TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
10個以上の画像は省略されています。
公開番号2025117316
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-12
出願番号2024012091
出願日2024-01-30
発明の名称耳装着具
出願人株式会社ドリームファクトリー
代理人個人,個人
主分類A61H 39/06 20060101AFI20250804BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】発熱に用いる電気を内部に蓄える場合に比べて、ユーザに対する安全性を向上させる。
【解決手段】耳に装着して耳を温める耳装着具10であって、耳装着具10を収容する給電装置10から電気を得る取得部11と、取得部11が電気を得ている間に通電されて発熱し取得部11が電気を得ないと通電されない発熱部12と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
耳に装着して耳を温める耳装着具であって、
前記耳装着具を収容する給電装置から電気を得る取得部と、
前記取得部が電気を得ている間に通電されて発熱し当該取得部が電気を得ないと通電されない発熱部と、
を備える耳装着具。
続きを表示(約 460 文字)【請求項2】
前記発熱部が発熱状態の際の温度を示す信号を出力する出力部をさらに備える、
ことを特徴とする請求項1に記載の耳装着具。
【請求項3】
前記出力部は、発熱した前記発熱部の温度を検知する温度検知部の検知結果を出力する、
ことを特徴とする請求項2に記載の耳装着具。
【請求項4】
前記取得部が電気を得ている場合において、前記耳装着具の内部温度を検知する第1温度検知部の検知結果及び当該耳装着具の外面温度を検知する第2温度検知部の検知結果について予め定められている条件を満たす場合に当該取得部は電気を得なくなる、
ことを特徴とする請求項1に記載の耳装着具。
【請求項5】
前記発熱部は、前記取得部が電気を得るかどうかで温度制御されるものである、
ことを特徴とする請求項1に記載の耳装着具。
【請求項6】
前記取得部及び前記出力部が設けられる平面部をさらに備える、
ことを特徴とする請求項2又は3に記載の耳装着具。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、耳装着具に関するものである。
続きを表示(約 2,100 文字)【背景技術】
【0002】
耳の周りにつぼやリンパ節が集まっているため、耳を温めてリラックス効果を与える装置が従来から知られている。
例えば、特許文献1には、耳穴温度調節具は、耳穴に挿入される耳穴挿入部と温度調節部とを備え、耳穴挿入部の蓄熱部は、断面が円形状であり、断面の直径が耳穴に挿入可能な寸法の蓄熱材で形成し、温度調節部は、耳穴挿入部の蓄熱部を加熱又は冷却する構成が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2014-076159号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ここで、通電による発熱で耳を温める器具において、発熱に用いる電気を内部に蓄える場合、ユーザの耳を温めているときに蓄えた電気により異常発熱すると、ユーザに対する安全性の面で懸念がある。
本発明の目的は、発熱に用いる電気を内部に蓄える場合に比べて、ユーザに対する安全性を向上させることにある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
かかる目的のもと、本発明は、耳に装着して耳を温める耳装着具であって、前記耳装着具を収容する給電装置から電気を得る取得部と、前記取得部が電気を得ている間に通電されて発熱し当該取得部が電気を得ないと通電されない発熱部と、を備える。
ここで、前記発熱部が発熱状態の際の温度を示す信号を出力する出力部をさらに備える、ようにすることができる。また、前記出力部は、発熱した前記発熱部の温度を検知する温度検知部の検知結果を出力する、ようにすることができる。
さらに、前記取得部が電気を得ている場合において、前記耳装着具の内部温度を検知する第1温度検知部の検知結果及び当該耳装着具の外面温度を検知する第2温度検知部の検知結果について予め定められている条件を満たす場合に当該取得部は電気を得なくなる、ようにすることができる。さらにまた、前記発熱部は、前記取得部が電気を得るかどうかで温度制御されるものである、ようにすることができる。またさらに、前記取得部及び前記出力部が設けられる平面部をさらに備える、ようにすることができる。
【発明の効果】
【0006】
本発明によれば、発熱に用いる電気を内部に蓄える場合に比べて、ユーザに対する安全性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
本実施の形態に係る耳加温装置の機能構成例を説明するブロック図である。
耳装着具の形態例を説明する図であり、(a)は斜視図、(b)は正面図、(c)は底面図である。
給電装置の形態例が閉じた状態を示す図であり、(a)は斜視図、(b)は背面図である。
給電装置の形態例が開いた状態を示す図であり、(a)は斜視図、(b)は平面図である。
一組の耳装着具を収容した給電装置を開いた状態で示す斜視図である。
耳装着具の内部構成例を説明する断面図である。
耳装着具の内部構成例を説明する断面図であり、(a)は一例、(b)は他の例、(c)は別の例である。
ヒータ加熱時の耳装着具の表面温度の上昇を示すグラフであり、縦軸は、耳装着具の表面温度(H)、横軸は経過時間(T)である。
通電により発熱するヒータへの通電を制御するフローチャートである。
他の実施の形態に係る耳加温装置の機能構成例を説明するブロック図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、添付図面を参照して、本発明の実施の形態について詳細に説明する。
図1は、本実施の形態に係る耳加温装置100の機能構成例を説明するブロック図である。
図1に示すように、本実施の形態に係る耳加温装置100は、耳穴に装着されて耳を温めるための構成を備える。より詳細には、耳加温装置100は、耳装着具10及び給電装置30を含む。耳装着具10と給電装置30とは別体である。
【0009】
まず、耳装着具10の機能構成について説明する。
耳装着具10は、耳穴に装着して耳を温める器具である。より詳細には、耳装着具10は、受電部11、発熱部12、蓄熱部13、温度検知部14及び出力部15を含んで構成されている。
【0010】
耳装着具10の受電部11は、給電装置30から供給される電気を受ける。受電部11は、接点ないし端子で構成してもよく、また、無線給電を実現する部品により構成してもよい。
受電部11は、出力部15の信号を基に給電された電気を得る。より詳細には、受電部11は、後述するように、温度検知部14により検知された発熱部12の温度が予め定められている上限温度である場合に、電気を得ない。また、受電部11は、後述するように、温度検知部14の検知結果及び温度検知部33の検知結果について予め定められている条件を満たす場合に電気を得なくなる。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPatで参照する

関連特許

個人
健康器具
6か月前
個人
短下肢装具
27日前
個人
鼾防止用具
5か月前
個人
脈波測定方法
5か月前
個人
前腕誘導装置
1か月前
個人
白内障治療法
5か月前
個人
嚥下鍛錬装置
1か月前
個人
洗井間専家。
4か月前
個人
バッグ式オムツ
2か月前
個人
歯の修復用材料
1か月前
個人
矯正椅子
2か月前
個人
ホバーアイロン
4か月前
個人
陣痛緩和具
1か月前
個人
車椅子持ち上げ器
5か月前
三生医薬株式会社
錠剤
5か月前
個人
シャンプー
3か月前
個人
哺乳瓶冷まし容器
25日前
個人
湿布連続貼り機。
今日
個人
歯の保護用シール
2か月前
個人
服薬支援装置
5か月前
株式会社大野
骨壷
1か月前
個人
性行為補助具
17日前
株式会社八光
剥離吸引管
2か月前
株式会社結心
手袋
5か月前
株式会社GSユアサ
歩行器
3か月前
個人
歯列矯正用器具
5か月前
株式会社ダリヤ
皮膚化粧料
5か月前
株式会社ニデック
眼科装置
2か月前
個人
高気圧環境装置
2か月前
個人
手指運動ツール
今日
株式会社ニデック
検眼装置
1か月前
個人
シリンダ式歩行補助具
21日前
株式会社松風
口腔用組成物
1か月前
株式会社ファンケル
化粧料
5か月前
個人
形見の製造方法
2か月前
個人
腰用サポーター
5か月前
続きを見る