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公開番号
2025117649
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-13
出願番号
2024012490
出願日
2024-01-31
発明の名称
検出装置
出願人
株式会社Magnolia White
代理人
弁理士法人酒井国際特許事務所
主分類
C12M
1/00 20060101AFI20250805BHJP(生化学;ビール;酒精;ぶどう酒;酢;微生物学;酵素学;突然変異または遺伝子工学)
要約
【課題】より高精度に色を識別できる検出装置を提供する。
【解決手段】検出装置は、それぞれ異なる色の光SP1,SP2,SP3,SP4を発する光を発する複数種類の光源が設けられた発光部10と、複数の光センサが二次元的に配置された受光部20と、を備え、複数種類の光源がそれぞれ異なるタイミングで点灯して複数の光センサによって都度検出される検出処理が行われ、検出処理で点灯する光源が、発光部10からの光を照射される培地CMに応じて変更可能に設けられる。
【選択図】図2
特許請求の範囲
【請求項1】
それぞれ異なる色の光を発する複数種類の光源が設けられた発光部と、
複数の光センサが二次元的に配置された受光部と、を備え、
前記複数種類の光源がそれぞれ異なるタイミングで点灯して前記複数の光センサによって都度検出される検出処理が行われ、
前記検出処理で点灯する光源が、前記発光部からの光を照射される被検出体に応じて変更可能に設けられる、
検出装置。
続きを表示(約 760 文字)
【請求項2】
前記検出処理が、所定の周期時間毎に複数回行われる、
請求項1に記載の検出装置。
【請求項3】
培地が設けられた前記被検出体にコロニーが発生した場合の前記光センサによる光の検出結果に対応した第1データが記憶された記憶部と、
前記第1データに基づいて、前記検出処理で得られた前記光センサの出力が前記コロニーの発生を示すかを判定する制御部と、を備える、
請求項1又は2に記載の検出装置。
【請求項4】
前記複数種類の光源は、
赤色の光を発する光源と、
緑色の光を発する光源と、
青色の光を発する光源と、
赤色、緑色及び青色とは異なる色の光を発する1つ以上の光源と、を含む、
請求項1又は2に記載の検出装置。
【請求項5】
前記1つ以上の光源は、シアンの光を発する光源、マゼンタの光を発する光源及び黄色の光を発する光源のうち1つ以上を含む、
請求項4に記載の検出装置。
【請求項6】
前記記憶部は、前記発光部からの光を照射される被検出体と、前記複数種類の光源のうち点灯される光源と、の関係を示す第2データを記憶し、
前記発光部からの光を照射される被検出体に応じて前記検出処理で点灯する光源が、前記第2データに基づいて決定される、
請求項3に記載の検出装置。
【請求項7】
前記第1データは、前記検出処理で得られた前記光センサの出力が前記コロニーの発生を示す場合に生じ得る出力の範囲を示し、
前記制御部は、前記検出処理で得られた前記光センサの出力が前記範囲内である場合に前記コロニーが発生したと判定する、
請求項3に記載の検出装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示は、検出装置に関する。
続きを表示(約 1,800 文字)
【背景技術】
【0002】
発色酵素基質を用いた培地で生じた色の変化に基づいて培地に発生した菌等のコロニーを検出する検出装置が知られている(例えば特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2001-252093号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
培地の色を検出するため、培地に白色光を照射し、培地からの反射光をRGBの光学フィルタで3色に分けて検出して統合することでRGBカラーの色成分を得ることが行われている。このようなRGBの光学フィルタを用いる方法では、赤(R)の色成分、緑(G)の色成分、青(B)の色成分の各々の検出強度のボトムとピークが個別の波長帯で現れる傾向があるが、ボトムとピークとの間の中間的な検出強度については、複数色で重なることもある。このような中間的な検出強度の重なりが生じる波長帯では、当該波長帯内で生じている特定の波長に対応する色の光のピークによる検出強度と、複数色の中間的な検出強度の重なりによる検出強度との区別が困難であり、色の識別精度を高めることが困難であった。
【0005】
本開示は、上記の課題に鑑みてなされたもので、より高精度に色を識別できる検出装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示の一態様による検出装置は、それぞれ異なる色の光を発する複数種類の光源が設けられた発光部と、複数の光センサが二次元的に配置された受光部と、を備え、前記複数種類の光源がそれぞれ異なるタイミングで点灯して前記複数の光センサによって都度検出される検出処理が行われ、前記検出処理で点灯する光源が、前記発光部からの光を照射される被検出体に応じて変更可能に設けられる。
【図面の簡単な説明】
【0007】
図1は、検出装置の主要構成を示すブロック図である。
図2は、検出装置を用いて行われる培地の検出処理の流れを概略的に示す図である。
図3は、培地におけるコロニーの有無による光の吸収率の変化の一例を示すグラフである。
図4は、培地種類-光源対応データの内容の一例を示す表図である。
図5は、コロニー検出特性データの内容の一例を示す表図である。
図6は、検出処理の流れを示すタイムチャートである。
図7は、検出処理に係る処理の流れを示すフローチャートである。
図8は、検出処理の流れを示すフローチャートである。
図9は、被検出体が生じさせる光への影響が反映された光が被検出体を透過した光である場合の検出装置の形態例を示す概略図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
以下に、本開示の各実施の形態について、図面を参照しつつ説明する。なお、開示はあくまで一例にすぎず、当業者において、発明の主旨を保っての適宜変更について容易に想到し得るものについては、当然に本開示の範囲に含有されるものである。また、図面は説明をより明確にするため、実際の態様に比べ、各部の幅、厚さ、形状等について模式的に表される場合があるが、あくまで一例であって、本開示の解釈を限定するものではない。また、本明細書と各図において、既出の図に関して前述したものと同様の要素には、同一の符号を付して、詳細な説明を適宜省略することがある。
【0009】
図1は、検出装置1の主要構成を示すブロック図である。検出装置1は、発光部10と、受光部20と、情報処理部30と、を備える。
【0010】
発光部10には、それぞれ異なる色の光を発する複数種類の光源が設けられる。これによって、発光部10は、光源の種類に対応した色数の光を照射可能に設けられている。図1では、係る複数種類の光源として、第1光源11、第2光源12、第3光源13、・・・、第n光源1nを例示している。nは、光源の種類の数を示す。以下、光源の種類と記載した場合、発光部10から照射可能な光の色数と同義である。例えば、光源の種類が4である場合、発光部10から照射可能な光の色数は4である。nは、4以上の自然数である。
(【0011】以降は省略されています)
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