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公開番号2025113792
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-04
出願番号2024008125
出願日2024-01-23
発明の名称送風装置
出願人三菱電機株式会社
代理人個人
主分類F24F 7/007 20060101AFI20250728BHJP(加熱;レンジ;換気)
要約【課題】専用センサを備えずに別機器のセンサを利用して風量調整が可能な送風装置を得ること。
【解決手段】送風装置10aは、外部機器の起動と連動して風量を変更する送風装置である。送風装置10aは、ファン15と、ファン15を回転させるモータ14と、モータ14の駆動を制御するモータ駆動制御部13と、モータ14を駆動させる電圧が電源30から入力される電源用端子台11と、外部機器の運転時に電圧が入力される外部入力用端子121と、を備える。モータ駆動制御部13は、外部入力用端子121への電圧の入力の有無に基づいてモータ14の回転数を変更して風量の制御を行う。
【選択図】図2
特許請求の範囲【請求項1】
外部機器の起動と連動して風量を変更する送風装置であって、
ファンと、
前記ファンを回転させるモータと、
前記モータの駆動を制御するモータ駆動制御部と、
前記モータを駆動させる電圧が電源から入力される電源用端子台と、
前記外部機器の運転時に電圧が入力される外部入力用端子と、
を備え、
前記モータ駆動制御部は、前記外部入力用端子への電圧の入力の有無に基づいて前記モータの回転数を変更して風量の制御を行うこと、
を特徴とする送風装置。
続きを表示(約 1,200 文字)【請求項2】
前記モータ駆動制御部は、前記外部機器から前記外部入力用端子に電圧が入力された場合に、前記モータの回転数を増加させる制御を行うこと、
を特徴とする請求項1に記載の送風装置。
【請求項3】
前記モータ駆動制御部は、前記モータの回転数を第1の回転数で制御している状態で前記外部機器から前記外部入力用端子に電圧が入力された場合に、前記第1の回転数よりも大きい第2の回転数で前記モータを制御すること、
を特徴とする請求項1に記載の送風装置。
【請求項4】
前記外部機器が、人感センサと、ライトと、前記ライトと前記電源との間に配置されて前記電源から前記ライトへの通電状態を切り替える接点とを備え、前記送風装置が設置された部屋に設置され、前記人感センサで人が検知された場合に前記ライトが点灯する人感センサ付きライトであり、
前記外部入力用端子が、前記接点と電気的に接続され、
前記外部入力用端子には、前記接点がオンとされて前記ライトが点灯する場合に、前記接点に印加された前記電源の電圧が入力されること、
を特徴とする請求項2または3に記載の送風装置。
【請求項5】
前記外部機器が、
発熱を伴って動作する駆動部と、前記駆動部を駆動させる電圧が電源から入力される電源用端子台と、を備え、前記送風装置が設置された部屋に設置された機器であり、
前記外部入力用端子が、前記電源から前記外部機器の前記電源用端子台に電圧を入力する電線と電気的に接続され、
前記外部入力用端子には、前記外部機器の起動時に、前記外部機器の前記電源用端子台に印加される前記電源の電圧が入力されること、
を特徴とする請求項2または3に記載の送風装置。
【請求項6】
外部機器の起動と連動して風量を変更する送風装置であって、
ファンと、
前記ファンを回転させるモータと、
前記モータの駆動を制御するモータ駆動制御部と、
前記モータを駆動させる電圧が電源から入力される電源用端子台と、
前記モータ駆動制御部と電気的に接続された外部接点用端子台と、
を備え、
前記モータ駆動制御部は、前記外部接点用端子台の短絡の有無に基づいて前記モータの回転数を変更して風量の制御を行うこと、
を特徴とする送風装置。
【請求項7】
前記外部機器が、人感センサと、ライトと、前記ライトと前記電源との間に配置されて前記電源から前記ライトへの通電状態を切り替える接点とを備え、前記送風装置が設置された部屋に設置され、前記人感センサで人が検知された場合に前記ライトが点灯する人感センサ付きライトであり、
前記外部接点用端子台は、前記接点に無電圧的に接続され、前記接点がオンになって前記人感センサ付きライトが点灯する場合に短絡すること、
を特徴とする請求項6に記載の送風装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、外部機器の運転と連動して風量を調整可能な送風装置に関する。
続きを表示(約 1,100 文字)【背景技術】
【0002】
建屋内の部屋の必要換気量は、部屋の種類によって異なり、建築基準法等で定義されている。例えば、機械室の必要換気量は、当該機械室に収納されている機器の発熱量に基づいて定められている。また、居室の必要換気量は、当該居室の在室人数に基づいて定められている。
【0003】
機械室では、機器のオンおよびオフによって機器の発熱量が変動する。居室では、在室人数の変動がある。そして、部屋の必要換気量は、部屋の状態によって変化する。このため、建築物のエネルギー消費性能の向上に関する法律では、温度センサまたは二酸化炭素(CO

)センサといったセンサを用いて部屋の状態を確認し、部屋の状態に基づいて換気風量を自動調整することで不要なエネルギー消費を避けることが推奨されている。
【0004】
したがって、送風装置においては、センサなどを用いて周囲の状態を確認し、風量を調整する機能が必要であるといえる。
【0005】
例えば、特許文献1には、送風可能な範囲内にいる人体から放出される熱を検知して人の存在方向の情報を出力する人体センサを備え、人体センサからの出力情報に基づいて風量および送風方向を調整する送風装置が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0006】
特許第2618529号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
しかしながら、上記特許文献1に記載された送風装置は、人体センサから情報を入手して風量を制御する機能を有している。そして、特許文献1に記載された送風装置が有する人体センサは、当該送風装置の専用のセンサであり、仕様が異なる別の機器のセンサを利用することはできない。
【0008】
近年、省エネルギーの推進によりセンサ付きの機器が用いられることが増えている。例えば、ビルのトイレで人感センサ付きのライトを使用することは、一般的となっている。
【0009】
しかしながら、人感センサ付きのライトと人感センサ付きの送風装置とを同一の室内に配置した場合には、役割が同一の複数のセンサを同一室内に配置することとなり、無駄なコストが発生し、また省エネルギーの観点において好ましくない。そして、送風装置では、センサを備えることにより構成および制御が複雑になる、という問題があった。
【0010】
本開示は、上記に鑑みてなされたものであって、専用センサを備えずに別機器のセンサを利用して風量調整が可能な送風装置を得ることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
(【0011】以降は省略されています)

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