求項1に記載の空調装置。
【請求項3】
前記室内機と前記冷媒配管により接続され、前記第1室外機との間で通信を行う第2室外機を備え、
前記第2室外機は、
第2短絡部材の操作に応じて、開放状態と短絡状態とに切り替わる第2開閉回路と、
前記第2開閉回路が、前記ロック設定状態であるか前記アンロック設定状態であるかを認識する第2開閉回路状態認識部と、
前記第2開閉回路状態認識部による認識結果を示す第2開閉回路状態認識信号を、前記第1室外機に送信する第2開閉回路状態伝達部と、を有し、
前記インターロック解除指示部は、前記第2室外機から受信した前記第2開閉回路状態認識信号から、前記第2開閉回路が前記アンロック設定状態であることが認識され、且つ、前記第1開閉回路状態認識部により、前記第1開閉回路が前記アンロック設定状態であることが認識されたときに、前記室内機に対して、前記インターロック解除信号を送信する
請求項1又は請求項2に記載の空調装置。
【請求項4】
前記第1短絡部材は、前記冷媒配管に設けられて、前記冷媒配管内の圧力が所定レベル以上であるときに前記アンロック設定状態から前記ロック設定状態に切り替わる出力接点を有する高圧スイッチであり、
前記第1開閉回路は、前記出力接点により前記高圧スイッチを前記第1開閉回路状態認識部に接続するための端子部である
請求項1又は請求項2に記載の空調装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、空調装置に関する。
続きを表示(約 1,700 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1は、冷媒漏洩対策用の複数の安全装置を備えた空調装置において、複数の安全装置のインターロックの解除を、利用ユニット(室内機)に設けられた第1回路から第1部材を引き抜くことによって、一括して行うことができるようにした構成を開示する。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2021-76264号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
本開示は、室内機のインターロックの解除作業を簡便に行うことができる空調装置を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本開示における空調装置は、冷媒配管により接続された第1室外機及び室内機を有し、前記第1室外機と前記室内機との間で通信を行う、空調装置であって、前記第1室外機は、第1短絡部材の操作に応じて、開放状態と短絡状態とに切り替わる第1開閉回路と、前記第1開閉回路が、開放状態と短絡状態の一方に対応するロック設定状態であるか、開放状態と短絡状態の他方に対応するアンロック設定状態であるかを認識する第1開閉回路状態認識部と、前記第1開閉回路状態認識部により前記第1開閉回路が前記アンロック設定状態であることが認識された後に、前記室内機に対してインターロック解除信号を送信するインターロック解除指示部と、を有し、前記室内機は、前記インターロック解除信号を受信したときに、インターロック解除状態であることを示すインターロック解除情報をメモリに記憶するインターロック解除受付部と、前記メモリに前記インターロック解除情報が記憶されているときは、前記室内機を空調運転が可能なインターロック解除状態とし、前記メモリに前記インターロック解除情報が記憶されていないときには、前記室内機を空調運転が不能なインターロック状態とするインターロック制御部と、を有する。
【発明の効果】
【0006】
本開示の空調装置は、室内機のインターロックの解除作業を簡便に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
実施の形態における空調装置の全体構成の説明図
実施の形態における室外機と室内機の制御構成の説明図
実施の形態における高圧スイッチの接続部の配置態様の説明図
実施の形態における室内機のインターロックの解除処理のフローチャート
実施の形態における空調装置の設置作業手順の説明図
実施の形態における室内機の入れ換えの作業手順の説明図
インターロック解除のための専用の開閉回路を室外機に備えた他の実施の形態の説明図
親機と子機の室外機を備えた他の実施の形態の説明図
【発明を実施するための形態】
【0008】
(本開示の基礎となった知見等)
【0009】
本発明者らが本開示に想到するに至った当時、室内機と室外機により構成される空調装置において、室内機に備えられた冷媒漏洩対策用の複数の安全装置のインターロックの解除を、室内機に設けられた開閉回路から短絡部材を引き抜くことによって、一括して行う技術があった。これにより、室内機のインターロックの解除作業の負担が軽減される。
【0010】
しかしながら、複数の室内機を有する空調装置にあっては、室内機ごとに安全装置のインターロックを解除する必要があるため、作業負担が大きいという不都合がある。また、室内機が天井埋込型や天吊型等の天井面に設置される仕様である場合にも、室内機のインターロック解除作業の負担が大きいという不都合がある。これらの不都合を回避するという課題を発明者らは発見し、その課題を解決するために、本開示の主題を構成するに至った。
そこで、本開示は、室内機のインターロックの解除作業を簡便に行うことができる空調装置を提供する。
(【0011】以降は省略されています)
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