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公開番号2025120625
公報種別公開特許公報(A)
公開日2025-08-18
出願番号2024015544
出願日2024-02-05
発明の名称組合せ計量装置
出願人大和製衡株式会社
代理人個人
主分類G01G 19/387 20060101AFI20250808BHJP(測定;試験)
要約【課題】 付着残留なく被計量物を確実に計量コンベヤから排出できるようにする。
【解決手段】 複数台の計量コンベヤを並列配備し、組合せ演算によって選択された計量コンベヤの被計量物を集合用装置へ搬出するよう構成した組合せ計量装置において、計量コンベヤを構成するコンベヤベルトの終端部下方に、ベルト外周面に近接、あるいは、摺接するスクレーパを配備し、コンベヤベルトを正転しての所定の搬出作動がなされた後、計量コンベヤにおける被計量物の残留発生の有無を判別し、残留有りの判別がなされた場合に、コンベヤベルトを逆転制御するよう構成し、逆転制御によっても被計量物の残留状態にあることが判別されると、残留の発生を報知するよう構成してある。
【選択図】 図9
特許請求の範囲【請求項1】
複数台の計量コンベヤを並列配備し、組合せ演算によって選択された計量コンベヤの被計量物を集合用装置へ搬出するよう構成した組合せ計量装置であって、
前記計量コンベヤを構成するコンベヤベルトの終端部下方に、ベルト外周面に近接、あるいは、摺接するスクレーパを配備し、
前記コンベヤベルトを正転しての所定の搬出作動がなされた後、計量コンベヤにおける被計量物の残留発生の有無を判別し、残留有りの判別がなされた場合に、コンベヤベルトを逆転制御するよう構成し、
所定時間の逆転制御によっても被計量物の残留状態にあることが判別されると、残留の発生を報知するよう構成してある、
ことを特徴とする組合せ計量装置。
続きを表示(約 400 文字)【請求項2】
計量コンベヤにおける重量計測結果に基づいて、被計量物の残留発生の有無を判別するよう構成してある、
請求項1に記載の組合せ計量装置。
【請求項3】
複数台の前記計量コンベヤを横一列状に並列配備し、前記集合用装置を、計量コンベヤ群の終端部下方においてコンベヤ並列方向に沿って配備した集合コンベヤで構成してある、
請求項1または2に記載の組合せ計量装置。
【請求項4】
前記計量コンベヤを、被計量物を人為的に供給するものとしてある、
請求項4に記載の組合せ計量装置。
【請求項5】
前記コンベヤベルトを正転しての所定の搬出作動がなされている間の重量計測結果に基づいて、搬出作動中の重量増加の有無を判別し、重量増加が判別された場合に、誤投入の発生を報知するよう構成してある、
請求項4に記載の組合せ計量装置。

発明の詳細な説明【技術分野】
【0001】
本発明は、ベルトコンンベヤからなる複数台の計量コンベアを用いて組合せ計量を行うよう構成した組合せ計量装置に関する。
続きを表示(約 1,300 文字)【背景技術】
【0002】
組合せ計量装置において被計量物を直進搬送する際には、被計量物を載置して振動搬送する直進フィーダが多く用いられているが、粘着性のある煮汁やソースを絡ませた食品のように付着しやすい被計量物を処理する場合、直進フィーダでは円滑な搬送が困難となる。そこで、例えば、特許文献1に示されているように、ベルトコンベヤを用いた物品の搬送が行われることがある。
特開2003-98000号公報
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0003】
付着しやすい被計量物をベルトコンベヤに載置して搬送する場合、搬送終端部からの被計量物の排出を確実に行うために、ベルトコンベヤの終端部下方に、ベルト搬送面に接近、あるいは、摺接するスクレーパを配備し、ベルト搬送面に付着して持ち回されようとする被計量物をスクレーパで掻き落とすことが一般的に行われる。
【0004】
しかしながら、例えば、ナムル用の豆付きモヤシのように、茹で上げられ、味醂等で味付けされた細長く柔軟で、かつ、粘着性のある被計量物を処理する場合、被計量物がスクレーパとベルト搬送面との間に挟み込み残留してしまい、挟み込み残留した分だけ排出量が少なくなってしまうことがある。
【0005】
本発明は、このような点に着目してなされたものであって、挟み込み残留なく被計量物を確実に計量コンベヤから排出して、精度高く組合せ計量することができるようにすることを目的とする。
【課題を解決するための手段】
【0006】
上記目的を達成するために、本発明では次のように構成している。
【0007】
(1)本発明は、複数台の計量コンベヤを並列配備し、組合せ演算によって選択された計量コンベヤの被計量物を集合用装置へ搬出するよう構成した組合せ計量装置であって、
前記計量コンベヤを構成するコンベヤベルトの終端部下方に、ベルト外周面に近接、あるいは、摺接するスクレーパを配備し、前記コンベヤベルトを正転しての所定の搬出作動がなされた後、計量コンベヤにおける被計量物の残留発生の有無を判別し、残留有りの判別がなされた場合に、コンベヤベルトを逆転制御するよう構成し、所定時間の逆転制御によっても被計量物の残留状態にあることが判別されると、残留の発生を報知するよう構成してある。
【0008】
この構成によると、被計量物の排出作動時に、コンベヤベルトに付着して持ち回され、ベルト搬送面とスクレーパとの間に挟み込まれても、コンベヤベルトの逆転によって挟み込みが解除されて落下排出され、計量コンベヤに残留することが抑制される。
【0009】
また、コンベヤベルトの逆転によっても挟み込みが解除されないような事態が発生したとしても、これが報知され、作業者に残留除去処理などを促すことができる。
【0010】
従って、挟み込み残留や付着残留が発生しても、この状態が長く続くことがなく、精度の高い組合せ計量を行うことが可能となる。
(【0011】以降は省略されています)

この特許をJ-PlatPat(特許庁公式サイト)で参照する

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