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公開番号2025120722
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-18
出願番号2024015757
出願日2024-02-05
発明の名称表示装置
出願人日本精機株式会社
代理人
主分類B60K 35/40 20240101AFI20250808BHJP(車両一般)
要約【課題】運転者に前方死角を把握させることができる表示装置を提供する。
【解決手段】表示装置100は、車両1に設けられた反射面2rに向けて特定画像を表す表示光Lを発する表示ユニット3と、車両1に設けられた撮像部4によって車両1の前方風景を撮像することで得られる撮像画像を取得し、取得した撮像画像に基づいて生成した画像を特定画像として表示ユニット3に表示させる制御部5と、を備える。撮像画像は、車両1のフロントガラス2の下端領域に設けられたセラミック形成部2aによって、運転者Uにとって死角となる前方死角Bの像を含む。反射面2rは、セラミック形成部2aに設けられるか、セラミック形成部2aよりも運転者Uの近くに設けられる。表示装置100は、反射面2rで反射した表示光Lによって、運転者Uに、前方死角Bの像を含む特定画像を視認させる。
【選択図】図1
特許請求の範囲【請求項1】
車両に設けられた反射面に向けて特定画像を表す表示光を発する表示ユニットと、
前記車両に設けられた撮像部によって前記車両の前方風景を撮像することで得られる撮像画像を取得し、取得した前記撮像画像に基づいて生成した画像を前記特定画像として前記表示ユニットに表示させる制御部と、を備え、
前記撮像画像は、前記車両のフロントガラスの下端領域に設けられたセラミック形成部によって、前記車両の運転者にとって死角となる前方死角の像を含み、
前記反射面は、前記セラミック形成部に設けられるか、前記セラミック形成部よりも前記運転者の近くに設けられ、
前記反射面で反射した前記表示光によって、前記運転者に、前記前方死角の像を含む前記特定画像を視認させる、
表示装置。
続きを表示(約 450 文字)【請求項2】
前記制御部は、前記撮像画像から前記前方死角の像を切り出した画像を前記特定画像として生成する、
請求項1に記載の表示装置。
【請求項3】
前記制御部は、前記車両から取得した情報に基づいて、前記車両が発進準備状態と駐車準備状態との少なくともいずれかの状態であることを推定した場合に、前記表示ユニットに前記特定画像を表示させる、
請求項1又は2に記載の表示装置。
【請求項4】
前記制御部は、
前記車両が前記発進準備状態であると推定した場合には、第1態様の前記特定画像を前記表示ユニットに表示させ、
前記車両が前記駐車準備状態であると推定した場合には、前記第1態様とは異なる第2態様の前記特定画像を前記表示ユニットに表示させる、
請求項3に記載の表示装置。
【請求項5】
前記第2態様の前記特定画像は、前記車両の向きを前記運転者に把握させる補助画像を含む、
請求項4に記載の表示装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本開示は、表示装置に関する。
続きを表示(約 1,200 文字)【背景技術】
【0002】
特許文献1には、車両のフロントガラスの下端領域に設けられたセラミック形成部(黒色のセラミックが形成された部分)に向けて画像を表す光を発することで、運転者に当該画像を視認させる表示装置が記載されている。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0003】
特開平3-62085号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
この種の表示装置では、フロントガラスにおけるセラミック形成部の範囲によっては、運転者にとっての前方死角が顕著に生じる虞がある。
【0005】
本開示は、上記実情に鑑みてなされたものであり、運転者に前方死角を把握させることができる表示装置を提供することを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するため、本開示に係る表示装置は、
車両に設けられた反射面に向けて特定画像を表す表示光を発する表示ユニットと、
前記車両に設けられた撮像部によって前記車両の前方風景を撮像することで得られる撮像画像を取得し、取得した前記撮像画像に基づいて生成した画像を前記特定画像として前記表示ユニットに表示させる制御部と、を備え、
前記撮像画像は、前記車両のフロントガラスの下端領域に設けられたセラミック形成部によって、前記車両の運転者にとって死角となる前方死角の像を含み、
前記反射面は、前記セラミック形成部に設けられるか、前記セラミック形成部よりも前記運転者の近くに設けられ、
前記反射面で反射した前記表示光によって、前記運転者に、前記前方死角の像を含む前記特定画像を視認させる。
【発明の効果】
【0007】
本開示によれば、運転者に前方死角を把握させることができる。
【図面の簡単な説明】
【0008】
本開示の一実施形態に係る表示装置の構成図。
同上実施形態に係る運転者の視野を表す模式図であって、第1態様の特定画像を説明するための図。
同上実施形態に係る運転者の視野を表す模式図であって、第2態様の特定画像を説明するための図。
同上実施形態に係る表示制御処理のフローチャート。
【発明を実施するための形態】
【0009】
本開示の一実施形態について図面を参照して説明する。
【0010】
本実施形態に係る表示装置100は、図1に示すように、車両1(自動車)のフロントガラス2が有するセラミック形成部2aと、セラミック形成部2aに向けて画像を表す光(以下、表示光L)を発する表示ユニット3と、撮像部4と、制御部5と、を備える。
(【0011】以降は省略されています)

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