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公開番号2025117318
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-12
出願番号2024012093
出願日2024-01-30
発明の名称加温具及び温冷具
出願人株式会社ドリームファクトリー
代理人個人,個人
主分類A61F 7/12 20060101AFI20250804BHJP(医学または獣医学;衛生学)
要約【課題】異常発熱の可能性がある蓄電部を備える場合に比べて、ユーザに対する安全性を向上させる。
【解決手段】体の一部を温める加温具10であって、加温具を収容可能な給電装置30から電気を得る取得部11と、取得部11が取得した電気で発熱する発熱部12と、発熱部12の熱を蓄える蓄熱部13と、発熱部12が発熱状態の際の温度を示す信号を給電装置30に出力する出力部15と、を備え、取得部11は、出力部15の信号を基に給電された電気を得るものであり、加温具10は電池を備えていない。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
体の一部を温める加温具であって、
前記加温具を収容可能な給電装置から電気を得る取得部と、
前記取得部が取得した電気で発熱する発熱部と、
前記発熱部の熱を蓄える蓄熱部と、
前記発熱部が発熱状態の際の温度を示す信号を前記給電装置に出力する出力部と、
を備え、
前記取得部は、前記出力部の信号を基に給電された電気を得るものであり、
前記加温具は電池を備えていない、
加温具。
続きを表示(約 990 文字)【請求項2】
前記蓄熱部は、金属部材、石又は密封された生理食塩水である、
ことを特徴とする請求項1に記載の加温具。
【請求項3】
前記蓄熱部は、前記加温具の表面を形成する複数のケースにより形成される空間に収容され、
前記複数のケースのうち、前記取得部及び前記出力部の少なくともいずれか一方を有する一のケースに前記蓄熱部が設けられ、他のケースに当該蓄熱部が設けられていない、
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の加温具。
【請求項4】
前記蓄熱部は、前記加温具の表面を形成する複数のケースにより形成される空間に収容され、
前記複数のケースのうち、前記取得部及び前記出力部の少なくともいずれか一方を有する一のケースに前記蓄熱部の一部が設けられ、他のケースに当該蓄熱部の他部が設けられている、
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の加温具。
【請求項5】
前記出力部により出力される前記信号は、発熱した前記発熱部の温度を示す信号であり、
前記取得部は、前記信号により示される前記発熱部の温度が予め定められている上限温度である場合に、電気を得ない、
ことを特徴とする請求項1に記載の加温具。
【請求項6】
前記取得部は、前記給電装置が有する第1接続部と電気接続する第1接部を含み、
前記出力部は、前記給電装置が有する第2接続部と電気接続する第2接部を含み、
前記加温具は、前記第1接部の前記第1接続部に対する位置決め及び/又は前記第2接部の前記第2接続部に対する位置決めを行うための磁石をさらに備える、
ことを特徴とする請求項1に記載の加温具。
【請求項7】
体の一部を接触して用いられる温冷具であって、
前記温冷具を収容可能な給電装置から電気を得る取得部と、
前記取得部が取得した電気で発熱又は吸熱する温度変更部と、
前記温度変更部による熱を蓄える蓄熱部と、
前記温度変更部による温度を示す信号を前記給電装置に出力する出力部と、
を備え、
前記取得部は、前記出力部の信号を基に給電された電気を得るものであり、
前記温冷具は電池を備えていない、
温冷具。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、加温具及び温冷具に関するものである。
続きを表示(約 2,600 文字)【背景技術】
【0002】
耳の周りにつぼやリンパ節が集まっているため、耳を温めてリラックス効果を与える装置が従来から知られている。
例えば、特許文献1には、耳穴温度調節具は、耳穴に挿入される耳穴挿入部と温度調節部とを備え、耳穴挿入部の蓄熱部は、断面が円形状であり、断面の直径が耳穴に挿入可能な寸法の蓄熱材で形成し、温度調節部は、耳穴挿入部の蓄熱部を加熱又は冷却する構成が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2014-076159号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ここで、通電による発熱で耳を温める器具において、発熱に用いる電気を内部に蓄える場合、ユーザの耳を温めているときに蓄えた電気により異常発熱すると、ユーザに対する安全性の面で懸念がある。
本発明の目的は、異常発熱の可能性がある蓄電部を備える場合に比べて、ユーザに対する安全性を向上させることにある。
【課題を解決するための手段】
【0005】
かかる目的のもと、本発明は、体の一部を温める加温具であって、前記加温具を収容可能な給電装置から電気を得る取得部と、前記取得部が取得した電気で発熱する発熱部と、前記発熱部の熱を蓄える蓄熱部と、前記発熱部が発熱状態の際の温度を示す信号を前記給電装置に出力する出力部と、を備え、前記取得部は、前記出力部の信号を基に給電された電気を得るものであり、前記加温具は電池を備えていない。
ここで、前記蓄熱部は、金属部材、石又は密封された生理食塩水である、ようにすることができる。また、前記蓄熱部は、前記加温具の表面を形成する複数のケースにより形成される空間に収容され、前記複数のケースのうち、前記取得部及び前記出力部の少なくともいずれか一方を有する一のケースに前記蓄熱部が設けられ、他のケースに当該蓄熱部が設けられていない、ようにすることができる。さらに、前記蓄熱部は、前記加温具の表面を形成する複数のケースにより形成される空間に収容され、前記複数のケースのうち、前記取得部及び前記出力部の少なくともいずれか一方を有する一のケースに前記蓄熱部の一部が設けられ、他のケースに当該蓄熱部の他部が設けられている、ようにすることができる。
また、前記出力部により出力される前記信号は、発熱した前記発熱部の温度を示す信号であり、前記取得部は、前記信号により示される前記発熱部の温度が予め定められている上限温度である場合に、電気を得ない、ようにすることができる。さらに、前記取得部は、前記給電装置が有する第1接続部と電気接続する第1接部を含み、前記出力部は、前記給電装置が有する第2接続部と電気接続する第2接部を含み、前記加温具は、前記第1接部の前記第1接続部に対する位置決め及び/又は前記第2接部の前記第2接続部に対する位置決めを行うための磁石をさらに備える、ようにすることができる。
本発明は、体の一部を接触して用いられる温冷具であって、前記温冷具を収容可能な給電装置から電気を得る取得部と、前記取得部が取得した電気で発熱又は吸熱する温度変更部と、前記温度変更部による熱を蓄える蓄熱部と、前記温度変更部による温度を示す信号を前記給電装置に出力する出力部と、を備え、前記取得部は、前記出力部の信号を基に給電された電気を得るものであり、前記温冷具は電池を備えていない。
【発明の効果】
【0006】
本発明によれば、異常発熱の可能性がある蓄電部を備える場合に比べて、ユーザに対する安全性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
本実施の形態に係る耳加温装置の機能構成例を説明するブロック図である。
耳装着具の形態例を説明する図であり、(a)は斜視図、(b)は正面図、(c)は底面図である。
給電装置の形態例が閉じた状態を示す図であり、(a)は斜視図、(b)は背面図である。
給電装置の形態例が開いた状態を示す図であり、(a)は斜視図、(b)は平面図である。
一組の耳装着具を収容した給電装置を開いた状態で示す斜視図である。
耳装着具の内部構成例を説明する断面図である。
耳装着具の内部構成例を説明する断面図であり、(a)は一例、(b)は他の例、(c)は別の例である。
ヒータ加熱時の耳装着具の表面温度の上昇を示すグラフであり、縦軸は、耳装着具の表面温度(H)、横軸は経過時間(T)である。
通電により発熱するヒータへの通電を制御するフローチャートである。
他の実施の形態に係る耳加温装置の機能構成例を説明するブロック図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下、添付図面を参照して、本発明の実施の形態について詳細に説明する。
図1は、本実施の形態に係る耳加温装置100の機能構成例を説明するブロック図である。
図1に示すように、本実施の形態に係る耳加温装置100は、耳穴に装着されて耳を温めるための構成を備える。より詳細には、耳加温装置100は、耳装着具10及び給電装置30を含む。耳装着具10と給電装置30とは別体である。
【0009】
まず、耳装着具10の機能構成について説明する。
耳装着具10は、耳穴に装着して耳を温める器具である。より詳細には、耳装着具10は、受電部11、発熱部12、蓄熱部13、温度検知部14及び出力部15を含んで構成されている。
【0010】
耳装着具10の受電部11は、給電装置30から供給される電気を受ける。受電部11は、接点ないし端子で構成してもよく、また、無線給電を実現する部品により構成してもよい。
受電部11は、出力部15の信号を基に給電された電気を得る。より詳細には、受電部11は、後述するように、温度検知部14により検知された発熱部12の温度が予め定められている上限温度である場合に、電気を得ない。また、受電部11は、後述するように、温度検知部14の検知結果及び温度検知部33の検知結果について予め定められている条件を満たす場合に電気を得なくなる。
(【0011】以降は省略されています)

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