TOP特許意匠商標
特許ウォッチ Twitter
公開番号2025117951
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-13
出願番号2024012963
出願日2024-01-31
発明の名称収容装置
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人個人
主分類B60L 53/80 20190101AFI20250805BHJP(車両一般)
要約【課題】バッテリとの連結部分に加わる応力の集中を抑制することが可能な収容装置を提供すること。
【解決手段】本開示にかかる収容装置は、車両に電力を供給する交換式バッテリを収容する収容装置であって、バッテリが収容される収容空間、及び、前端部において収容空間を収容装置の外部に開口する開口部、を有する筐体と、開口部において、収容空間と収容装置の外部との間を開閉可能に設けられた蓋部と、筐体の後端部に設けられ、筐体の収容空間においてバッテリのコネクタと連結可能に構成されたコネクタと、蓋部の開閉に連動する第1部材と、第1部材に連動して、筐体の収容空間に収容されたバッテリの側面を押圧する押圧部材と、を備える。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
車両に電力を供給する交換式バッテリを収容する収容装置であって、
前記交換式バッテリが収容される収容空間、及び、前端部において前記収容空間を前記収容装置の外部に開口する開口部、を有する筐体と、
前記開口部において、前記収容空間と前記収容装置の外部との間を開閉可能に設けられた蓋部と、
前記筐体の後端部に設けられ、前記筐体の収容空間において前記交換式バッテリのコネクタと連結可能に構成されたコネクタと、
前記蓋部の開閉に連動する第1部材と、
前記第1部材に連動して、前記筐体の収容空間に収容された前記交換式バッテリの側面を押圧する押圧部材と、
を備えた収容装置。
続きを表示(約 450 文字)【請求項2】
前記第1部材は、前記蓋部が開かれた場合に、前記筐体の収容空間から前記開口部を介して前記筐体の外部に張り出すように設けられ、且つ、前記蓋部が閉じられた場合に、張り出した前記第1部材が前記蓋部によって前記筐体の収容空間に押し込まれるように設けられている、
請求項1に記載の収容装置。
【請求項3】
前記収容装置は、前記蓋部が開かれた場合に前記押圧部材による前記交換式バッテリへの押圧を解消するためのバネをさらに備える、
請求項1に記載の収容装置。
【請求項4】
前記バネは、前記蓋部が閉じられた場合の前記押圧部材による前記交換式バッテリへの押圧方向と逆向きの張力が働くように設けられている、
請求項3に記載の収容装置。
【請求項5】
前記蓋部の内側に、当該蓋部が閉じられた場合に前記筐体の収容空間に収容された前記交換式バッテリの前端部を押圧する第2の押圧部材をさらに備える、
請求項1に記載の収容装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、収容装置に関する。
続きを表示(約 1,600 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、着脱可能な交換式のバッテリが搭載された車両が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-84843号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
交換式バッテリを収容する収容装置の収容空間には、交換式バッテリを出し入れしやすくするための十分な隙間が設けられる必要がある。しかしながら、その場合、収容装置に収容された交換式バッテリが固定されず不安定になるため、外部振動などによって交換式バッテリが揺れてしまい、その結果、交換式バッテリのコネクタと収容装置のコネクタとの間の連結部分に応力が集中してしまう、という課題があった。
【0005】
本開示は、以上の背景に鑑みなされたものであり、交換式バッテリとの連結部分に加わる応力の集中を抑制することが可能な収容装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本開示にかかる収容装置は、車両に電力を供給する交換式バッテリを収容する収容装置であって、前記交換式バッテリが収容される収容空間、及び、前端部において前記収容空間を前記収容装置の外部に開口する開口部、を有する筐体と、前記開口部において、前記収容空間と前記収容装置の外部との間を開閉可能に設けられた蓋部と、前記筐体の後端部に設けられ、前記筐体の収容空間において前記交換式バッテリのコネクタと連結可能に構成されたコネクタと、前記蓋部の開閉に連動する第1部材と、前記第1部材に連動して、前記筐体の収容空間に収容された前記交換式バッテリの側面を押圧する押圧部材と、を備える。この収容装置は、収容空間に交換式バッテリを出し入れしやすくするための十分な隙間が設けられていても、収容空間に収容された交換式バッテリを、蓋部の開閉に連動する押圧部材を用いて固定することができるため、交換式バッテリとの間の連結部分に加わる応力の集中を抑制することができる。
【0007】
前記第1部材は、前記蓋部が開かれた場合に、前記筐体の収容空間から前記開口部を介して前記筐体の外部に張り出すように設けられ、且つ、前記蓋部が閉じられた場合に、張り出した前記第1部材が前記蓋部によって前記筐体の収容空間に押し込まれるように設けられていてもよい。第1部材と蓋部との物理的な接触によって第1部材を蓋部の開閉に連動させることにより、交換式バッテリや収容装置を大型化させることなく、交換式バッテリの着脱作業性を維持しつつ、外部振動によるコネクタへの応力集中を抑制することができる。
【0008】
前記収容装置は、前記蓋部が開かれた場合に前記押圧部材による前記交換式バッテリへの押圧を解消するためのバネをさらに備えていてもよい。簡易な構成で、押圧部材による交換式バッテリの押圧を解消して、収容空間から交換式バッテリを取り出しやすくすることができる。
【0009】
前記バネは、前記蓋部が閉じられた場合の前記押圧部材による前記交換式バッテリへの押圧方向と逆向きの張力が働くように設けられていてもよい。簡易な構成で、押圧部材による交換式バッテリの押圧を解消して、収容空間から交換式バッテリを取り出しやすくすることができる。
【0010】
前記蓋部の内側に、当該蓋部が閉じられた場合に前記筐体の収容空間に収容された前記交換式バッテリの前端部を押圧する第2の押圧部材をさらに備えていてもよい。第2の押圧部材によって、収容空間に収容された交換式バッテリをさらに安定的に固定することができるため、交換式バッテリと収容装置との間の連結部分に加わる応力の集中を抑制することができる。
【発明の効果】
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

関連特許

個人
タイヤレバー
24日前
個人
ホイルのボルト締結
1か月前
個人
ルーフ付きトライク
15日前
日本精機株式会社
表示装置
22日前
日本精機株式会社
表示装置
22日前
日本精機株式会社
表示装置
5日前
個人
車両通過構造物
25日前
日本精機株式会社
表示装置
22日前
個人
乗合路線バスの客室装置
1か月前
個人
円湾曲ホイール及び球体輪
1か月前
個人
音声ガイド、音声サービス
1か月前
株式会社ニフコ
保持装置
1か月前
株式会社豊田自動織機
産業車両
19日前
個人
車載小物入れ兼雨傘収納具
1か月前
株式会社ニフコ
照明装置
3日前
日本精機株式会社
車載表示装置
1か月前
日本無線株式会社
取付金具
1か月前
極東開発工業株式会社
車両
22日前
日本精機株式会社
車両用表示装置
15日前
スズキ株式会社
運転支援装置
4日前
エムケー精工株式会社
車両処理装置
26日前
ヤマハ発動機株式会社
電動車両
1か月前
トヨタ自動車株式会社
制御装置
1か月前
トヨタ自動車株式会社
電動車両
4日前
豊田合成株式会社
下肢保護装置
17日前
豊田合成株式会社
乗員保護装置
5日前
豊田合成株式会社
乗員保護装置
5日前
株式会社クボタ
作業車両
1か月前
トヨタ自動車株式会社
収容装置
10日前
豊田合成株式会社
乗員保護装置
22日前
先進モビリティ株式会社
慣性航法
15日前
トヨタ自動車株式会社
車両
1か月前
住友建機株式会社
燃料タンク
1か月前
ダイハツ工業株式会社
電池搭載構造
4日前
スズキ株式会社
車両前部構造
1か月前
株式会社ミツバ
払拭装置
1か月前
続きを見る