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公開番号2025117570
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-12
出願番号2025013293
出願日2025-01-29
発明の名称旅客輸送キャリア及びケーブル輸送設備
出願人シグマ、コンポジット,SIGMA COMPOSITE
代理人個人,個人,個人
主分類B61B 12/00 20060101AFI20250804BHJP(鉄道)
要約【課題】高い安全性を維持しながらより顕著なスピードと空間の感覚を提供するケーブル輸送キャリアを提供する。
【解決手段】旅客を輸送留守ケーブル輸送キャリア2は、架空ケーブルに取り付けられるコネクタを備える。フレームはコネクタに固定され、外部への恒久的な開口部を規定する。アンカーポイント8が設けられ、安全コネクタを有する安全ハーネスを装備した人を取り付けるように設計される。アンカーポイント8はブロック状態とフリー状態とを規定する。ブロック状態では安全コネクタはアンカーポイント8から離れることができない。フリー状態では安全コネクタはアンカーポイント8から離れることができる。ロックデバイスはロック状態とロック解除状態とを示す。ロック状態ではロックデバイスはアンカーポイント8をブロック状態に維持する。ロック解除状態ではロックデバイスはアンカーポイント8をブロック状態とフリー状態との間で切り替えられる。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
少なくとも1つの架空ケーブル(3)に取り付けられるように設計された、コネクタと、
前記コネクタに固定され、外部への少なくとも1つの恒久的な開口部(A)を規定する、フレームと、
安全コネクタ(9)を有する安全ハーネスを装備した人を取り付けるように設計された、少なくとも1つのアンカーポイント(8)と、
ロック状態及びロック解除状態を示す、ロックデバイス、
を備え、
前記アンカーポイント(8)は、ブロック状態及びフリー状態を規定し、
前記ブロック状態において、前記安全コネクタ(9)は、前記アンカーポイント(8)から離れることができず、
前記フリー状態において、前記安全コネクタ(9)は、前記アンカーポイント(8)から離れることができ、
前記ロック状態において、前記ロックデバイスは、前記アンカーポイント(8)を前記ブロック状態に維持し、
前記ロック解除状態において、前記ロックデバイスは、前記アンカーポイント(8)が前記ブロック状態と前記フリー状態とを切り替えられるようにする、
旅客を輸送する、ケーブル輸送キャリア。
続きを表示(約 1,900 文字)【請求項2】
前記フレームにはアクセス開口部(2d)から延びる少なくとも1つのレール(10)が設けられ、
前記レール(10)は、前記アンカーポイント(8)の一部を形成し、
シャッタ(11)は、開位置と閉位置とを移動可能に取り付けられ、
前記閉位置にある前記シャッタ(11)は、前記安全コネクタ(9)の動きを制限し、前記シャッタ(11)の前記閉位置は、前記アンカーポイント(8)の前記ブロック状態に対応し、
前記シャッタ(11)の前記開位置は、前記レール(10)に沿って前記安全コネクタ(9)が自由に動くことを可能にする、
請求項1に記載のケーブル輸送キャリア。
【請求項3】
前記レール(10)は、前記フレームの天井(2b)に取り付けられる、
請求項1に記載のケーブル輸送キャリア。
【請求項4】
出入口位置と輸送位置との間を移動可能に設置された、少なくとも1つのドア(12)、
を備え、
前記出入口位置において、前記ドア(12)は、旅客が前記フレームに乗ること、及び、前記フレームから降りることを可能とし、
前記輸送位置において、前記ドア(12)は、前記ロックデバイスが前記ロック状態からずれることを防止する、
請求項1に記載のケーブル輸送キャリア。
【請求項5】
前記フレームには、出入口位置と輸送位置との間を移動可能に設置された少なくとも1つのドア(12)が設けられ、
前記出入口位置において、前記ドア(12)は、旅客が前記フレームに乗ること、及び、前記フレームから降りることを可能とし、
前記ロック解除状態において、前記ロックデバイスは、前記出入口位置から前記輸送位置へと前記ドア(12)が動くことを防止する、
請求項1に記載のケーブル輸送キャリア。
【請求項6】
前記ロックデバイスは、ロック解除位置とロック位置とを移動可能に取り付けられた、レバー(13)、
を備え、
前記ロック位置において、前記レバー(13)は、前記ドア(12)が前記輸送位置に到達することを防止し、
前記レバー(13)の前記ロック位置は、前記ロックデバイスの前記ロック位置に対応し、
前記レバー(13)の前記ロック解除位置は、前記ロックデバイスの前記ロック解除位置に対応する、
請求項1に記載のケーブル輸送キャリア。
【請求項7】
前記コネクタは、少なくとも1つの牽引ケーブルにグリップが取り付けられる取り付け位置、及び、前記少なくとも1つの牽引ケーブルから前記グリップが離される取り外し位置、を示す取り外し可能なコネクタであり、
前記少なくとも1つのアンカーポイント(8)は、前記取り外し可能なコネクタと前記少なくとも1つの牽引ケーブルとの取り付けを許可又は防止するように構成された警告デバイス(14)に機能的に接続され、
前記アンカーポイント(8)が前記フリー状態である場合、前記警告デバイス(14)は、前記取り外し可能なコネクタと前記少なくとも1つの牽引ケーブルとの取り付けを可能にする、
請求項1に記載のケーブル輸送キャリア。
【請求項8】
請求項1に記載のケーブル輸送キャリアと、
第1長さを有するランヤードを備える、安全ハーネスと、
を備え、
前記ランヤードは、前記フレームの中央位置に取り付けられ、
前記第1長さは、前記アンカーポイントと、前記少なくとも1つの恒久的な開口(A)のそれぞれの恒久的な開口部(A)と、の間の距離よりも短い、
輸送アセンブリ。
【請求項9】
前記第1長さは、前記アンカーポイント(8)と、前記少なくとも1つの恒久的な開口部(A)のそれぞれの開口部(A)と、の間の距離よりも少なくとも1メートル短い、
請求項8に記載の輸送アセンブリ。
【請求項10】
それぞれにブルホイールが設けられた、少なくとも2つのターミナル(5)と、
少なくとも1つの搬送ケーブル及び前記ブルホイールに連動して動作する少なくとも1つの牽引ケーブルが設けられた、少なくとも1つの架空ケーブル(3)と、
前記少なくとも1つの搬送ケーブルを動かすために、前記少なくとも1つのブルホイールを回転駆動するモータと、
請求項8に記載の少なくとも1つのアセンブリと、
を備え、
人を輸送する、ケーブル輸送設備(1)。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、旅客輸送キャリア、輸送アセンブリ及び旅客輸送キャリアアセンブリを含む旅客輸送キャリア設備に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)【背景技術】
【0002】
従来の方法では、ケーブル輸送設備は、キャリア車両が取り付けられた搬送ケーブルによって互いに接続した2つの終端駅から構成される。ケーブルは、複数の駅間で旅客を輸送することを可能とするように動作する。最適安全条件の下でより効率的な輸送を実現するために、取り外し可能なグリップで牽引ケーブルに取り付けられたゴンドラを使用することが一般的であり、これによって積み込み及び積み下ろしを低速で実現し、移動をより高速で実行することが可能となる。最適な快適性を得るために、ゴンドラは、外部状況から保護され、途中で積み込み/積み下ろしドアを開けられないようにすることで安全性が確保されている。より多くの乗客の満足度を高めるために、ゴンドラの車両を暖房付きにすることで、移動中の快適性を高めることができる。ゴンドラは、ほとんど開口部のない密閉空間を規定し、ユーザを制限され制御された空間にとどめる。
【0003】
一方、一部の人々は、強い感覚を経験しようとしている。後者は、ジップラインを使用してケーブルに沿って高速で滑り降りる。そのスピード感は、顔に当たる風と、体の下を走る地面を観察することを可能にすることで強調される。ほぼ同様の条件において、ゴンドラは、フェアリングのために特にそのような感覚をもたらさない。
【0004】
フェアリングが提供されていない整備車両は、フェアリングが実質的に存在しないため、ユーザにさらなる感覚を与える効果があることが観測された。乗客は、より顕著なスピードと空間を体験する。整備車両は、しかしながら、整備車両内及び関連する整備作業中に常に安全な状態を保つように訓練された高度な資格を有する人員専用である。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0005】
本発明の目的の1つは、ケーブル輸送設備の利点を活用し、高い安全性を維持しながらより顕著なスピードと空間の感覚を提供するためのシンプルで効率的な手段を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0006】
この問題は、人を輸送するためのケーブル輸送キャリアによって解決される傾向があり、このキャリアは、
- 少なくとも1つの架空ケーブルに取り付けられるように設計されたコネクタと、
- コネクタに固定され、外部への少なくとも1つの恒久的な開口部を規定するフレームと、
- 安全コネクタを有する安全ハーネスを装備した人を取り付けるように設計されたアンカーポイントと、
を備える。
【0007】
キャリアは、次の点で注目に値する:
- アンカーポイントは、ブロック状態とフリー状態とを規定し、ブロック状態において安全コネクタはアンカーポイントから離れることができず、フリー状態において安全コネクタはアンカーポイントから離れることができ、
- ロック状態とロック解除状態を示すロックデバイスは、ロック状態においてアンカーポイントをブロック状態に維持し、ロック解除状態においてアンカーポイントがブロック状態とフリー状態とを切り替え可能にする。
【0008】
有利な方法では、フレームは、アクセス解放部から延びる少なくとも1つのレールが設けられ、レールは、アンカーポイントの一部を形成する。シャッタは、開位置と閉位置との間を移動可能に取り付けられる。閉位置にあるシャッタは、安全コネクタが移動することを制限し、シャッタの閉位置は、アンカーポイントのブロック状態に対応する。シャッタの開位置は、レールに沿って安全コネクタが自由に移動することを許容する。
【0009】
特定の構成において、レールはフレームの天井に取り付けられる。
【0010】
好ましくは、ケーブル輸送キャリアは、出入口位置と輸送位置とを移動可能に接地された少なくとも1つのドアを備え、出入口位置においてドアは旅客がフレームに乗ること、及び、フレームから降りることを可能にする。輸送位置において、ドアは、ロックデバイスがロック状態からずれることを防止する。
(【0011】以降は省略されています)

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