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公開番号
2025118390
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-13
出願番号
2024013687
出願日
2024-01-31
発明の名称
操出容器
出願人
株式会社吉野工業所
代理人
個人
,
個人
,
個人
主分類
B65D
83/00 20060101AFI20250805BHJP(運搬;包装;貯蔵;薄板状または線条材料の取扱い)
要約
【課題】芯材の廃棄残量を抑えつつ当該芯材の繰り出し、繰り入れを可能な簡易構成の操出容器を提供する。
【解決手段】操出容器1は、芯材を配置可能な中皿7にセンターシャフト8が設けられた操出部材2と、操出部材2が収容されるとともに中皿7の凹部11を軸線方向に摺動可能に案内する凸部12を備えるケース筒3と、ケース筒3に対して回転可能な操作筒4と、操作筒4を一方側への回転による操出部材2の繰り出し、および他方側への回転による繰出部材2の繰り入れを行うように、シャフト8と操作筒4とを螺合させる、第1螺合部5と、操作筒4の一方側への回転によるケース筒3の繰り入れ、および他方側への回転によるケース筒3の繰り出しを行うように、ケース筒3と操作筒4とを螺合させる、第2螺合部6と、を備える。中皿7は、操作筒4を他方側への回転により凸部12が凹部11を押圧したときに芯材を保持するスリット13を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
芯材を配置可能な中皿にセンターシャフトが設けられた操出部材と、
前記操出部材が内部に収容されるとともに前記中皿に設けられた案内凹部を軸線方向に摺動可能に案内する案内凸部を備えるケース筒と、
前記ケース筒に対して軸線の周りに回転可能な操作筒と、
前記操作筒を回転方向一方側に回転させることによって前記操出部材が軸線方向一方側に繰り出される一方で当該操作筒を回転方向他方側に回転させることによって前記繰出部材が軸線方向他方側に繰り入れられるように、前記センターシャフトと前記操作筒とを螺合させる、第1螺合部と、
前記操作筒を回転方向一方側に回転させることによって前記ケース筒が軸線方向他方側に繰り入れられる一方で当該操作筒を回転方向他方側に回転させることによって前記ケース筒が軸線方向一方側に繰り出されるように、前記ケース筒と前記操作筒とを螺合させる、第2螺合部と、を備えており、
前記中皿は、前記操作筒を回転方向他方側に回転させることによって前記ケース筒の前記案内凸部が前記中皿の前記案内凹部を回転方向他方側に押圧したときに前記芯材を保持する、少なくとも1つのスリットを備えている、操出容器。
続きを表示(約 490 文字)
【請求項2】
前記少なくとも1つのスリットは、前記センターシャフトに至るまで延在している、請求項1に記載された操出容器。
【請求項3】
前記操出部材は、前記中皿の配置面に窪みを備える、請求項1に記載された繰出容器。
【請求項4】
前記中皿は、軸線方向の間隔を開けた位置に、軸線方向一方側外周面と、軸線方向他方側外周面とを備えており、前記軸線方向一方側外周面の軸直方向幅は、前記軸線方向他方側外周面の軸直方向幅よりも広くなっている、請求項1に記載された操出容器。
【請求項5】
前記ケース筒の軸線方向一方側端は、前記案内凸部の軸線方向一方側端よりも軸線方向一方側に配置されている、請求項1に記載された操出容器。
【請求項6】
前記少なくとも1つのスリットは、前記センターシャフトの周りで周方向に延在する周方向延在部分と、前記周方向延在部分の回転方向他方側端から前記中皿の外周面に向かって延在するとともに当該中皿の外周面に開放される軸直方向部分とによって形作られている、請求項1~5のいずれか1項に記載された操出容器。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、操出容器に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
従来の操出容器としては、口紅等の芯材を深さのある中皿で保持することによって当該芯材の繰り出しおよび繰り入れを可能としつつ、中皿の内側に残った芯材を取り出すことを目的に、当該芯材を中皿の内側から押し出すものが知られている(例えば、特許文献1参照。)。従来の操出容器によれば、芯材を中皿の内側から押し出すことによって、芯材の廃棄残量を抑えることができる。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2003-192049号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上記従来の操出容器は、中皿の繰り出しおよび繰り入れを行うための回転ノブ(第1の操作筒)の他に、中皿の内側に保持された芯材を押し出すためのスライダーと、当該スライダーを操作するための押出し部材(第2の操作筒)とをさらに設ける必要がある。
【0005】
本発明の目的は、芯材の廃棄残量を抑えつつ当該芯材の繰り出しおよび繰り入れが可能であって、簡易な構成の操出容器を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0006】
(1)本発明に係る、操出容器は、芯材を配置可能な中皿にセンターシャフトが設けられた操出部材と、前記操出部材が内部に収容されるとともに前記中皿に設けられた案内凹部を軸線方向に摺動可能に案内する案内凸部を備えるケース筒と、前記ケース筒に対して軸線の周りに回転可能な操作筒と、前記操作筒を回転方向一方側に回転させることによって前記操出部材が軸線方向一方側に繰り出される一方で当該操作筒を回転方向他方側に回転させることによって前記繰出部材が軸線方向他方側に繰り入れられるように、前記センターシャフトと前記操作筒とを螺合させる、第1螺合部と、前記操作筒を回転方向一方側に回転させることによって前記ケース筒が軸線方向他方側に繰り入れられる一方で当該操作筒を回転方向他方側に回転させることによって前記ケース筒が軸線方向一方側に繰り出されるように、前記ケース筒と前記操作筒とを螺合させる、第2螺合部と、を備えており、前記中皿は、前記操作筒を回転方向他方側に回転させることによって前記ケース筒の前記案内凸部が前記中皿の前記案内凹部を回転方向他方側に押圧したときに前記芯材を保持する、少なくとも1つのスリットを備えている。
【0007】
(2)上記(1)の操出容器において、前記少なくとも1つのスリットは、前記センターシャフトに至るまで延在していることが好ましい。
【0008】
(3)上記(1)または(2)の操出容器において、前記操出部材は、前記中皿の配置面に窪みを備えることが好ましい。
【0009】
(4)上記(1)~(3)のいずれか1つの操出容器において、前記中皿は、軸線方向の間隔を開けた位置に、軸線方向一方側外周面と、軸線方向他方側外周面とを備えており、前記軸線方向一方側外周面の軸直方向幅は、前記軸線方向他方側外周面の軸直方向幅よりも広くなっていることが好ましい。
【0010】
(5)上記(1)~(4)のいずれか1つの操出容器において、前記ケース筒の軸線方向一方側端は、前記案内凸部の軸線方向一方側端よりも軸線方向一方側に配置されていることが好ましい。
(【0011】以降は省略されています)
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