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公開番号
2025117944
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-13
出願番号
2024012956
出願日
2024-01-31
発明の名称
吐出容器
出願人
株式会社吉野工業所
代理人
個人
,
個人
,
個人
,
個人
主分類
B65D
47/24 20060101AFI20250805BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約
【課題】キャップ本体を容器本体の口部から外しても、外気が容器本体内に進入するのを防ぐ。
【解決手段】容器本体11の口部内に嵌合された有底筒状の中栓13と、中栓の内側に収容された弾性変形可能な弁体14と、を備え、中栓の底壁13aには、中栓の内側と容器本体の内側とを連通する連通孔28が形成され、中栓の上端開口部に、径方向の内側に向けて突出し、全周にわたって連続して延びる座面リング26が設けられ、キャップ本体には、下方に向けて突出し、座面リングの内側に挿入されて弁体を押下する押下突部27が設けられ、弁体は、底壁の上面と、押下突部と、により上下方向に挟まれて上下方向に圧縮変形し、座面リングの下面から下方に離れた状態で連通孔を閉塞し、キャップ本体を口部から外したときに、弁体が復元変形して、座面リングの下面に当接し、中栓の上端開口部を閉塞する。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
内容液が収容される容器本体と、
前記容器本体の口部に着脱可能に装着され、内容液の吐出孔が形成されたキャップ本体と、
前記容器本体の口部内に嵌合された有底筒状の中栓と、
前記中栓の内側に収容された弾性変形可能な弁体と、を備え、
前記中栓の底壁には、前記中栓の内側と前記容器本体の内側とを連通する連通孔が形成され、
前記中栓の上端開口部に、径方向の内側に向けて突出し、全周にわたって連続して延びる座面リングが設けられ、
前記キャップ本体には、下方に向けて突出し、前記座面リングの内側に挿入されて前記弁体を押下する押下突部が設けられ、
前記弁体は、前記底壁の上面と、前記押下突部と、により上下方向に挟まれて上下方向に圧縮変形し、前記座面リングの下面から下方に離れた状態で前記連通孔を閉塞し、
前記キャップ本体を前記口部から外したときに、前記弁体が復元変形して、前記座面リングの下面に当接し、前記中栓の上端開口部を閉塞する、吐出容器。
続きを表示(約 150 文字)
【請求項2】
前記容器本体は、
内容液が収容されるとともに内容液の減少に伴い減容変形する内容器と、
前記内容器が内装された外容器と、を備えている、請求項1に記載の吐出容器。
【請求項3】
前記内容液は、湿気硬化性接着剤である、請求項1または2に記載の吐出容器。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、吐出容器に関する。
続きを表示(約 1,500 文字)
【背景技術】
【0002】
従来から、例えば下記特許文献1に示されるような、内容液が収容される容器本体と、容器本体の口部に着脱可能に装着され、内容液の吐出孔が形成されたキャップ本体と、を備えた吐出容器が知られている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2012-245997号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
この種の吐出容器では、内容液が吐出孔内で固化したときに、キャップ本体を容器本体の口部から外し、吐出孔内の固形物を除去する場合がある。この際、容器本体内の内容液が外気に触れることで、例えば固化したり、変質したりする等のおそれがある。
【0005】
本発明は、キャップ本体を容器本体の口部から外しても、外気が容器本体内に進入するのを防ぐことができる吐出容器を提供する。
【課題を解決するための手段】
【0006】
本発明の一態様に係る吐出容器は、内容液が収容される容器本体と、前記容器本体の口部に着脱可能に装着され、内容液の吐出孔が形成されたキャップ本体と、前記容器本体の口部内に嵌合された有底筒状の中栓と、前記中栓の内側に収容された弾性変形可能な弁体と、を備え、前記中栓の底壁には、前記中栓の内側と前記容器本体の内側とを連通する連通孔が形成され、前記中栓の上端開口部に、径方向の内側に向けて突出し、全周にわたって連続して延びる座面リングが設けられ、前記キャップ本体には、下方に向けて突出し、前記座面リングの内側に挿入されて前記弁体を押下する押下突部が設けられ、前記弁体は、前記底壁の上面と、前記押下突部と、により上下方向に挟まれて上下方向に圧縮変形し、前記座面リングの下面から下方に離れた状態で前記連通孔を閉塞し、前記キャップ本体を前記口部から外したときに、前記弁体が復元変形して、前記座面リングの下面に当接し、前記中栓の上端開口部を閉塞する。
【0007】
中栓および弁体を備えているので、内容液の液圧が弁体に及ぼされると、弁体が、押下突部により支持された状態で、上下方向に圧縮変形することにより、中栓の底壁の上面から上方に離れ、連通孔が開放され、容器本体の内容液が、連通孔、中栓の内側および座面リングの内側を通して吐出孔から吐出される。
キャップ本体を容器本体の口部から外すと、押下突部が弁体を解放し、弁体が連通孔を閉塞したまま復元変形し、座面リングの下面に当接し、中栓の上端開口部を閉塞する。これにより、容器本体内の密閉性が保たれ、外気が中栓の上端開口部を通して容器本体内に進入するのを防ぐことができる。
【0008】
前記容器本体は、内容液が収容されるとともに内容液の減少に伴い減容変形する内容器と、前記内容器が内装された外容器と、を備えてもよい。
【0009】
内容器が内容液の減少に伴い減容変形するので、内容液の吐出時に、外気が内容器に進入するのを抑制することが可能になり、内容器の内容液が外気に触れることで、例えば固化したり、変質したりするのを抑制することができる。
前述したように、キャップ本体を容器本体の口部から外しても、内容器の内容液が外気に触れるのを防ぐことが可能になることから、内容器の内容液の品質を確実に保つことができる。
【0010】
前記内容液は、湿気硬化性接着剤であってもよい。
(【0011】以降は省略されています)
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