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公開番号
2025119944
公報種別
公開特許公報(A)
公開日
2025-08-15
出願番号
2024015083
出願日
2024-02-02
発明の名称
車両の冷却構造
出願人
トヨタ自動車株式会社
代理人
弁理士法人太陽国際特許事務所
主分類
B60K
11/04 20060101AFI20250807BHJP(車両一般)
要約
【課題】車両前部の意匠への制約を小さくすることができる車両の冷却構造を得る。
【解決手段】冷却構造10は、車両前端部に設けられた第1吸気開口部30と、車両前端部を除く他の部位に設けられた第2吸気開口部32と、第1吸気開口部30の車両後方側に配置され、空気との熱交換によって冷却されるラジエータ20と、を備える。また、冷却構造10は、第1吸気開口部30とラジエータ20との間に配置され、第1吸気開口部30から導入された空気をラジエータ20に供給する第1ダクト部50と、第1ダクト部50から分岐して設けられ、第2吸気開口部32と第1ダクト部50とを連結し、第2吸気開口部32から導入された空気を第1ダクト部50へ供給する第2ダクト部60と、を備える。
【選択図】図1
特許請求の範囲
【請求項1】
車両前端部に設けられた第1吸気開口部と、
前記車両前端部を除く他の部位に設けられた第2吸気開口部と、
前記第1吸気開口部の車両後方側に配置され、空気との熱交換によって冷却される熱交換器と、
前記第1吸気開口部と前記熱交換器との間に配置され、前記第1吸気開口部から導入された空気を前記熱交換器に供給する第1ダクト部と、
前記第1ダクト部から分岐して設けられ、前記第2吸気開口部と前記第1ダクト部とを連結し、前記第2吸気開口部から導入された空気を前記第1ダクト部へ供給する第2ダクト部と、
を備える車両の冷却構造。
続きを表示(約 520 文字)
【請求項2】
前記第2吸気開口部は、フードの後端部とフロントウインドシールドの間に配置されるカウル部、又は、カウル部に連結された室内空調用ダクトに設けられている、
請求項1に記載の車両の冷却構造。
【請求項3】
前記第2ダクト部は、前記第1ダクト部の車両幅方向の側面に接続されている、
請求項1又は請求項2に記載の車両の冷却構造。
【請求項4】
前記熱交換器の車両後方側に設けられ、前記第1ダクト部を経て前記熱交換器に供給された空気を車両後方に排出するファンと、
前記第2ダクト部に接続される前記第1ダクト部の接続開口を開閉可能に設けられた扉部と、更に有し、
前記扉部は、前記ファンの作動によって、前記第1ダクト部内の圧力が前記第2ダクト部内の圧力に対して負圧になることにより開くように構成されている、
請求項1又は請求項2に記載の車両の冷却構造。
【請求項5】
前記熱交換器の冷却対象は、前記熱交換器と冷媒管を介して連結され、
前記冷却対象は、前記車両に搭載されたバッテリである、
請求項1又は請求項2に記載の車両の冷却構造。
発明の詳細な説明
【技術分野】
【0001】
本発明は、車両の冷却構造に関する。
続きを表示(約 1,400 文字)
【背景技術】
【0002】
特許文献1には、車両の前端部に設けられた第一導入口から空冷式熱交換器に空気を導入する構造が開示されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開2013-107469号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
しかしながら、上記特許文献1に記載された技術では、熱交換器に導入される空気量を確保するために第一導入口の開口面積が大きくなる。この場合、車両端部の意匠への制約が大きいため、改善の余地がある。
【0005】
本発明は上記事実を考慮し、車両前端部の意匠への制約を小さくすることができる車両の冷却構造を得ることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
請求項1に記載の車両の冷却構造は、車両前端部に設けられた第1吸気開口部と、前記車両前端部を除く他の部位に設けられた第2吸気開口部と、前記第1吸気開口部の車両後方側に配置され、空気との熱交換によって冷却される熱交換器と、前記第1吸気開口部と前記熱交換器との間に配置され、前記第1吸気開口部から導入された空気を前記熱交換器に供給する第1ダクト部と、前記第1ダクト部から分岐して設けられ、前記第2吸気開口部と前記第1ダクト部とを連結し、前記第2吸気開口部から導入された空気を前記第1ダクト部へ供給する第2ダクト部とを備えている。
【0007】
請求項1に記載の車両の冷却構造では、例えば車両の走行やファンの作動によって、車両前端部に設けられた第1吸気開口部を通じて第1ダクト部に導入された空気流が冷却風として熱交換器に導かれる。また、車両前端部を除く他の部位に設けられた第2吸気開口部を通じて第2ダクト部に導入された空気流が第1ダクト部に合流し、冷却風として熱交換器に導かれる。この第2ダクト部は、第1ダクト部から分岐して設けられており、第1ダクト部を通じて熱交換器に供給される空気量を増加させることができる。このため、主たる冷却流路の冷却効率を効果的に高めることができ、第1吸気開口部の開口面積を小さくすることが容易になる。これにより、車両前端部の意匠への制約を小さくすることができる。
【0008】
請求項2に記載の車両の冷却構造は、請求項1に記載の構成において、前記第2吸気開口部は、フードの後端部とフロントウインドシールドの間に配置されるカウル部、又は、カウル部に連結された室内空調用ダクトに設けられている。
【0009】
請求項2に記載の車両の冷却構造では、第2吸気開口部は、フードの後端部とフロントウインドシールドの間に配置されるカウル部、又は、カウル部に連結された室内空調用ダクトに設けられている。カウル部や室内空調用ダクトは、従来、車室内に外気を導入するための流路として、既存の車両が備える構成である。このため、例えば、外気導入用の開口部として既存のものを第2吸気開口部として採用することができるため、車体への変更が少なく、容易に実施することができる。
【0010】
請求項3に記載の車両の冷却構造は、請求項1又は請求項2に記載の構成において、前記第2ダクト部は、前記第1ダクト部の車両幅方向の側面に連結されている。
(【0011】以降は省略されています)
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