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公開番号
2025116943
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-12
出願番号
2024011481
出願日
2024-01-30
発明の名称
カード移行支援システム、および、カード移行支援方法
出願人
株式会社東芝
代理人
弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類
H04L
9/14 20060101AFI20250804BHJP(電気通信技術)
要約
【課題】所定の暗号方式に対応したICカードから他の暗号方式に対応した新ICカードへ移行することを支援する。
【解決手段】実施形態のカード移行支援システムは、受け付けたICカードの暗号方式を判定し、前記ICカードが他の暗号方式に対応した新ICカードへの移行対象である場合、前記ICカードの識別情報をサーバに送信する決済端末と、前記識別情報に基づいて、前記新ICカードを発行するために必要な利用者情報をデータ生成端末に送信する前記サーバと、前記利用者情報に基づいて、前記新ICカードを発行するときに使用されるICカード発行用情報を生成し、前記ICカード発行用情報を発行端末に送信する前記データ生成端末と、前記ICカード発行用情報に基づいて、前記新ICカードを発行する前記発行端末と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
受け付けたIC(Integrated Circuit)カードの暗号方式を判定し、前記ICカードが他の暗号方式に対応した新ICカードへの移行対象である場合、前記ICカードの識別情報をサーバに送信する決済端末と、
前記識別情報に基づいて、前記新ICカードを発行するために必要な利用者情報をデータ生成端末に送信する前記サーバと、
前記利用者情報に基づいて、前記新ICカードを発行するときに使用されるICカード発行用情報を生成し、前記ICカード発行用情報を発行端末に送信する前記データ生成端末と、
前記ICカード発行用情報に基づいて、前記新ICカードを発行する前記発行端末と、を備えるカード移行支援システム。
続きを表示(約 500 文字)
【請求項2】
前記決済端末は、前記ICカードに対して使用不可とするためのデータを設定するカードロック機能を有する、請求項1に記載のカード移行支援システム。
【請求項3】
前記他の暗号方式は、PQC(Post-Quantum Cryptography、耐量子計算機暗号)方式である、請求項1に記載のカード移行支援システム。
【請求項4】
決済端末が、受け付けたICカードの暗号方式を判定し、前記ICカードが他の暗号方式に対応した新ICカードへの移行対象である場合、前記ICカードの識別情報をサーバに送信するステップと、
前記サーバが、前記識別情報に基づいて、前記新ICカードを発行するために必要な利用者情報をデータ生成端末に送信するステップと、
前記データ生成端末が、前記利用者情報に基づいて、前記新ICカードを発行するときに使用されるICカード発行用情報を生成し、前記ICカード発行用情報を発行端末に送信するステップと、
前記発行端末が、前記ICカード発行用情報に基づいて、前記新ICカードを発行するステップと、を備えるカード移行支援方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明の実施形態は、カード移行支援システム、および、カード移行支援方法に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
近年、量子コンピュータの登場により、既存の暗号方式の一部(RSA暗号、楕円暗号等)が解読される可能性が高まっている。そこで、充分な規模の量子コンピュータが実用化されても安全性を保つことができる暗号であるPQC(Post-Quantum Cryptography、耐量子計算機暗号)の研究、開発、実用化が進められている。
【0003】
そして、例えば、既存の暗号方式に対応したIC(Integrated Circuit)カードは、PQC方式に対応した新ICカードに早期に切り換えることが好ましい場合がある。
【0004】
また、従来技術として、例えば、携帯型情報処理装置(ICカード等)を用いて、認証装置(カードリーダライタ等)が従来型暗号方式、新暗号方式のいずれに対応しているかを判別し、従来型暗号方式に対応していれば認証装置を停止させ、従来型暗号方式をシステムから排除させる技術がある。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0005】
特開2016-136390号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0006】
しかしながら、上述の従来技術では、従来型暗号方式の認証装置をシステムから排除させることはできるが、既存の暗号方式に対応したICカードからPQC方式に対応した新ICカードへ移行することを支援(促進)してはいない。
【0007】
そこで、本発明は、所定の暗号方式に対応したICカードから他の暗号方式に対応した新ICカードへ移行することを支援することができるカード移行支援システム、および、カード移行支援方法を提供することを課題とする。
【課題を解決するための手段】
【0008】
実施形態のカード移行支援システムは、受け付けたICカードの暗号方式を判定し、前記ICカードが他の暗号方式に対応した新ICカードへの移行対象である場合、前記ICカードの識別情報をサーバに送信する決済端末と、前記識別情報に基づいて、前記新ICカードを発行するために必要な利用者情報をデータ生成端末に送信する前記サーバと、前記利用者情報に基づいて、前記新ICカードを発行するときに使用されるICカード発行用情報を生成し、前記ICカード発行用情報を発行端末に送信する前記データ生成端末と、前記ICカード発行用情報に基づいて、前記新ICカードを発行する前記発行端末と、を備える。
【図面の簡単な説明】
【0009】
図1は、実施形態のカード移行支援システムの全体構成図である。
図2は、実施形態のICカードの構成図である。
図3は、実施形態の決済端末の構成図である。
図4は、実施形態のサーバの構成図である。
図5は、実施形態のデータ生成端末の構成図である。
図6は、実施形態の発行端末の構成図である。
図7は、実施形態のカード移行支援システムの各構成の処理の流れを示すシーケンス図である。
図8は、変形例のカード移行支援システムの全体構成図である。
【発明を実施するための形態】
【0010】
以下、添付の図面を用いて、本発明のカード移行支援システム、および、カード移行支援方法の実施形態について説明する。実施形態では、新暗号方式(他の暗号方式)として、主にPQC方式を想定する。
(【0011】以降は省略されています)
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