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公開番号2025119286
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-14
出願番号2024014087
出願日2024-02-01
発明の名称トナーカートリッジ
出願人ブラザー工業株式会社
代理人個人,個人
主分類G03G 15/08 20060101AFI20250806BHJP(写真;映画;光波以外の波を使用する類似技術;電子写真;ホログラフイ)
要約【課題】メモリ基板をホルダに接着するときに接着剤が所定位置からずれることを抑制する。
【解決手段】トナーカートリッジは、メモリ基板30とホルダ40と備える。電気的接触面32は、基板31の表面31Aに位置し、記憶素子33は、基板31の裏面31Bに位置する。ホルダ40は、裏面31Bと向かい合う第1面41と、凹部42と、リブ43とを有する。第1面41は、裏面31Bから第1距離D1離れて位置する。凹部42は、裏面31Bから第1距離D1よりも大きい第2距離D2離れて位置する底面42Aを有する。リブ43は、凹部42と第1面41の周囲に形成されている。リブ43は、凹部42から所定距離離れ、第1面41から突出する。リブ43は、先端が裏面31Bから離れて位置する。基板31の裏面31Bとホルダ40の底面42Aは、接着剤GLで接着されている。
【選択図】図5
特許請求の範囲【請求項1】
トナーカートリッジであって、
トナーを収容する筐体と、
メモリ基板であって、
表面と、前記表面の反対側の裏面と、を有する基板と、
前記基板の前記表面に位置する電気的接触面と、
前記基板の前記裏面に位置する記憶素子であって、前記トナーカートリッジに関する情報を記憶可能な記憶素子と、を有するメモリ基板と、
前記メモリ基板を保持するホルダであり、前記筐体に取り付けられたホルダであって、
前記裏面と向かい合う第1面であって、前記裏面から第1距離離れて位置する第1面と、
前記第1面から凹む凹部であって、前記裏面から前記第1距離よりも大きい第2距離離れて位置する底面を有する凹部と、
前記凹部および前記第1面の周囲に形成され、前記凹部から所定距離離れて位置し、前記第1面から突出するリブであって、先端が前記裏面から離れて位置するリブと、
前記裏面と接触する支持面と、
前記リブと前記支持面との間に位置し、前記裏面から前記第2距離より大きい第3距離離れて位置する第2面と、を有するホルダと、備え、
前記裏面と前記底面は、接着剤で接着されていることを特徴とするトナーカートリッジ。
続きを表示(約 350 文字)【請求項2】
前記リブは、矩形の枠状に延びていることを特徴とする請求項1に記載のトナーカートリッジ。
【請求項3】
前記凹部は、円筒形の側面を有し、
前記底面は、円形であることを特徴とする請求項1に記載のトナーカートリッジ。
【請求項4】
前記リブは、前記凹部から離れるにつれて、前記第1面から前記厚さ方向に離れるように傾斜する傾斜面を有することを特徴とする請求項1に記載のトナーカートリッジ。
【請求項5】
前記ホルダは、前記第2面に貫通孔を有することを特徴とする請求項1に記載のトナーカートリッジ。
【請求項6】
前記ホルダは、前記リブの一部と重なる位置に貫通孔を有することを特徴とする請求項1に記載のトナーカートリッジ。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、情報を記憶可能なICチップを備えるトナーカートリッジに関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
従来、画像形成装置のカートリッジとして、記憶素子が基板に固定されたメモリ基板と、このメモリ基板を保持するホルダと、を有するものが知られている。この技術では、基板の電気的接触面とは反対側の面が、接着剤によって、ホルダの接着面に接着されている(特許文献1)。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2018-109732号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
ところで、メモリ基板をホルダに接着する工程では、ホルダに接着剤を塗布し、メモリ基板を接着剤に押し付けてメモリ基板とホルダを接着している。この工程において、メモリ基板を接着剤に押し付けたときに、接着剤が所定位置からずれてしまうと、メモリ基板とホルダの接着が不十分になってしまうので、接着剤が所定位置からずれないことが望まれる。
【0005】
そこで、本開示は、メモリ基板をホルダに接着するときに接着剤が所定位置からずれることを抑制することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
前記した課題を解決するためのトナーカートリッジは、トナーを収容する筐体と、メモリ基板と、ホルダと、備える。
メモリ基板は、基板と、電気的接触面と、記憶素子と、を有する。基板は、表面と、表面の反対側の裏面と、を有する。電気的接触面は、基板の表面に位置する。記憶素子は、基板の裏面に位置する。記憶素子は、トナーカートリッジに関する情報を記憶可能である。
ホルダは、メモリ基板を保持する。ホルダは、筐体に取り付けられている。ホルダは、第1面と、凹部と、リブと、支持面と、第2面と、を有する。第1面は、基板の裏面と向かい合う。第1面は、基板の裏面から第1距離離れて位置する。凹部は、第1面から凹む。凹部は、基板の裏面から第1距離よりも大きい第2距離離れて位置する底面を有する。リブは、凹部および第1面の周囲に形成されている。リブは、凹部から所定距離離れて位置し、第1面から突出する。リブは、先端が裏面から離れて位置する。支持面は、基板の裏面と接触する。第2面は、リブと支持面との間に位置する。第2面は、基板の裏面から第2距離より大きい第3距離離れて位置する。
基板の裏面とホルダの底面は、接着剤で接着されている。
【0007】
ホルダの底面は第1面の凹部に形成されており、凹部および第1面の周囲にはリブが形成されているため、メモリ基板をホルダに接着するときに接着剤が所定位置からずれることを抑制することができる。
【0008】
リブは、矩形の枠状に延びていてもよい。
【0009】
リブが矩形の枠状に延びているため、リブ内に接着剤を留めてリブ内に接着剤を満たすことができる。
【0010】
凹部は円筒形の側面を有してもよい。そして、底面は円形であってもよい。
(【0011】以降は省略されています)

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