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公開番号2025118365
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-13
出願番号2024013645
出願日2024-01-31
発明の名称ダクト
出願人株式会社イノアックコーポレーション
代理人弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類F24F 13/02 20060101AFI20250805BHJP(加熱;レンジ;換気)
要約【課題】部品点数を削減しつつ、通気路の点検を容易とする。
【解決手段】ダクト5は、第1縁端部10Aを備えるアッパーケース10と、第1縁端部10Aに突き合わされる第2縁端部20Aを備え、アッパーケース10と合体して通気路Sを形成するロアケース20と、アッパーケース10に設けられ、アッパーケース10の側壁12から、ヒンジ部16を介して、延出する扉部18と、ロアケース20に設けられ、扉部18によって塞がれ、通気路Sと外部とを連通する開口部28と、を備える。
【選択図】図3
特許請求の範囲【請求項１】
第１縁端部を備える第１分割体と、
前記第１縁端部に突き合わされる第２縁端部を備え、前記第１分割体と合体して通気路の少なくとも一部を形成する第２分割体と、
前記第１分割体に設けられ、該第１分割体の外縁から、ヒンジ部を介して、延出する扉部と、
前記第２分割体に設けられ、前記扉部によって塞がれ、前記通気路と外部とを連通する開口部と、
を備えるダクト。
続きを表示（約 230 文字）【請求項２】
前記開口部は、前記通気路に取り付けられた取付部品を外部から視認可能な位置に設けられている
請求項１に記載のダクト。
【請求項３】
前記通気路は、通気方向を変える複数の湾曲部を有し、
前記開口部は、前記湾曲部の間を外部から視認可能な位置に設けられている
請求項１に記載のダクト。
【請求項４】
前記扉部には、前記開口部に嵌合する嵌合爪が設けられている
請求項１に記載のダクト。

発明の詳細な説明【技術分野】
【０００１】
本発明は、ダクトに関する。
続きを表示（約 1,100 文字）【背景技術】
【０００２】
特許文献１には、ロアーケースと、アッパーケースと、弁体とを含み、弁体は、上部に設けられた軸部を有し、通気通路を遮断する遮断位置から軸部を中心として回転することで、車室外と排煙通路とを連通する構成とした排煙ダクトが開示されている。
【０００３】
ところで、ダクトでは、部品点数を削減しつつ、通気路の点検を容易とすることが好ましい。
【先行技術文献】
【特許文献】
【０００４】
特開２０２０－１１９６４９号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【０００５】
本発明は、上記事実を考慮し、部品点数を削減しつつ、通気路の点検を容易とすることができるダクトを提供することが目的である。
【課題を解決するための手段】
【０００６】
本発明の第１態様のダクトは、第１縁端部を備える第１分割体と、前記第１縁端部に突き合わされる第２縁端部を備え、前記第１分割体と合体して通気路の少なくとも一部を形成する第２分割体と、前記第１分割体に設けられ、該第１分割体の外縁から、ヒンジ部を介して、延出する扉部と、前記第２分割体に設けられ、前記扉部によって塞がれ、前記通気路と外部とを連通する開口部と、を備える。
【０００７】
本発明の第２態様のダクトでは、本発明の第１態様のダクトであって、前記開口部は、前記通気路に取り付けられた取付部品を外部から視認可能な位置に設けられている。
【０００８】
本発明の第３態様のダクトでは、本発明の第１態様又は第２態様のダクトであって、前記通気路は、通気方向を変える複数の湾曲部を有し、前記開口部は、前記湾曲部の間を外部から視認可能な位置に設けられている。
【０００９】
本発明の第４態様のダクトでは、本発明の第１態様から第３態様のいずれか一態様のダクトであって、前記扉部には、前記開口部に嵌合する嵌合爪が設けられている。
【発明の効果】
【００１０】
本発明の第１態様のダクトでは、第１分割体に設けられ、第１分割体の外縁から、ヒンジ部を介して、延出する扉部と、第２分割体に設けられ、扉部によって塞がれ、通気路と外部とを連通する開口部と、を備えることで、第１分割体と第２分割体とが合体された後に、開口部から、通気路が視認される。そして、通気路の視認した後には、第１分割体に設けられた扉部によって、第２分割体に設けられた開口部が塞がれる。そのため、扉部を別体として形成する場合と比較して、部品点数が削減される。その結果、部品点数を削減しつつ、通気路の点検を容易とすることができる。
（【００１１】以降は省略されています）

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