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公開番号
2025117915
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-13
出願番号
2024012897
出願日
2024-01-31
発明の名称
冷却器溶接方法
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類
B23K
11/00 20060101AFI20250805BHJP(工作機械;他に分類されない金属加工)
要約
【課題】冷却対象物と、冷却対象物の外面に取り付けられ且つ冷却対象物の外面との間に冷却水の流路を形成する流路構成部を有する冷却器とを、冷却器及び冷却対象物に歪みが発生し難いようにシーム溶接できる冷却器溶接方法を提供する。
【解決手段】冷却対象物の外面に取り付けられ、前記外面との間に冷却水の流路を形成する流路構成部を有する冷却器の複数個所を前記外面に仮止めするステップ、前記流路に冷却水を流すステップ、及び前記冷却器の外面に冷却水を供給するステップ、を有する。
【選択図】図3
特許請求の範囲
【請求項1】
冷却対象物の外面に取り付けられ、前記外面との間に冷却水の流路を形成する流路構成部を有する冷却器の複数個所を前記外面に仮止めするステップ、
前記流路に冷却水を流すステップ、及び
前記冷却器の外面に冷却水を供給するステップ、
を有する冷却器溶接方法。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、冷却器溶接方法に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
下記特許文献1には、ワークにシーム溶接を施す際にワークに冷却水を供給する発明が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2003-305575号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、冷却対象物の外面に板状の冷却器の外周部をシーム溶接し、冷却器の内面に形成された流路構成部と冷却対象物の外面との間に冷却水の流路を形成することが可能である。このように冷却対象物の外面に冷却器の外周部をシーム溶接する際に、上記特許文献1のように冷却水を冷却器及び冷却対象物の外面に供給することが考えられる。
【0005】
しかしながらこの冷却方法では、冷却器及び冷却対象物を十分に冷却できない。そのため、この方法により冷却器及び冷却対象物に冷却水を供給した場合は、シーム溶接の完了後に冷却器及び冷却対象物の少なくとも一方に歪みが発生し易い。
【0006】
本発明は上記事実を考慮し、冷却対象物と、冷却対象物の外面に取り付けられ且つ冷却対象物の外面との間に冷却水の流路を形成する流路構成部を有する冷却器とを、冷却器及び冷却対象物に歪みが発生し難いようにシーム溶接できる冷却器溶接方法を得ることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0007】
請求項1の冷却器溶接方法は、冷却対象物の外面に取り付けられ、前記外面との間に冷却水の流路を形成する流路構成部を有する冷却器の複数個所を前記外面に仮止めするステップ、前記流路に冷却水を流すステップ、及び前記冷却器の外面に冷却水を供給するステップ、を有する。
【0008】
請求項1の冷却器溶接方法は、冷却対象物の外面に取り付けられ、冷却対象物の外面との間に冷却水の流路を形成する流路構成部を有する冷却器の複数個所を外面に仮止めするステップと、流路に冷却水を流すステップを有する。流路に供給された冷却水によって、冷却対象物の外面及び冷却器の流路構成部が冷却される。さらに流路に供給された冷却水の一部が、冷却器の冷却対象物の外面に仮止めされていない箇所と冷却対象物の外面との間から冷却器の外周側に流れて冷却対象物を冷却する。さらに請求項1の冷却器溶接方法は、冷却器の外面に冷却水を供給するステップを有する。この冷却水によって、冷却器の外面及び冷却対象物の外面が冷却される。従って、請求項1の冷却器溶接方法は、冷却対象物と、冷却対象物の外面に取り付けられ且つ冷却対象物の外面との間に冷却水の流路を形成する流路構成部を有する冷却器とを、冷却器及び冷却対象物に歪みが発生し難いようにシーム溶接できる。
【発明の効果】
【0009】
以上説明したように、本発明に係る冷却器溶接方法は、冷却対象物と、冷却対象物の外面に取り付けられ且つ冷却対象物の外面との間に冷却水の流路を形成する流路構成部を有する冷却器とを、冷却器及び冷却対象物に歪みが発生し難いようにシーム溶接できる、という優れた効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【0010】
実施形態に係る冷却器溶接方法が適用されるケース構成部と冷却器の分離状態の斜視図である。
図1の2-2矢線に沿う断面図である。
実施形態に係る冷却器溶接方法を利用しながらケース構成部と冷却器を冷却しながらシーム溶接する様子を示す斜視図である。
【発明を実施するための形態】
(【0011】以降は省略されています)
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