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公開番号2025110574
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-07-29
出願番号2024004476
出願日2024-01-16
発明の名称モータ
出願人トヨタ自動車株式会社
代理人弁理士法人 快友国際特許事務所
主分類H02K 3/50 20060101AFI20250722BHJP(電力の発電,変換,配電)
要約【課題】ハウジングからバスバホルダに作用する保持力を、ステータコアを保持する力としても利用する。
【解決手段】モータは、円筒状のステータコアと、前記ステータコアに配置されたコイルと、前記ステータコアの端面から突出する前記コイルの一端に接続されたバスバと、前記バスバを保持する少なくとも一つのバスバホルダと、前記ステータコアと前記少なくとも一つのバスバホルダを径方向の外側から保持するハウジングとを備えてもよい。前記バスバホルダは、前記コイルの前記一端に対して前記径方向の外側に位置してもよい。前記バスバは、前記バスバホルダから延びる接続部を有してもよい。前記接続部は、前記コイルの前記一端に対して前記径方向の外側から接続されてもよい。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項1】
円筒状のステータコアと、
前記ステータコアに配置されたコイルと、
前記ステータコアの端面から突出する前記コイルの一端に接続されたバスバと、
前記バスバを保持する少なくとも一つのバスバホルダと、
前記ステータコアと前記少なくとも一つのバスバホルダを径方向の外側から保持するハウジングと、
を備え、
前記バスバホルダは、前記コイルの前記一端に対して前記径方向の外側に位置し、
前記バスバは、前記バスバホルダから延びる接続部を有し、
前記接続部は、前記コイルの前記一端に対して前記径方向の外側から接続される、
モータ。
続きを表示(約 900 文字)【請求項2】
前記ハウジングは、前記バスバホルダの少なくとも一部を収容する凹部を有し、
前記バスバホルダは、前記凹部内において、前記ハウジングに前記径方向の内側から接触している、請求項1に記載のモータ。
【請求項3】
前記バスバホルダは、前記凹部内において、前記ハウジングに軸方向の少なくとも一方側から接触している、請求項2に記載のモータ。
【請求項4】
前記バスバホルダは、前記凹部内において、前記ハウジングに周方向の少なくとも一方側から接触している、請求項2に記載のモータ。
【請求項5】
前記ハウジングは、前記ステータコア及び前記バスバホルダを締り嵌めによって保持する、請求項4に記載のモータ。
【請求項6】
前記バスバは、周方向に沿って延在する延在部を備え、
前記少なくとも一つのバスバホルダは、前記バスバの前記延在部を保持するとともに、前記ハウジングによって前記径方向の外側から保持された複数のバスバホルダを含む、請求項1に記載のモータ。
【請求項7】
前記複数のバスバホルダは、周方向において等間隔に配置されている、請求項6に記載のモータ。
【請求項8】
前記バスバは、前記モータの外部接続端子と前記コイルの前記一端との間を電気的に接続するバスバである、請求項1に記載のモータ。
【請求項9】
前記モータは、三相モータであり、
前記外部接続端子は、U相外部接続端子、V相外部接続端子、及びW相外部接続端子のいずれかであり、
前記コイルの前記一端は、U相コイル、V相コイル、W相コイルのいずれかの入出力側の一端である、請求項8に記載のモータ。
【請求項10】
前記モータは、三相モータであり、
前記外部接続端子は、中性点外部接続端子であり、
前記コイルの前記一端は、U相コイル、V相コイル、及びW相コイルのいずれかの中性点側の一端である、請求項8に記載のモータ。
(【請求項11】以降は省略されています)

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本明細書が開示する技術は、モータに関する。
続きを表示(約 2,100 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、モータが記載されている。このモータは、コイルが配置されたステータコアと、コイルの一端に接続されたバスバと、バスバを保持するとを備える。バスバホルダは、ステータコアと軸方向において対向するとともに、径方向の外側からハウジングによって保持されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2019-170071号
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記したモータでは、ハウジングからバスバホルダへ、径方向の内側に向けて保持力が作用する。しかしながら、バスバホルダは、ステータコアと軸方向において対向配置されている。そのため、バスバホルダに作用する径方向の保持力が、バスバホルダからステータには伝わり難く、その保持力を、ステータを保持する力として利用することは難しい。本明細書は、ハウジングからバスバホルダに作用する保持力を、ステータコアを保持する力としても利用し得る技術を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0005】
本明細書が開示する技術は、モータに具現化される。このモータは、円筒状のステータコアと、前記ステータコアに配置されたコイルと、前記ステータコアの端面から突出する前記コイルの一端に接続されたバスバと、前記バスバを保持する少なくとも一つのバスバホルダと、前記ステータコアと前記少なくとも一つのバスバホルダを径方向の外側から保持するハウジングとを備えてもよい。前記バスバホルダは、前記コイルの前記一端に対して前記径方向の外側に位置してもよい。前記バスバは、前記バスバホルダから延びる接続部を有してもよい。前記接続部は、前記コイルの前記一端に対して前記径方向の外側から接続されてもよい。
【0006】
上記したモータでは、バスバホルダが、径方向において、コイルの一端とハウジングとの間に位置している。そして、バスバホルダから延びるバスバの接続部が、コイルの一端に対して径方向の外側から接続されている。このような構成によると、ハウジングからバスバホルダに作用する径方向の保持力が、バスバとコイルとの接続部分を介して、ステータコアへと伝わりやすい。即ち、ハウジングからバスバホルダに作用する保持力を、ステータコアを保持する力としても利用することができる。これにより、例えばハウジングからステータコアへ直接作用する保持力を、低減させることができる。この場合、ステータコアに生じる応力(即ち、歪)が抑制され、ステータコアにおける磁気的な損失が低減される。
【図面の簡単な説明】
【0007】
実施例1のモータの構成を示す平面図である。
実施例1のモータの回路図を示す。
図1のIII-III線における断面図である。シャフト12及びロータ14は、図示省略されている。
図1のIV-IV線における断面図である。シャフト12及びロータ14は、図示省略されている。
図1のV-V線における断面図である。シャフト12及びロータ14は、図示省略されている。
実施例2のモータの構成を示す回路図である。
実施例2のモータの構成を示す断面図である。
実施例3のモータの構成を示す回路図である。
実施例4のモータの構成を示す平面図である。
実施例5のモータの構成を示す断面図である。
【発明を実施するための形態】
【0008】
本技術における第1の態様では、既述のとおり、モータが、円筒状のステータコアと、前記ステータコアに配置されたコイルと、前記ステータコアの端面から突出する前記コイルの一端に接続されたバスバと、前記バスバを保持する少なくとも一つのバスバホルダと、前記ステータコアと前記少なくとも一つのバスバホルダを径方向の外側から保持するハウジングとを備えてもよい。前記バスバホルダは、前記コイルの前記一端に対して前記径方向の外側に位置してもよい。前記バスバは、前記バスバホルダから延びる接続部を有してもよい。前記接続部は、前記コイルの前記一端に対して前記径方向の外側から接続されてもよい。
【0009】
本技術における第2の態様では、上記の第1の態様に加えて、前記ハウジングは、前記バスバホルダの少なくとも一部を収容する凹部を有してもよい。この場合、前記バスバホルダは、前記凹部内において、前記ハウジングに前記径方向の内側から接触してもよい。このような構成によると、バスバホルダの位置をハウジングの凹部に合わせることで、ハウジングに対するステータコアの位置決めを容易に行うことができる。
【0010】
本技術における第3の態様では、上記の第2の態様に加えて、前記バスバホルダは、前記凹部内において、前記ハウジングに軸方向の少なくとも一方側から接触してもよい。このような構成によると、軸方向に関して、ハウジングに対するステータコアの位置決めを精度よく行うことができる。
(【0011】以降は省略されています)

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