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公開番号
2025116578
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-08
出願番号
2024011077
出願日
2024-01-29
発明の名称
蓄電装置
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
弁理士法人深見特許事務所
主分類
H01M
50/204 20210101AFI20250801BHJP(基本的電気素子)
要約
【課題】開放弁および通気性防水部材を備えた蓄電装置において、通気性防水部材が高温ガスなどから受ける影響が抑制された蓄電装置を提供する。
【解決手段】蓄電装置は、収容ケース2と、収容ケース2内に設けられた蓄電ユニット3と、収容ケース2内に設けられており、収容ケース2内を第1領域20と、第2領域21とに区画する区画壁と、収容ケース2に設けられた開放弁と、収容ケース2に設けられた通気性防水部材6と、を備え、蓄電ユニット3は、収容ケース2の外表面のうち第1領域20に設けられており、開放弁および通気性防水部材6は、収容ケース2の外表面のうち第2領域21を規定する部分に設けられている。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
収容ケースと、
前記収容ケース内に設けられた蓄電ユニットと、
前記収容ケース内に設けられており、前記収容ケース内を第1領域と、第2領域とに区画する区画壁と、
前記収容ケースに設けられた開放弁と、
前記収容ケースに設けられた通気性防水部材と、
を備え、
前記蓄電ユニットは、前記収容ケースの外表面のうち前記第1領域に設けられており、
前記開放弁および前記通気性防水部材は、前記収容ケースの外表面のうち前記第2領域を規定する部分に設けられた、蓄電装置。
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【請求項2】
前記第1領域から前記第2領域に向かう方向を配列方向とすると、
前記配列方向において、前記通気性防水部材は、前記開放弁よりも前記配列方向の前方側に位置している、請求項1に記載の蓄電装置。
【請求項3】
前記収容ケースは、前記区画壁に対して前記配列方向の前方側に位置する側壁を含み、
前記通気性防水部材は、前記側壁に設けられた、請求項2に記載に蓄電装置。
【請求項4】
前記第2領域に設けられた電気機器をさらに備え、
前記通気性防水部材は、前記側壁のうち前記電気機器に対して前記配列方向に隣り合う隣接部分に設けられた、請求項3に記載の蓄電装置。
【請求項5】
前記第1領域において前記蓄電ユニットが設けられていない第1隙間空間よりも、前記第2領域において前記電気機器が設けられていない第2隙間空間は広い、請求項4に記載の蓄電装置。
【請求項6】
前記第2領域に設けられた電気機器をさらに備え、
前記通気性防水部材は、前記電気機器に対して前記配列方向の前方に隣り合う隣接部分から離れた部分に設けられた、請求項3に記載の蓄電装置。
【請求項7】
前記区画壁の高さは、前記蓄電ユニットの高さよりも高い、請求項3に記載の蓄電装置。
【請求項8】
前記収容ケースは、前記区画壁が設けられたロアーケースと、前記ロアーケースの上方に配置されたアッパーケースとを含み、
前記開放弁は、前記アッパーケースに設けられた、請求項1から請求項7のいずれかに記載の蓄電装置。
【請求項9】
前記第1領域から前記第2領域に向かう方向を配列方向とし、
前記配列方向と交差する方向を幅方向とすると、
前記蓄電ユニットは、前記幅方向に間隔をあけて配置された第1蓄電モジュールおよび第2蓄電モジュールとを含み、
前記収容ケースは、前記第2領域に対して前記配列方向に位置する側壁と、
前記配列方向に延びると共に、前記第1蓄電モジュールおよび前記第2蓄電モジュールの間を通り、前記側壁に接続された前記接続壁とを含み、
前記接続壁の内部には、中空の中空部が形成されており、
前記通気性防水部材は、前記側壁に設けられると共に、前記中空部と連通するように設けられた、請求項1に記載の蓄電装置。
【請求項10】
前記接続壁には、前記開放弁よりも前記配列方向の前方側に位置する部分に貫通孔が形成された、請求項9に記載の蓄電装置。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本開示に係る蓄電装置に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)
【背景技術】
【0002】
従来から開放弁が設けられた蓄電装置について各種提案されている。特表2022-516519号公報に記載された蓄電装置は、収容ケースと、収容ケース内に配置された複数の蓄電ユニットとを備える。そして、収容ケースの周面には、複数の開放弁が設けられている。開放弁は、収容ケース内の内圧が所定以上となると開弁し、開放弁が開弁することで、収容ケースの内圧を下げることができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特表2022-516519号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
上記の蓄電装置において、開放弁が開弁するタイミングは、たとえば、蓄電ユニットから排出ガスが噴出するようなタイミングである。
【0005】
その一方で、収容ケース内の蓄電ユニットの温度が上昇することで、収容ケース内の内圧が、収容ケース外部の外圧よりも高くなるような場合がある。また、収容ケース内の状態によっては、収容ケース内の内圧が、外圧よりも低くなるような場合がある。
【0006】
そこで、収容ケース内の内圧調整をするために、収容ケースに通気性防水部材を配置することが考えられる。
【0007】
その一方で、上記の特表2022-516519号公報などにおいては、開放弁および通気性防水部材の配置関係について考慮されていない。
【0008】
そのため、開放弁が開弁するようなタイミングにおいて、通気性防水部材が高温ガスに曝されるなどの弊害が生じるおそれがある。
【0009】
本開示は、上記のような課題に鑑みてなされたものであって、その目的は、開放弁および通気性防水部材を備えた蓄電装置において、通気性防水部材が高温ガスなどから受ける影響が抑制された蓄電装置を提供することである。
【課題を解決するための手段】
【0010】
蓄電装置は、収容ケースと、収容ケース内に設けられた蓄電ユニットと、収容ケース内に設けられており、収容ケース内を第1領域と、第2領域とに区画する区画壁と、収容ケースに設けられた開放弁と、収容ケースに設けられた通気性防水部材と、を備え、蓄電ユニットは、収容ケースの外表面のうち第1領域を規定する第1部分に設けられており、開放弁および通気性防水部材は、収容ケースの外表面のうち第2領域を規定する第2部分に設けられた。
(【0011】以降は省略されています)
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